ruri_bana人生設計


運命式の算出
 大運、年運も出せます
算命学の星
 算命学高尾学館

カウンター





 




算命占科T -2016-




気になるあの人
 昨日のスケート男子NHK杯を見ていて、対照的な滑りをする二人が気になりました。
羽生結弦選手(1994.12.7)

甲戌 辛丁戊 生年中殺

玉堂 天印

丙子

龍高 車騎 禄存

丁卯

天胡 石門 天馳
戌亥天中殺
田中刑事選手(1994.11.22)

甲戌 辛丁戊


鳳閣 天南

乙亥 壬甲 冬の方三位
石門 貫索 車騎

壬子

天将 調舒 天禄
寅卯天中殺
 二人とも半月違いの同級生です。運動選手に不可欠な「車騎星」をしっかり持っています。羽生選手は「龍高・玉堂」の知性の星が陰陽であり、田中選手は「鳳閣・調舒」の表現の星が陰陽であります。
田中選手は演技力を意識した力強さがあり、羽生選手は自然な流れを意識した軽やかさがあります。
 二人の宿命の違いは、エネルギーを表す十二大従星です。羽生選手は「天印星」の可愛らしさと人気、「天馳星」の瞬発力や軽やかさ、そして「天胡星」の感性、芸術性です。
田中選手は「天南星」の度胸の良さ、「天禄星」の安定感、「天将星」の王者の風格がにじみ出ています。どれもが現実の星に対して、羽生選手はどれもが精神性の星です。
 二人の滑りを見ていて、こんなに星が影響しているのは、宿命を上手く消化している証拠だと思いました。それぞれの持っている星を活かして自分らしさを完成されたということでしょう。

日野龍樹選手(1995.2.12)

乙亥 甲壬


石門 天貴

戊寅 丙甲戊

牽牛 鳳閣 貫索

甲戌 辛丁戊 日座中殺
天印 禄存 天禄
申酉天中殺
 日野選手は日座干支が年と日にありますから、やはり特殊な才能につながる選手です。運動選手としての「牽牛星」もあります。彼らと同じように「貫索・石門」の自我の星が陰陽であります。どこか暗い印象を受けるのは、東の「貫索星」のせいかもしれません。東は他人から見える印象ですから、「貫索」の頑固さや頑なな印象が現れているのでしょう。
 また、どこかエキゾチックなのは、お父さんが外国の方だということです。笑顔が作れるようになると、もっとステキになるでしょう。
同級生の三人、これからも楽しみですね。




十二支の相性

 十二支には位相法という法則があります。








































 位相法の「合」する十二支をピックアップしました。解け合って一つになる関係です。
結婚は長〜い人生の始まりですから、現実(体や時間)の相性はとても大切です。何といっても相手の日支に「合」あるのが一番で、月支や年支にあっても、それなりに相性は良いとなります。
さらに、干合があれば"赤い糸で結ばれた"相手といってもおかしくありません。
 相手の日干と自分の日干が「干合」だけでも、かなり強く引き合いますから、相手の十二支と「合」すればかなり縁は深くなります。
 今年、干合になる日干「辛」の人が、日干「丙」の人と出会い、相手の生年月日のどこかに合の十二支があればもう、"運命の人"になってしまいます。
「ビビッときた」というのは、まさに干合の仕業、恋愛にはいいですけど。そのあと結婚に発展するためには、「合」する十二支がないと、、ですね。
 また、「合」とは反対の十二支もあります。

















 「合」が磁石の引き合う関係だとすると、「冲」は反発しあう関係です。恋愛であれば自分に無いものを持った相手は魅力的です。でもお互いに破壊しあう関係では長続きしません。干合で精神的に引き合っても、十二支で反発し合う関係であれば、悲恋になってしまいます。ドラマの中ではよくある話です。
・干合はあるけど合がない … 恋愛向き
・干合はないけど合がある … 結婚向き
相性にはいろいろな角度から見る方法がありますが、最高の相性の人はそうそういるものではありません。




干合について
  前回出てきた「干合」について書いておきます。
「干合」は誰の運勢にも廻ってくる要注意の年になります。また未婚の方にとっては結婚相手との出会いのチャンスにもなります。自分の「日干」と干合する「干」が年に廻ると思わぬ変化が起こります。

 
・日干「」の人は「己」の年… 2009年「己丑」年、2019年「己亥」年
・日干「」の人は「庚」の年… 2010年「庚寅」年、2020年「庚子」年
・日干「」の人は「辛」の年… 2011年「辛卯」年、2021年「辛丑」年
・日干「」の人は「壬」の年… 2012年「壬辰」年、2022年「壬寅」年
・日干「」の人は「癸」の年… 2013年「癸巳」年、2023年「癸卯」年
・日干「」の人は「甲」の年… 2014年「甲午」年、2024年「甲辰」年
・日干「」の人は「乙」の年… 2015年「乙未」年、2025年「乙巳」年
・日干「」の人は「丙」の年… 2016年「丙申」年、2026年「丙午」年
・日干「」の人は「丁」の年… 2017年「丁酉」年、2027年「丁未」年
・日干「」の人は「戊」の年… 2018年「戊戌」年、2028年「戊申」年

 なぜ、一方で要注意になり、一方では出会いになるのか不思議ですよね。それはある特定の「干」が廻ることで「干」同士が引き合い、変化してしまうからなのです。変化した結果、いつもと違う感覚が生まれます。「気の迷い」や「錯覚」「心変わり」など、1年間に限っての要注意なのです。
 また、未婚の方は恋愛モードになり、結婚を意識する1年にもなります。自分が意識することで結婚相手を引き寄せやすくなるのです。今年は日干「辛」の方が年の「丙」と干合して双方が水性に変化ます。
 人間関係においては、「干合 = 結婚」です。お互いの日干同士が「干合」すると精神的な絆が強くなります。ドラマのような純愛に憧れる人も多いと思いますが、結婚は現実でもあり、精神性だけでは成り立ちません。その場合、お互いの十二支の相性が重要になります。
続きは次回に




才能って
 才能というと、特別なものと思う人が多いと思います。辞書によると『物事をうまく成しとげるすぐれた能力。技術・学問・芸能などについての素質や能力』とあります。
 算命的には、星が偏っている、剋線が多い、異常干支があるという場合に、才能が出やすくなります。星図を出したときに、同じ星が多いというのは星が偏っています。人間に星が一つだけだったら、混じり気のない単純で純粋な人になりますが、普通は5種類のうち4〜3種類の星を持っていますから複雑です。陰陽合わせて1種類しかないのは、ある種、特別な人です。例えば「調舒星と鳳閣星の火性のみ」や「龍高と玉堂の水性のみ」などの場合です。その星の世界が一つの塊となって強く発揮されます。陰陽合わせて2種類しかない場合は、星同士が相生になると、考え方の偏りになります。例えば、「禄存星・司禄星」と「車騎星・牽牛星」だけであれば、「土生金」になり土性と金性の世界の通過になります。これが「鳳閣星・調舒星」と「龍高星・玉堂星」の2種類であれば、「水剋火」になり精神の葛藤が生まれます。芸術家タイプです。そのほかにも「金剋木」「火剋金」「木剋土」「土剋水」の剋線があります。これらは才能選手になります。3種類以上の星があっても、生じる星が一つであとは剋線になるともう才能になります。才能は芸術だけではありません。技術やスポーツそして何かに特化していれば生活に役立つ才能になります。
 また、星が5種類すべてあると、大きな運気の落ち込みがなくなり、バランスのとれた人になります。算命的には運のいい人です。才能のある人というのは、運気の波が荒く、日々葛藤との戦いの中で過ごすわけですから、ラクではありません。
生じる星しかない人というのは、葛藤がない分ラクには過ごせますが、特徴も出ません。しかし、宿命に才能がない人も、剋線の大運になると、10年〜20年に渡り意識させられる期間が訪れます。
 才能を伸ばすには、環境づくりがとても大切です。手のかからない普通の子にしてしまうと、せっかくの才能も育ちません。才能に気づいたら、その世界(芸術・学問・スポーツ・技術・芸能などの)に関連した世界に入いってみることです。本でも習い事でも塾でもクラブでも、何でもいいのです。




ニュースの人

 ノーベル医学・生理学賞を受賞された大隅氏はどんな宿命の人なんでしょう。




車騎 天貴

戊丙甲 生月天中殺
鳳閣 石門 鳳閣



天貴 石門 天極
寅卯天中殺
 「生月天中殺」があります。自分自身が不安定になります。不安定なままでは自分の空虚さに囚われてしまいます。大隅氏の場合は研究に没頭することで空虚な自分を埋めていたように思います。
宿命に天中殺があると、その場所の枠が外れて、無限大な広がりが生まれます。自分でも捉えどころが無くなるのです。しかし、空虚になったそこには通常ではあり得ない大きなものを取り込むことが可能にもなるのです。
一般社会では生きずらいとされる宿命天中殺の人も、研究者や芸術家にとっては素晴らしい特殊構造になります。三人に一人の人たちは宿命に何らかの天中殺を持っています。きっと神様は凡人にはなし得ない特殊な構造をある一定の人達に与えたのでしょうか。

 さて、大隅氏は現実世界の場所に「鳳閣星」という明るく大らかで自然体の星が出ています。遊び心をもって楽しんで研究ができたとおっしゃっています。家庭でも仕事でも変わらぬ穏やかさは鳳閣星気質が表れています。
「石門」二つは天中殺にあっている部分です。人との和合性にアンバランスとなるのですが、そこを乗り越えると人気者になったり、自分自身にこだわらずに、社会で人のために燃焼できるエネルギーになります。また「天貴星」二つは、少年期の星です。素直で温順、純粋なものを持ち続けます。いたずら心や勉学心は今も健在なのでしょう。




天中殺

☆天中殺って...
 生年月日からは必ず「天中殺」が表出します。これは十干と十二支の数が合わないことで起きてきます。

「子丑天中殺」グループは北(先祖・目上・父親との縁)が欠けるため、南の明るい方へ向かいます。そのため風流人が多く、自分一代で商売をやるような自由業の人が多くなります。サラリーマン(組織)向きではないのです。
「寅卯天中殺」グループは東(母親・兄弟・友人との縁)が欠けるため、西の攻撃的な性格が現れます。そのため多忙な人生、行動的、働き者が多くなります。守り型で跡継ぎ運、三代目的要素があります。
「申酉天中殺」グループは西(平均的な家庭の形成)が欠けるため、東の未来、仕事へと向かいます。攻めの二代目運となります。政界、財界に多いです。
「午未天中殺」グループは南(子ども縁)が欠けるため、北の理知的な世界へ向かいます。そのため、親との縁は深くなり親の遺産を受け継いだり助けられたりします。家系の流れを終わらせる役目を持っています。
「辰巳天中殺」グループは天上(精神)が欠けるため、中央の現実的な世界を求めます。そのため超現実主義になり、現実的なお金儲けとか、スポーツで体を張るようなことには力を発揮します。自分一代の運です。
「戌亥天中殺」グループは中央(現実)が欠けるため、天上の精神を求めます。そのため、精神的な面を重視した生き方を求めます。ゆえに現実離れしたところがあり、どんな現状にも満足しない、現実逃避の面があります。宗教家、医師、創作関係などに多いです。自分一代運です。

 天中殺をみると自分がどの流れにいるのかが見えてきます。家系の流れをつなぐ役目なのか、家系から外れた一代運なのか、です。子供の天中殺をみて、跡継ぎの子なのか、自由に生きる子なのか判断できます。ただし宿命天中殺がある場合は少し意味が違ってきます。
 また、欠けたところはその人に無い欲望にもなります。




納音と律音


☆宿命に納音または律音がある人...

 「納音」は、十干(精神)が同じで、十二支(時間)が真逆にあるものをいいます。
 子-午 丑-未 寅-申 卯-酉 辰-戌 巳-亥
この納音がある人は分析力にすぐれ、細かい注意力や気遣いがある人です。また手堅く、用心深い面もあります。コーチ、トレーナーとしての能力を発揮します。知人は日月に納音をもっていて、その管理能力は徹底しています。やはり納音ならではの能力と脱帽します。

 「律音」は、同じ干支があることをいいます。同じ干支があることで、迷いやすかったり、人から見て二面性にも見えたりします。当人にとっては正直で自然な行動でしかありません。とくに日干支が絡むと、自分が二人いるようなものだからです。

 後天運(大運・年運)に廻ると、「納音」は、物事に一区切りとなり、「律音」は、物事の分岐点となります。どちらも、60年に一度廻る新たなスタート地点となります。誰の人生にも必ず訪れる運命のターニングポイントです。
今年は「丙申」年ですから、年月日に丙申があれば「律音」になります。丙寅があれば「納音」です。





大半会と三合会局

☆宿命に大半会のある人...
 大半会は宿命の干支の二つが仲良く手をつないでいる状態です。
十二支には特別仲の良い親友が2人づついます。
 「申-子-辰」 「巳-酉-丑」 「寅-午-戌」 「亥-卯-未」

 大半会はグループの中の二つがあり、上の干同士も同じになる場合です。通常の数倍の力を発揮する能力になります。
「年月」にあると、カリスマ的リーダーシップで実行力も大です。
「日月」にあると、自分の考え方への執念と単独行動が得意です。
「日年」にあると、結果を求める行動力が前進力となります。
 いずれにしても、物事を大きく捉える能力や異質なものを融合する能力はすばらしいでしょう。 
 また、十二支グループの三つが揃うと「三合会局」といって、強力な力と器の大きな人になります。このような人は大きな世界で活躍する能力を授かっている人ですから、普通の生活では活かすことができません。
もし、お子さんの宿命にこの3つがあれば、視野の大きな子です。大物になる可能性を持っていますから、親の引いたレールに乗せるのではなく、大きな視点で育てましょう。
 宿命に無くても、後天運(大運や年運)に大半会や三合会局が廻ったときは、冒険や夢が叶うチャンスのときです。前向きに取り組んでください。注意すべき点はその時、気持が負の状態にあると負が大きくなってしまうことです。
今年は「丙申」年ですから、年月日に丙子・丙辰があれば「大半会」になります。
※三合会局を宿命に持った場合、視野が大きいと同時に実行力も持ちます。このような子は子供のころの父親の教えがとても重要になります。父親は子供と遊びながら精神面(道徳)を教えていく役割があり、母親は現実面(しつけ)を教える役割があるのです。父親がいない場合は祖父または信頼のおける男性でもよいのです。
子供は父親から精神を受け継ぎ、母親から肉体をもらうのです。




天剋地冲

☆宿命に天剋地冲のある人...
 天剋地沖は自分の持つ干支同士が反発し合って、ケンカしているような状態です。ケンカするためにはものすごいパワーが必要ですから、その構造があることで常に内面にパワーが生まれます。破壊作用を持つため、イライラしたり派手なケンカをするのも、溜まったパワーの発散のためです。知人の母娘はともに天剋地沖を持っていて、いつも派手にバトルを繰り広げていました。
「年月」にあると、多芸多才で魅力があり、芸能人にも多いです。
「日月」にあると、家庭や自分自身が落ち着きません。
「日年」にあると、荒っぽい性格になり、スポーツ選手に多くなります。
 天剋地沖は内面に激しい葛藤が起こります。芸術的な作品を生み出す能力になったり、カリスマ性を発揮することもあります。実際、人を惹きつける魅力になり、逆境に強いという強運の持ち主であることは違いありません。確かに心安らかに暮らしたいと思うと、少し厄介なものでもあるでしょう。しかし、宿命は個性です。
 いずれにしても、そのパワーを発散できる環境が必要です。仕事で活かす、または趣味やスポーツ、カラオケなど、そのエネルギーを発散できる何かが必要です。
 宿命に無いが後天運(運勢)に天剋地沖が廻った時は、"人生の曲がり角"になります。そして破壊は悪いことばかりではありません。苦しみの多い人生は破壊されることでジ・エンドになるのですから...。
「丙申」の今年は、年月日に庚寅・壬寅があれば「天剋地冲」になります。




五方向とは

 宿命には「五つの方向」があります。
 
 中心はその人の「本質」で心です。は「社会」、母親、そして仕事など外の世界です。西は「家庭」での過ごし方や配偶者の存在です。は物事の始まりとなる「思考」、能力や子どもとの関係です。は父親から受け継ぐものそして、最終的な「精神」の行きつく先です。

石門
鳳閣 禄存 玉堂

龍高
 例えば、北に「石門」=父親からは社交性を受け継ぎ、東の「玉堂」=母親から現実的な知恵を教わります。10歳前後になると中心星「禄存」が大きく占めるようになり、愛情深くやさしい面が出てきます。そして愛情をベースにした東西南北の構図ができあがります。社会人になると中心星「禄存」を中心に、南の星「龍高」と東の星「玉堂」が活動します。「龍高」が示す物事の始まりは好奇心から始まることが多いでしょう。結婚すると西の星「鳳閣」=自由きままにくつろげる家庭です。晩年は北の星「石門」=和合の精神へと落着きます。
それぞれの方向に応じた星が示す意味をヒントにしてみましょう。




占うこと
 人にはさまざまな生き方、人生があります。
どんな生き方でも、その人が選択した結果が人生です。そして人生の節目となる三年くらい前から起こる事に注目してみましょう。気が付いたらいつもはしないことをしている自分、自分の周りが変わり始めているなどの変化が顕著になってきたら、そろそろ人生の曲がり角にきている知らせです。
 その時期は大運が変化する三年前から始まります。大運が変わるというのは、舞台でいう場面が変わることと同じです。これまでの自分の置かれたバックグランドが刷新され、空気が変わります。例えば、仕事が変わる、転勤になる、結婚する、離婚するというような環境が変わる可能性が大なのです。また、自分から変化を仕掛けることもよいのです。

<大運のキーワード>
・大運が貫索星…自分自身に目覚める、自立、自己確立
・大運が石門星…仲間を意識、多彩な人間関係を学ぶ
・大運が鳳閣星…遊び心、楽しい時間を過ごす、表現する
・大運が調舒星…読書や創作、孤独な時間を満喫する
・大運が禄存星…人間愛と奉仕、世の中にお金を回す
・大運が司禄星…家族愛、将来のためのお金を貯める
・大運が車騎星…正義感、仕事、スタンドプレー
・大運が牽牛星…責任感、仕事、チームプレー
・大運が龍高星…放浪、旅行、歩いて見て学ぶ
・大運が玉堂星…学習、伝統、その道の先生から学ぶ

 その大運のキーワードで過ごすことがポイントです。自分を見失った時は自分自身の大運(=人生のテーマ)に焦点をあててみましょう。




恋愛と結婚
 人生に大きな影響を及ぼす恋愛や結婚についてみていきましょう。


西


 算命学の星を東西南北に分け、恋愛は東の星、結婚は西の星になります。

○○
○○

玉堂

○○

この方の場合、東の星は「玉堂」です。そして東の星は本人の恋愛観になります。頭の良い人、知的な人を好きになります。また、そのような人と縁があります。ですから教育や研究サークルなどでは好みの人との出会いも多くなります。さて、あなたの東の星はなんですか?

・貫索は独立独歩の星、誰にも頼らずしっかり自分の足で歩く人
・石門は和合の星、自分を抑え、どんな人とも上手く付き合える人
・鳳閣は大らかな星、みんなの注目を集めるスター的な人
・調舒は芸術の星、孤独の中に他の人とは違う何かを持っている人
・禄存は愛情の星、やさしさの中に親分的な包容力を持った人
・司禄は家庭の星、堅実さと安定感でコツコツと努力する人
・車騎は行動の星、スピーディーな行動力で正義感にあふれた人
・牽牛は名誉の星、責任感がありプライドの高さを誇る人
・龍高は改革の星、好奇心と行動力で幅広い年齢の人と付き合える人
・玉堂は学習の星、常に学ぶ姿勢を持ち、静かで穏やかな人

東の星は恋愛観であり、男女を問わず友人にもなります。また、自分の外の顔にもなります。そして仕事の入り口にもなります。


○○
鳳閣
○○

○○

西の星はその人の結婚観を表しています。そして「鳳閣」が出ていたとします。鳳閣は自由でのんびりとした星ですから、結婚相手にも束縛されることを嫌います。自由で大らかな家庭が理想でもあります。
西の星をみていきましょう。

・貫索はマイペースの星、お互いに自立した友達感覚の夫婦です
・石門は和合の星、家族が平等に協力する共稼ぎ家庭です
・鳳閣は大らかな星、現状の中で楽しみを見出す家庭です
・調舒は芸術の星、孤独を愛する夫婦別室タイプ家庭です
・禄存は愛情の星、家族に対する愛は財力がバロメーターの家庭です
・司禄は家庭の星、質素で無駄をなくしコツコツ蓄財する家庭です
・車騎は行動の星、とにかくじっとすることのない忙しく働く家庭です
・牽牛は名誉の星、エリート意識が高く他人の評価を気にする家庭です
・龍高は改革の星、お互いに自由に好きなことを尊重する家庭です
・玉堂は学習の星、行動は予定通りという管理型の家庭です

 夫婦共に西の星が同じであればピッタリ息の合った夫婦と言えます。恋愛観や家庭観は個人的なものですから、結婚の場合は重視したい価値観になります。自分の西の星が相手の中央にあれば理解し合える相性になります。自分の東と西の星が同じ人は、東で好きになった人がそのまま結婚につながるタイプです。




気になるあの人
 今、注目される小説家・文化人類学者でもある上橋菜穂子さんは「精霊の守り人」シリーズの作者です。今、上橋菜穂子さんの世界にハマってしまいました。

壬寅 丙甲戊
龍高 鳳閣 天禄

丁未 丁乙己 月干守護神 調舒 調舒 天庫

甲寅 丙甲戊

鳳閣 天禄
子丑天中殺
 ウィキペディアによると、上橋菜穂子さんのお父さんは洋画家の上橋薫氏とありました。芸術家の父を持ち、芸術を育む環境に恵まれた上橋菜穂子さんの宿命はまさに小説家の星です。

「調舒」「鳳閣」が合わせて四つあり、表現の星の中に一つだけ創造の星「龍高」があります。前回の安住紳一郎さんとまるで逆パターン(鳳閣一つに龍高4つ)です。
「鳳閣」は、ありのまま、自然体、マスコミというイメージで、「調舒」は、繊細、芸術、個人の感性(文章表現)です。こうした表現力の中に「龍高」の創造性が加わっています。
「鳳閣+龍高」は、芸術の世界、冒険の世界へと向かい、「調舒+龍高」は、向上心が強く、海外へ進出することも可能な組み合わせです。(ちなみに海外でも出版され2014年には国際アンデルセン賞作家賞を受賞されています。)

 上橋さんのファンタジーの世界、血を見る冒険の世界が生まれるのもうなずけます。また、星と環境との一致も大きいといえそうです。同じ宿命でも芸術に無理解な家に生まれたとしたら、すんなりと才能発揮はできなかったかもしれません。
 算命学では15歳までの環境が、その人の一生を左右するといいます。




気になるあの人
 揺るぎない人気を維持するアナウンサーの安住紳一郎さん。
癸丑 己辛癸 年月天剋地沖 鳳閣 龍高 天印
己未 己丁乙
龍高 龍高 天堂
辛未 己丁乙 年日対沖
龍高 天堂
戌亥天中殺
 土生金と生じられる「相生格一点ハカク」です。習得意欲が強く人生の助けも得やすいという格に準じます。一点ハカクは年干の癸水(鳳閣)です。また、「土性地支一気格」にもなります。土性一気格とは、教育方面で能力が発揮されやすく、人を育成するのが上手い人となります。安住さんは、教師を目指し就職先の高校も決まっていた矢先、大学の掲示板でアナウンサーの募集を見て、受けてみようと直感が働いたようです(ウィキペディア)。
 年と月の仕事の場に「天剋地沖」があります。自分のやりたいことに果敢にチャレンジする人、カリスマ性のある人になります。常に内面は戦いの人なのです。また、年と日には対沖があり、私生活においても非常に用心深く、細かく、石橋を叩いて渡る面があります。
 星は「鳳閣」が一つ、「龍高」が四つです。「鳳閣」は太陽、「龍高」は海。広大な海に太陽が輝く美しい光景です。「鳳閣」は表現、自然体、マスコミの世界ですから、TV界の人気者になるのも適職の範疇。外では太陽のごとく明るい安住さんも、私生活となると大海原一色となり、掴みどころがなく、深海のようかもしれません。「龍高」が多い人は大体家では無口です。
「天印」はユーモアがあって人気運があります。「天堂」は慎重で手堅い生き方をする人です。
---
 世の中で活躍する人から学ぶことは、多くが宿命に沿った生き方をしていることです。宿命に優劣はつけられませんが、活かしきれない人も実は多いのです。自分の使命に気づけない人、また、その才能に甘んじてしまう人。やはり努力なしに開運することはありません。また、宿命から外れていってしまうと、元に戻ることが困難にもなります。一番の気づきは閃きや自分の直感を信じることです。そして努力を怠らないことだと思います。




干合のある人
 今、渦中の舛添要一さんですどんな宿命の人なんでしょうか。
生年天中殺  貫索 司禄 天報
癸亥 壬甲 年月の干合 司禄 禄存 天馳
戊午 丁巳 日月干合
玉堂 天将
子丑天中殺
 年と月、月と日の二つの干合(戊と癸で火性に変化)があります。年支の「天報」は変化の激しい星ですが、中殺されているため、さらに激しい変化になります。年は仕事の場です。中殺された「貫索」は自我のコントロールに難が出ます。また「司禄」が中殺されると、自分では気づかぬうちに道をはずしていたりします。
 中心星は「禄存」(奉仕的)ですが、干合すると中心星は「車騎」(行動的)になります。有るときは「禄存」、有るときは「車騎」と、二面性を発揮します。しかし、干合を持つ人はカリスマ性があり、人気やモテるといった意味にもなります。
 晩年の今は、「天将」ですから、人の上に立ち大きな仕事ができるエネルギーを持っています。自分自身の弱点を意識しないと、同じ繰り返しを続けることにもなります。

 もう一人、浅田真央ちゃんです。
庚午 己丁 年年天中殺  玉堂 車騎 天馳
乙酉 年月の干合 鳳閣 龍高 天胡
癸巳 丙庚戊

司禄 天報
午未天中殺
 年月の干合と生年天中殺があります。この場合の干合は日干支が絡んでいませんから二面性はありません。中殺された「玉堂」は親子関係に問題がでます。また中殺された「車騎」は、前進のエネルギーが空回りに終わったり、目的に向かってうまく行動できないジレンマを常に抱えます。そして中殺された「天馳」は小さなことの積み重ねがやがて大きな成果を得るという、成功者のステップでもあります。真央ちゃんは三つの従星すべてが身弱ですが、月干支に並ぶ「鳳閣(表現)」「龍高(創造)」「天胡(感性)」の組み合わせはアーティストとしての才能があります。生年中殺という苦難を乗り超えることで、神様のご褒美が用意されているのです。
年支は両親、仕事の場です。
月支は社会(未来)、そして心の場です。
日支は自分、家庭(配偶者)の場です。




気になるあの人
 NHK「ドラマ10」に出演中の石田ゆり子さん、とっても素敵な女優さんです。ご自分の性格を「頑固、保守的、あまのじゃく」と、分析しています。また、自宅に居ることと、工具類が大好きだそうです。
私生活の石田さんが独身なのは不思議ですね。
1969.10.3生まれ

龍高 天禄
調舒 貫索 貫索
天恍 鳳閣 天禄
 パッと見た特徴の一つに、星が「龍高」「貫索」「調舒」と単独の星ばかりです。こんなに単独の星が多いと、一人でいる方が性に合い、なかなか結婚する気になれません。
 「貫索」二つは、用心深く人生を積み上げていく、自立・独立の人です。「調舒」が左にあると、家庭では一人でいたいタイプです。「龍高」もわが道を行くタイプで、束縛されるのがキライです。
 唯一、集団の星「鳳閣」も自由気ままな星ですから、なかなか捕まらないのもうなずけます。とは言っても、今年の石田さんは「牽牛」が廻り、夫星の年ですからイイ縁があるかもしれません。
 もう一つの特徴は、「天禄」が二つあります。これは職人の星です。工具が好きなのもこんなところからきているのかもしれませんね。
 また、晩年に「天恍」のある人は、年齢よりも若く見えて老け込まないという星です。老いても恋をするような華やかさがあります。




星の役割
 5つの本能から生まれた10種類の星のうち、宿命には5つの星が出ます。5つの星のうち2個以上、同じ本能から生まれた星があると、その星の役割が大きくなります。

石門

鳳閣
禄存
玉堂

龍高
 この人は、玉堂+龍高の習得の星が2個で知識欲、知的好奇心が強く、不思議な創造世界を持つ人になります。しかし攻撃の星が無いので行動力には今一歩でしょう。
貫索+貫索 用心深く人生を積み上げていく、自立・独立の人
貫索+石門 利己的(リーダー性)が強まり、時代の変化を掴む人
石門+石門 集団にいながら、一人行動したい、風変りな人
鳳閣+鳳閣 繊細な感性が生まれ、淡々としたペースで進む人
鳳閣+調舒 大らかさが全面に、繊細さは内面に、協調性もある人
調舒+調舒 芸術や宗教の世界で才能発揮、物事の真理を求める旅人
禄存+禄存 行動がマイペース、真面目な単独行動の人
禄存+司禄 人と人との間で利を生む、仲介能力のある人
司禄+司禄 非常に現実的になり、自分の心を人に見せない人
車騎+車騎 計算された行動力、繊細な面を持つ人
車騎+牽牛 行動する前に自制する傾向、忍耐強く孤独にも強い人
牽牛+牽牛 攻撃力が高まり、無謀な行動になる恐れもある人
龍高+龍高 一生一業、究極のスぺシャリスト
龍高+玉堂 知識欲、知的好奇心が強く不思議な創造世界を持つ人
玉堂+玉堂 思うこと(知性)と行動が伴い、現実的な人
 星が3個以上になると、違う意味合いも出てきます。

 また、運勢は宿命だけではありませんから、後天運に大運と年運の二つの星が廻ってきます。
大運⇒貫索
年運⇒貫索
と、たまたま大運にも年運にも貫索星が廻るときは、人生再出発のタイミングです。大運・年運と揃わなくても、年運に「貫索」が回る年は新たなスタートを切る年になります。
 15歳未満の子供の場合は、親の運気の中にいますから、子ども自身の運は親に影響することがあります。また、子どもの大運を見れば、親の未来が見えることもあります。




気になるあの人
 芸人と神主という二足のわらじをはいた、狩野英孝さん。星を見てみましょう。

車騎
天庫
牽牛
龍高
鳳閣
天報
車騎
天貴
 この方もなんと、「車騎・牽牛」が3つあります。続きますね、シンクロニシティでしょうか。
特徴は「車騎・牽牛」が3つで、攻撃的行動力があり、創造性や集中力に恵まれます。身体能力も高いでしょう。「龍高星」は好奇心・改革・放浪と、古いものを壊して新しい世界を創造する星です。「鳳閣星」は遊び心のある風流人ですから、芸能的な仕事はとても向いています。
「龍高と鳳閣のコンビネィション」では、表現・芸術、冒険の世界へと向かう人とあります。
どちらかというと、伝統的なものを守る人ではありません。古いものに新しい風を入れることに関しては得意ですが、1500年続く神社の跡取りとしてふさわしいとは言えないかもです。(弟さんも神主になられたようですから、お母さんは見抜いてらっしゃるのでしょう)
 というのは、人は無理をしてそうする道を歩むことはできても、心の満足は得られませんし、自然に宿命の星へと導かれるものだからです。不思議なことに思考回路がそうできているかのようです。 
 自分は何をすれば満足できるのだろうと迷ったときは、星の示す道を探ってみてください。
 「天庫」は長男の星であり、凝り性です。「天貴」は気品と素直さを持つ星、「天報」は多芸多才でふしぎな感性を持っています。
 やはり、彼は天性の才能を持った人には違いないようですね。




有る星、無い星
 ご自分やご家族の星を出してみて、共通して持っている星もあれば、無い星もあります。今日はその星について考えましょう。
 星には5種類の本能、そして陰陽の10種類の星があります。
 
守りの本能 陽:貫索星(頑固、独立独歩)
陰:石門星(和合、仲間、社交性)
表現の本能 陽:鳳閣星(遊び心、大らか、観察、冷静)
陰:調舒星(孤独、繊細な感性、芸術)
魅力の本能 陽:禄存星(博愛、奉仕、経済力)
陰:司禄星(家族愛、蓄積、貯蓄)
攻撃の本能 陽:車騎星(戦い、行動力、仕事)
陰:牽牛星(責任感、美意識、プライド)
学習の本能 陽:龍高星(好奇心、改革、放浪)
陰:玉堂星(学習すること、読書)

木火土金水の本能のうち、5〜4種類持っている人は、どんな状況にも対応でき、わりと運の波は穏やかです。その分、特徴はありません。
木火土金水の本能のうち、3〜2種類の人は星が偏っていますから、それなりに特徴があり、才能にもつながります。運の波は良い時、悪い時が極端になります。木火土金水の本能のうち1種類の人は、特別な人です。
 そこで、無い本能というのは自分が持ち合わせていない弱い部分です。守りの本能が無いと騙されやすいです。表現の本能が無いと照れ屋さんです。魅力の本能がないとあっさりしています。攻撃の本能が無いとスローテンポです。学習の本能が無いと生活感がありません。
 一つだけ本能が欠けると、そこが弱点になり、二つ以上欠けていると、欠けた部分より、自分の多い本能にとらわれます。
 ※陽の星はハッキリしていて分かりやすく、陰の星は複雑で分かりずらい面があります。宿命に陽の星が多いと男性的思考の人で陰の星が多いと女性的思考の人と言えます。




気になるあの人 
 NHKドラマ「精霊の守り人」の主演を務めた綾瀬はるかさん、女用心棒バルサの役がはまっていました。あの機敏な動きはどこからくるのでしょう。

調舒
天堂
車騎
調舒
牽牛
天南
牽牛
天極
生年天中殺(精神・社会・初年の場所)
 星をみると、牽牛・牽牛・車騎と戦いの星が三つあり、運動神経は抜群のようです。前回の星と同じ牽牛・車騎が複数あると攻撃本能が強いだけでなく、創造性や集中力も高まります。
また調舒星はデリケートで繊細な感性の星ですから、アクション+創造+表現の世界はピッタリといえそうですね。
 (上)調舒星、(右)牽牛星そして天堂星が天中殺しています。調舒星が天中殺すると精神的に不安定になり、孤独に内向するか、明るく振る舞うかのどちらか極端になります。本来、バランスの悪い星ですから、主体性を持たずお人よしになれると精神面で安定します。もともと感受性が鋭く人の考えないような発想ができるので、表現力はすばらしい能力となります。
 牽牛星は組織や仲間に忠実な責任感の強い星ですが、中殺されることで野心・野望などが無意識に生まれます。まんねりとした中では革命児のようでもあり、変わり身の早さとなってあらわれます。
 綾瀬はるかさんの星世界は見かけによらず、常に緊張感のある戦いの世界を持った方のようです。 それと天堂星中殺ですが、本来地味で質素な星ですが、天中殺することで天真爛漫なおおらかなさになり、純粋さが出ます。ただ心の中はいつも不安定…。 あと中年期の天極星は人に好かれる星で、一度大きな壁にあたって落ち込むとそこから運が上昇するのが特徴です。 晩年期の天南星は体力もあり活発に動き回るエネルギーです。
 一見ふんわりとした不思議なムードをかもしだしているのは天堂星中殺のせいかも…ですね。
綾瀬さんのように、中殺もまた先天的な宿命、中殺の無い人よりかは精神的に苦労が多い分、磨かれると才能になるんですよね。




星を活かすU 
 子どもの能力を伸ばすということにおいて、「星を活かす」ということがとても重要になります。
あるお子さんはこんな星を持っていました。

牽牛
天極
牽牛
貫索
調舒
天南
車騎
天胡
・頑固、マイペースな貫索星(個人の守りの世界)
・孤独、繊細、感性の調舒星(個人の発表の世界)
・一途、正義、行動力の車騎星(個人の戦いの世界)
・勇気、プライド、美意識の牽牛星(集団の戦いの世界)
 この子の特徴は、守りと発表そして、戦いの世界です。特に一人での創造的な世界を持っています(才能)。エネルギーは天極・天胡・天南で直感力あり、夢を描く感性あり、批判力ありとまさに天性のクリエイター、そして集中力もすごい。
 この星を活かすためには、一人の時間を大切にし、好きなことをとことんやれる環境と理解者がいることでしょうね。和合の星がないのでみんなと仲良くは無理でしょうし、好きか嫌いかの判断基準ですから、あまり常識を押し付けない方が才能が伸びます。というか常識的に生きる人ではないでしょう。才能の世界で生きれば宿命どおりで満足のいく人生になると思います。大運を見ると、19歳からの大きな波に乗っていけば、この子の世界が広がるでしょう。
追 よく親は普通に育ってくれればいいと言いますが、星の偏りが強い子ほど普通が難しいのです。世間を見るより、子供をよく見てほしいと思います。

 家族一人ひとりの星を出してみて、同じ星同士があれば、価値観や星世界を理解することができます。同じ星がないと異邦人(?)です。男女の場合、最初は惹かれても、住む世界が違う人になり理解できません。





星を活かす
 生年月日を入れて出た星は、その人の生きる世界、生きる条件です。
ですから、その星の持つ世界は幸運の窓口といってもいいのです。ところが私たちは自分の持っているものを見ないで、無いものを見てしまいがちです。
もともと持っている星は、簡単に構築することができるので楽に運が拓きます。持っていない星を頑張って構築しようとしても、もともと無いのですから簡単には構築できません。ですから、星に興味を持ったのをきっかけに自分自身の星は働いているか確認してみましょう。もしかしたら、眠ったままかもしれません。
 開運するためには、星が活かせる環境があることが必要です。行き詰ったときは環境を変えると打開できるというのも本当です。


精神
初年
家庭
本質
社会
晩年
思考
中年
 星はストレートに性格を表すといいます(天中殺された星を除く。年支が天中殺されると精神、社会と初年に、月支が天中殺されると本質、思考、中年がストレートに星の意味がでません)。5つある星の特に真ん中はその人の本質で、左右は、外で見せる顔であったり、家庭に見せる顔になります。上下の星は上が親からのルーツで、下は自分の未来を思考する星です。
そして家族は同じ運命という船に乗った運命共同体です。家族の誰かが自分の持ち分以上に運を伸ばすと、その分家族の誰かが運を落として、バランスをとることも起こります。こんなところでも帳尻は合うようになっているのです。





気になるあの人
朝ドラのモデル「白岡浅子」女史は1849年10月18日生まれです。

鳳閣
天貴
車騎
貫索
車騎
天貴 玉堂 天印
辰巳天中殺
 風流でおっとりした星「鳳閣星」と学問好きな知恵の星「玉堂星」があり、外にも内にも「車騎星」のまっすぐに突き進む働き者の星があります。真ん中の本質は「貫索星」という、信念を曲げないポジティブな星です。これだけでも実際の浅子女史の性格が表れています。
エネルギーの「天貴星」は素直に教えを乞う学びの星が二つです。この星が二つ出るとヒモ的な夫を持つともいわれます。ヒモというと聞こえは悪いですが、ドラマの中の信次郎さんは風流で美形で働くのがキライなところはヒモ的です。
「天印星」は子供のようなかわいらしさのある星で、まわりを無意識に動かしていく星です。浅子女史の晩年は女子大の生徒とともに過ごされたそうです。天貴星は学ぶことが好きな星ですから自分の持った星を最大限に活かした人生といえそうです。
 また、辰巳天中殺の人は庶民的で現実に足をつけたたくましさがあり、自力で人生を切り開きます。自由さにあふれ直観的な行動力が強みです。

俳人の「夏井いつき」先生、気になりませんか?

鳳閣
天馳
車騎
牽牛
車騎
天馳 貫索 天恍
午未天中殺
 両サイドに「車騎星」、そして「鳳閣星」、「貫索星」って似ていませんか。TVで拝見する毒舌は小気味いいですよね。こんな風に思ったことをポンポンと言えるのは「車騎星」と「貫索星」のコンビネィションでしょう。裏表がなく真っすぐで、正直な人です。特徴的なのは「天馳星」が二つあり、「地獄からの使者」というくらい悪運の強さがあるのです。ですから誰も逆らえません。
 もともと教職についていたそうですが、きっと怖い先生だったのでしょう。「牽牛星」は真面目な努力家ですしね。
 午未天中殺は理知的で反骨の精神があり、物事をまとめる役割のある人です。目上には恵まれますが、目下運がいまいちなところがあります。





宿命天中殺とは?
今日は算命学の要である天中殺について書きたいと思います。
生年月日を入れて出てきた命式の中に、○○天中殺という部分があります。その天中殺の干支と同じ干支が命式にある場合を宿命天中殺といいます。
 日 月 年

・・
・・ ・・ ・・
子丑天中殺
上のような場合をいいます。年にあれば「生年天中殺」、月にあれば「生月天中殺」です。両方にあれば「宿命二中殺」です。
このように天中殺になると、星の意味はストレートには現れません。少し複雑な感じになります。基本的な星の意味を持ちながら極端になったり、別な意味にもなります。
 天中殺をもって生まれる子は、ご先祖様に祝福されない結婚があったり、家系の流れを変えるタイミングだといわれます。そして、平凡ではない特殊性を持った子どもです。ですから、子育てには難しさもありますが、そのような意味があるのだと知っておくとよいでしょう。
「生年天中殺」は、両親との間が天中殺になります。ここが天中殺になる子は両親との縁が薄い子です。片親になる子も多いようです。早い親離れで運が稼働します。ところが、親子というのは親子関係の満足が得られないと親離れができづらいという現実があります。ある意味、親孝行な子が多いのです。
 月が天中殺になる「生月天中殺」は、生まれた家系に縁が薄く、他家へ養子に入ると運が稼働するといいます。現代的にいうと、養子とまではいかないまでも妻の家系側に寄り添うような感じです。女性が結婚して配偶者の家系に入りますが、男性も自分自身の家系から離れて、他の家系に入ることで、リフレッシュする役割があるようです。他家へお嫁に行くのが難しい女性などは、生月天中殺の彼氏を迎え入れればバッチリですね。
生月天中殺を持った人は、自分自身を「複雑な人間」ということがよくありますが、その通りで、自分のことで手いっぱいな人が実際多いです。その理由は、生月(心)のバランスが取りにくいためにいつも不安定なのです。
 生年、生月と二中殺になると、もっと複雑でしょう。芸能人でいえば、松田聖子さんやタマゴで赤ちゃんを産みたいと話題になった秋吉久美子さんなどです。




子どもを伸ばすV
子どもの星(C)をみていきましょう。この部分に出る星はエネルギーの強さを表しています。

(A)
(C)
・・ ・・
(B)
・・ ・・ ・・
 まずは強い星から。ここの部分に強い星(天将、天禄、天南)が出ると、大人も顔負けの子どもになるでしょう。
「天将」はトップに立ってみんなをまとめるエネルギーですから、子どもにとってはなかなか使い切れません。身体の強い子と弱い子に別れやすいです。女の子はわりと強いく、男の子の方が弱くなりがちです。過保護はいけません。身体を鍛えさせることも必要です。車騎星があれば運動選手を目指すのも良いでしょう。「天禄」は冒険を好まず保身のエネルギーですから、そもそも子どもらしくありません。どこか上から目線のところがあり、親にとって扱いづらいか、頼りになるかどちらかでしょう。「天南」は勢いのある青年期のエネルギーですから、なかなかのガキ大将的要素を持っています。小さい時から、とにかくじっとしていません。女の子はお口が達者でよくしゃべります。やはりスポーツなどで発散するようにしてあげましょう。
 そして、特に弱い星(天馳、天極)の場合もまた要注意です。「天馳」があると、動き回りケガをしやすい子ですから注意してください。「天極」の場合は身体が弱くなりがちなので健康管理に気を付けましょう。エネルギーが極端に弱いというのは家族の中で犠牲を負いやすくなるからです。
 「天貴」は素直で子供らしい子です。子どもなりのプライドがあります。「天恍」は大人びた子でおませさんです。成長も早いでしょう。「天堂」はとても穏やかな子です。ただ引っ込み思案です。「天胡」は感受性の強い子です。アーティストの一端を見せるでしょう。「天庫」は自尊心の強さがあり、努力家です。「天報」は親離れしにくいところがあり、可能性をたくさん持った子です。「天印」は愛嬌があり、子どもらしい子どもです。
 星が強い子と、星が弱い子は育てづらい面があります。例外もあり、全てがこのとおりではありませんが、こういった傾向があることを参考にしてください。




子どもを伸ばすU
今回は子どもを伸ばすための(B)きょうだい・ともだち・社会の場所について書きたいと思います。

(A)
(C)
・・ ・・
(B)
・・ ・・ ・・

B)はきょうだい・友達・社会への影響
貫索星…兄・姉がいると成長早いです。人に干渉されたり指示されるのは苦手です。短気な面もあり、独立心が強いので無理に協調性を持たせようとするより独立心を活かした方が伸びます。
石門星…弟・妹がいるとリーダーシップを発揮します。自分の好き嫌いは別にして誰とでも仲良くできます。時に自分の思い通りにしようとしてわがままが出ることもあります。
鳳閣星…陽気でおおらかでのんびりしているため、つかみどこないところもあります。学校生活の中で楽しみを見出していき、基本的に遊びを通して経験を積んでいきます。年下のきょうだいと仲がいいです。
調舒星…周りの人のことが気になっても、みんなと同じ行動は苦手であまり社会性はありません。妥協できない性分は、繊細なアーティストタイプ。好き嫌いの激しさも個性、好きなことを徹底してやり続けると芸術の域に。
禄存星…社会への適応力があり、お人よしで優しく、サービス精神が旺盛です。目立ちたがりでもあります。ただ、人の気持ちを理解するあまり、思いがけない方向へ行ってしまうことのないよう注意しましょう。
司禄星…優しくてまじめでコツコツと努力するタイプです。お小遣いも無駄遣いはせず、貯めていきます。ただ、貯めるだけではなく、目的のために使うことも教えましょう。
車騎星…思った瞬間に行動しているという、スピード感はスポーツの世界で活かされます。身体を動かすことに才能がありますから、働き者でもあるでしょう。身近にライバルがいること、ある一定期間を決めてマスターさせると成果が出せます。
牽牛星…責任感やプライドの高さがあり、負けず嫌いな面が出ます。優等生タイプです。人に弱みを見せない分、外からは分かりずらいでしょう。信頼されたり、責任を持たされるとがんばり屋になります。
龍高星…表面は穏やかですが、心の中では自由を求めています。命令や束縛、型にはめられると伸びません。常に創意工夫をし、些細なことに可能性を見出す才能があります。旅はこの子にとって最良です。
玉堂星…学習能力が高く、学ぶことで力をつけていきます。理論が先に立ち、明るく活発なほうではありませんが、母性本能があり面倒見のよい優しい心の持ち主です。先生には恵まれるでしょう。図書館につれていくなど、読書ができる環境を与えてあげましょう。

この部分の星は社会に発揮されるとともに、きょうだいや友人なども共通した特徴を持ちます。また、子供と同じ星を両親がどこかに持っていると、共通の価値観として理解が深まります。子どもと同じ星が無い場合は、理解しがたい面がでてきます。




子どもを伸ばすT

親にとって子どもを伸ばすことは、我が子でありながらも難しいものです。そこで子どもの持つ星からヒントを得てみましょう。
左の「算命学の星」から子どもの星を出し、メモしてください。

(A)
(C)
・・ ・・
(B)
・・ ・・ ・・
3つの場所の星は子ども時代に影響があります。

(A)は親から受け継ぐ能力
貫索星…負けん気の強さと頑固さを受け継いでいます。可愛がられるよりは厳しい環境、いじめられるくらいの方が伸びていきます。
石門星…シンの強さと交渉上手を受け継いでいます。勉強よりも家の手伝いをするような環境、人の出入りの多い家の方が伸びていきます。
鳳閣星…のんびりとした気質や冷静さを受け継いでいます。庶民的で穏やかな親に育てられると伸びていきます。
調舒星…ユニークな才能とデリケートさを受け継いでいます。思うようにならない状況があると向上心になります。芸術に関心のある親の方が伸びます。
禄存星…情が深くお人よしな気質を受け継いでいます。親は威厳があり、思いやりのある家庭で育てられる方が伸びます。
司禄星…用心深さ、堅実さを受け継いでいます。家庭的でしまり屋の親、地味で庶民的な親だと伸びていきます。
車騎星…まがったことが嫌いで短気な気質を受け継いでいます。ライバルになる人が周りにいると伸びていきます。
牽牛星…自尊心や上昇志向が強い気質を受け継いでいます。子どものころから行儀作法などしつけに厳しい親の方が伸びていきます。
龍高星…好奇心旺盛、激しい気性を受け継いでいます。不思議なことに興味をもてるような環境、子どもを束縛しない親の方が伸びていきます。
玉堂星…理屈っぽい理論的な資質を受け継いでいます。品よく知的で穏やかな家庭、父親よりも母親の強い家庭の方が伸びていきます。

この星の中で、石門星・鳳閣星・禄存星・司禄星・玉堂星は誉めて育てましょう。反対に、貫索星・調舒星・車騎星・牽牛星・龍高星は誉められると伸びません。これは星全体に言えますが、その他の星も併せてみてゆきます。




活躍中の子役さん

活躍中の子役さん、どんな星お持ちなんでしょう?

芦田愛菜ちゃん

調舒 天極
龍高 車騎 玉堂
天胡 玉堂 天馳
<心の星>
繊細な調舒星、活発な車騎星、知恵の玉堂星、創造の龍高星と心の星5個中3個が知性の星の愛菜ちゃんは、学びと芸術性に優れた才能を持っています。演技をするという点においても「調舒・龍高・天胡」の星が揃っているのは、まさに天性の女優ですね。
<エネルギーの星>
直感の天極星と瞬発力の天馳星、そして感受性の天胡星があります。どの星も精神性が高く芸術・芸能には向いています。またエネルギーの弱さは相手に癒しを与えます。エネルギーの低いお子さんはできる限り行動面でカバーしてあげましょう。

鈴木梨央ちゃん

貫索 天馳
龍高 司禄 車騎
天堂 司禄 天将
<心の星>
マイペースな貫索星、積み重ねる司禄星が2つ、活発な車騎星、創造の龍高星と星の中では、庶民的な司禄星と活動的な車騎星が魅力になっています。梨央ちゃんの地に足のついた演技は定評があります。
<エネルギーの星>
瞬発力の天馳星、最強の天将星、自制心の天堂星とエネルギーは最強です。愛菜ちゃんと比べると困難にも立ち向かうパワーがあり、演技にも力強さが出ると思います。強い星を持つお子さんは逆にマネージメントの難しさがあります。

本田望結ちゃん

司禄 天将
調舒 牽牛 石門
天恍 龍高 天極
<心の星>
積み重ねの司禄星、負けず嫌いの牽牛星、創造の龍高星、社交の石門星、繊細な調舒星と五行がすべて揃っています。望結ちゃんはどんな状況にも対応可能なパーフェクト運です。
<エネルギーの星>
最強の天将星、直感の天極星、芸能の天恍星とエネルギーは最強です。梨央ちゃん同様、困難を打ち砕くパワーを持っています。実際、フィギュアスケートの選手としてオリンピックをめざしているそうです。初年の天将星はスポーツで消化すると活躍できるでしょう。





小説家の佐藤愛子さん

小説家の佐籐愛子さん、御年92歳になられたそうです。
お元気で辛口な語り口が小気味よく、私も愛読者の一人です。どんな星をお持ちなのかとても気になりました。

壬 壬 癸 →天干水性一気(習得本能が強く学習意欲が高い)
午 戌 亥 申酉天中殺

石門 天禄
司禄 車騎 貫索
天報 貫索 天南

<心の星>
石門…和合の精神(人使いが上手)
車騎…一本気で行動的(白黒はっきり)
貫索…マイペースで頑固(自分のペースをくずさない)×2
司禄…家庭的(地味に積み上げる)
<エネルギーの星>
天禄…観察力、用心深い(しっかりした子ども時代)
天南…批判力と冒険(怖いもの知らずで突っ走る中年期)
天報…多芸多才でユニーク(老いても機敏な晩年期)

佐藤愛子さんは自分の子供のころをこんな風に著しています。
-----ここから引用
私は幼稚園へは、行ったり行かなかったりだった。父は「いやなものを無理に行くことはない」という。だから天下晴れて行かなかった。
そのうち小学校に上がることになったが、これがまたいやでたまらない。今から思うと、外へ行くときは必ず誰かが一緒だったから、家から離れて一人ぼっちになることが怖かったのだろうと思う。
しかしその時は何がいやなのか、わけをいいなさい、といわれても、とにかくいやというほか、なかった。ぐずついていると、ある朝ばあやがこういった。「お嬢ちゃん、なんぼお嬢ちゃんやかて、どうしてもせんならんことがありますのやで。この世にはイヤでもどうしてもせんならんことがおますのや」それでしぶしぶながら私は学校へ行った。
「この世にはイヤでもせんならんことがある。なんぼお嬢ちゃんやかて」という言葉は、7歳の我儘ガキの胸を貫いたのだ。
―そうか! そうなのか!
―そういうことなら、行かねばならんのやろな…。
細かく分析すると、そういう順番になる。あえていうと、人にはどうしてもどんな人にも「逃れられないこと。――しなければならないこと」がある。それを理解したということだ。我儘ではあるけれど、私はわりあい賢い子供だったのだ。
ばあやは何げなくいったことだったのだろうが、それはばあやが苦労に苦労を重ねてきて、その結果身についた人生観だったのだろう。この「ばあや哲学」はその後の私の生き方の基礎になった。
-----「日本人の一大事」

 大きな特徴の一つに天干水性一気格があり、これは学者や芸術的な世界に向きます。貫索星(マイペースで人と歩調が合わせがたく集団生活は苦手)が社会と思考の場所にあり、物事の結果を表す家庭の場所に司禄星(コツコツと積み上げる)があります。子供時代の天禄星は冷静に評価する大人の目を持ち、責任感の強いしっかりした子であり、大人びた子供ともいえます。その後の愛子さんの人生(波乱万丈)を表しているのはマイペースな貫索星と考えずに突っ走る車騎星、そして、天禄・天南の最強エネルギーがあったからだと納得しました。大きなエネルギーはちゃんと消化できないと困ったことになるのです。
 宿命に持ったエネルギーに見合った出来事というのは、必然的に起こってくるものです。強い星を持った子はそれだけの困難に立ち向かうエネルギーが備わっています。




子どもの行動を理解する

星読みの第二弾は、子どもの行動パターンです。

●● ○○
●● ●● ●●
○○ ●● ○○
上の表の○○の三つの星で現実のエネルギーを読み解きましょう。三つの星は行動の側面として、また初年(20歳くらいまで)、中年(50歳くらいまで)、晩年(50歳以降)では運勢の特徴として表われます。
最強星(天将・天禄・天南)
中強星(天堂・天貴・天恍)
弱小星(天馳・天極・天報・天胡・天庫・天印)
さて、あなたのお子さんはどの星を持っていますか?
最強星が一つでもあれば、力強く生きていく人生を与えられています。いくつもの試練を乗り越えるだけのパワーを持っていますから、過保護にしてはいけません。反対に弱小星ばかりであれば、現実のパワーは弱い子です。突き放すような育て方はかえってマイナスになります。
-----------------
天将星…12
自信・リーダーのエネルギー。子どもであっても苦難を乗り越えるだけのパワーを持っています。スポーツなどで消化するのもよいでしょう。甘やかすと病弱になってしまうことも。
天禄星…11
観察力・用心深いエネルギー。冷静に評価する大人の目を持ち、責任感の強いしっかりした子です。一芸に秀でる、職人肌、特殊な世界でのスペシャリストとしての可能性を秘めています。
天南星…10
批判力と冒険のエネルギー。恐れを知らないチャレンジ精神はスポーツなどに向くパワーです。一つの目的に向かって進む時、素晴らしい力を発揮します。失敗から多くのことを学びます。
 この3つの星は強いパワーを正しい方向で消化できるよう導くことが大切です。ややもするとマイナスに働くこともあります。
-----------------
天貴星…9
子どもらしい素直なエネルギー。学ぶ力や記憶力に優れ、学校の勉強はよくできる子でしょう。将来、学者や教職に就く人も多い。子どもらしく温順な性格は過保護にするとわがままに。
天堂星…8
引っ込み思案なエネルギー。自制心、人生を悟ったような考え方をするところがある。積極的ではないので、おとなしくみられがち。周りに対する気遣いができ、無言での行動が多く、周りに理解されがたい。
天恍星…7
夢・恋・華やかなエネルギー。海外留学や寮生活を含め、早く親元を離れる傾向にある。早熟でオシャレ、華やかなムードがあり、異性への憧れも早い。芸能にも通じます。例外的に超真面目に偏る子もいる。
 この3つの星のパワーは強すぎず弱すぎずで星の意味がそのまま表れます。
-----------------
天印星…6
天然のユーモアのエネルギー。何をやってもなんとなく許されてしまうさわやかな徳を持っている。人に好かれやすく、どんな人とも付き合える受け身の社交性を持っている。俗にいう人気運がある。
天庫星…5
凝り性、探求心のエネルギー。正直で一本気な気質。なんでも気が済むまでとことんやる努力家。頑固。人に感情をおしつけられるのをキライます。古いものが好き。
天胡星…4
空想・ロマンチックなエネルギー。現実離れした世界で自分の夢を創造していく。美意識が強く、直感やひらめきが鋭い。豊かな感受性は音楽などの芸術で精神世界を高めることもできる。
天報星…3
変転変化・可能性に満ちたエネルギー。多芸多才で器用、万能タイプ。人と違ったユニークな発想ができる。気持ちが変化しやすく、お天気やさん。
天極星…2
直感・霊感のエネルギー。どんな人とも差別なく付き合うことができる。自然のまま流れるままに生きるタイプ。手先が器用な人が多く、技術を身につけやすい。
天馳星…1
瞬発力・多忙のエネルギー。少々そそっかしく早とちりの傾向がある。怪我にも注意。危険を察知したり、追い詰められたときなどは、瞬発力を発揮、土壇場に強い。
 この6つの星はどれも精神的豊かさはあれど、現実面を動かす力は弱く、子ども時代には保護が必要です。
-----------------
 また、これらの従二大従星がどこにあっても、特徴として消えることはありません。子どもさんの個性として伸ばしてあげてください。




子どもの心を理解する

子育てや人間関係に役立つ星読みをご紹介します。左の「算命学の星」からお子さんの星を出してみましょう。

●● ○○
●● ●● ●●
○○ ●● ○○
上のように星がでます。(●●十大主星、○○は十二大従星)

精神 初年
家庭 本質 社会
晩年 思考 中年
それぞれの星の意味は性格の側面として、また場所によっても発揮されます。全部で8個の星の中で一番本人の性格を表すのは真ん中の「本質」の星です。

☆貫索星...独立
自分自身を守るという本能を持っています。あまり周りを気にしないマイペースなところがあります。普段はのんびりとしているようでも、意思が強く頑固な面を持っています。ポジティブ思考で真っ直ぐですが、人と競うことはありません。自分にちょうど良いスピード感を常に維持するため他の人と歩調が合いません。お母さんにとっては少し心配な子に写るかもしれませんが、貫索星の子はゆっくりと成長する質ですから、周りと比べないであげましょう。目標があると真っ直ぐに伸びていきます。一つのことを長く続ける長距離選手です。
☆石門星...和合
石門星は全体で守る本能です。自分の属している集団や仲間を意識し、その中で競って成長します。愛想よく社交性があって仲間に囲まれていると安心します。また、粘り強くしたたかな面もあります。天将、天禄、天南が一つでもあると仲間を引っ張るリーダーの資質があります。対等意識が強く、上下関係には疎いため親からみると少々生意気な子供のようです。しかし協調性もあり学校生活には適しています。ただ強い星がなく天馳、天極、天報、天胡、天庫などの星ばかりだと仲間に引きずられることもあるので、お友達関係には注意が必要です。
☆鳳閣星...遊び
ありのまま伝える本能を持っています。温和、温順、のんびりとしていて見た目にもガツガツしたところはありません。細かいことにこだわらず、おおらかです。しかし、観察力は鋭く、判断には冷静さを持っていますから、仲裁役に適しています。それが一見冷たくも見えますが、公平な基準を持っているためです。観察記録や新聞部には向いています。また複雑なものをまとめるのが上手で、計算も得意とするところです。そもそも遊ぶこと、食べることが大好きな星ですから、遊びすぎや肥満に注意してください。
☆調舒星...芸術
深く掘り下げて伝える本能です。神経が細かくデリケートで感受性が豊かです。一人で好きなことをしていたい、孤独を愛する星です。天馳、天極、天報、天胡、天庫などの星があると、空想や夢が広がり芸術的な世界を広げます。反面、反発心も強く、完璧主義な面も持ちます。良くいくと向上心につながり、悪くすると自暴自棄になり人のせいにします。内に秘めた情の深さが、好きか嫌いかの二者択一的なところがあり、選択肢は広くありません。好きなことは納得いくまで頑張るところを育ててあげましょう。この子の激しい感情を否定しないようにしましょう。
☆禄存星...経済
人を引きつける本能です。サービス精神豊かな愛と奉仕の星です。相手が喜ぶのを見て満足します。愛情の表し方は芸能人にも似ていて、誰からも好かれたい、人気者になることです。職業分野では経済、医学、薬学の世界です。この星が本質にある場合、悪さやいたずらをして親を困らせることがあれば、愛情不足のサインです。自分に目を向けてほしいために起こす行動ですから叱るだけでは解決しません。叱られるばかりでは自滅しますから、禄存星の子はほめて育てましょう。天将、天禄、天南の星があると親分タイプです。
☆司禄星...家庭
モノを引きつける本能です。蓄積、堅実をモットーに日々コツコツと積み重ねる星です。家庭を大切にし、真面目で今日1日を精一杯生きることが自然に身についています。また、貯蓄も得意で、なんとなく集まってしまうコレクション癖もあります。元来、用心深く、心のやさしい性格ですから、心配はないでしょう。司禄星を代表するのはNHK朝ドラのヒロイン「まれ」そのものだと思います。しいて言うならこの子には「モノ」を与えすぎないことです。なぜなら「不安」という要素がないと、この子の蓄積する良さがでません。もっと勉強させたいと思ったら「今のままではあなたの将来が不安」と現実的な不安を与えましょう。
☆車騎星...行動
一人で戦う本能です。活発で元気、まがったことが大嫌いで短気です。少しもじっとしていられません。思ったら即行動に移します。一本気で正直で人を疑うこともありません。ただ、犠牲的精神で人のやらないことを買って出たりもします。人の役に立っていると思うことが喜びになります。団体戦より個人戦のスポーツで活躍する人に多いです。というのも団体行動が苦手なので、個人プレーのスポーツがおススメです。自分で自分を追い込むことで伸びていきます。また暗記力に優れているのが特徴です。しいて言えば、NHK朝ドラのヒロイン「あさ」の性格そのものだと納得します。
☆牽牛星...名誉
集団で戦う本能です。自分の置かれた枠の中でどうあるべきかを考えて行動する星です。サラリーマンには打ってつけでしょう。どんなときも自分のプライドを大切にします。なので車騎星のような無鉄砲さはありません。感情に左右されない責任感の強さと自制心があります。なかなかの頭脳プレー派でしょう。「逃げるが勝ち」とは、このことです。記憶や暗記にも優れています。スポーツではサッカーなどのチームプレーが得意です。子どものころは負けず嫌いな面がおもてに出ます。この子は結果を叱るのではなく、そこに至った考え方を聞いてあげましょう。プライドを傷つける叱り方はよくありません。
☆龍高星...創造
新しい世界の知性を求める本能です。激しい好奇心に突き動かされ放浪する星です。「なぜ」「どうして」が原動力となります。ものごとを表面的には見ず、多面的に観察して、本質をさぐろうとします。与えられた玩具を壊してしまう子どもが多いのもその表れでしょう。それは「どうなっている」という不思議が壊さずにはいられないからです。また迷子にもなりやすい子ですから注意しましょう。芸術への関心や創造力が大きく才能豊かです。常識にとらわれないパワーとアイデアを持っています。子供のころは自由に育つ方が天分を発揮しやすいでしょう。目標達成のための忍耐と努力は星のなかで最高です。海外留学などもおススメです。
☆玉堂星...知恵
古い時代の知性を求める本能です。物静かに本を読むような世界です。頭の中で理解し、頭の中で模索します。が、決して常識の範囲からはみ出すことはありません。時代のトレンドには乗れないタイプですが、伝統に基づいた知識欲は旺盛です。そしてとても身内びいきで親孝行です。この子には歴史や古典文学の本を与えましょう。また生活の中で「昔は…」とか、古いしきたりや伝統的なことにふれさせるとなお良いでしょう。自然と勉強はする子ですが、子どもらしい行動には少し欠けています。なんとなく年寄っぽい雰囲気があり、理屈屋でもあります。しかし、生活の知恵もあり機転が利き、母親と縁の深い子でもあります。




川の流れのように
 
 美空ひばりさんの唄のように運命もまた、川の流れのようでもあるのです。自分の人生を運命などというもので決められたくないと思われる方もいらっしゃるでしょう。
確かに自分の意思で選択した人生に、最初から運命(さだめ)などはありません。結果的に運命に翻弄された人生であったかもしれませんが。
この世に生を受けたこと、この日に産まれたことは偶然であって、必然でもあるからです。この生まれた「生年月日」こそが運命の謎を解くたった一つの手がかりなのですから。産まれるのが1日前後しても違った人になるのです。
なぜこの日に産まれたのか?  考えれば考えるほど不思議ですよね。私などは予定日を10日も過ぎて産まれたと母から聞きました。まるで胎内でどの日に産まれるべきか悩んでいたかのようです。逆に予定日より早く産まれる場合だってあります。まるで生まれる日を決めているかのようです。
 その、産まれた日から算出して出した星は「宿命」と言われます。一生変わることのない、変えることができない命に宿ったものです。
例えば、両親や国や時代は産まれた時点で決定していますよね。
自分の考えと足で歩けるようになるのは産まれてから15年以上経たないと実現しないのです。
 昨夜のTV「レジェンド葛西紀明のジャンプ人生」を見ていて、運命を感じずにはいられませんでした。幼いころの家庭は母親が昼夜働いて家計を支える貧乏家庭でした。そんな中、ジャンプで夢を叶えることだけが母子の絆だったようです。そんな家族を次々襲う不幸はまさに運命としか思えません。
 葛西紀明氏の星 1972.6.6
     禄存 天報
 牽牛 石門 司禄
 天南 龍高 天将

「天報」初年期は親に影響される変転変化の星
「天将・石門」中年期は大きく活躍できる大器の星
「龍高」常に好奇心と工夫で改革をする星
「牽牛」集団の中で名誉を得る星
「天南」年をとっても若々しい青年の星
「禄存」愛情と懐の深さを持ち、「司禄」コツコツと努力する家庭星
「天将」は苦労すればするほど磨かれる星です。そして彼の中ですべての星が輝いているのです。自分の持った星すべてを活かせる人はそういません。家族の不幸も結果的に運命の消化といっていいでしょう。
そして40歳から20年間の大運天中殺に入りました。まだまだ活躍できるでしょう。





2016年


 2016年の干支は「丙申」が回ります(2月の節分以降)。丙は太陽、申は初秋で刀です。季節でいえば「初秋の太陽」になり、ありがたくない残暑のようなものです。
では今年の運勢をそれぞれの日干の星から見ていきましょう。さて今年はどんな風が吹くのでしょう!!
…鳳閣星(のんびりゆったりとした気持ちで過ごしましょう)
…調舒星(いつもより繊細で感傷的になるかもしれません)
…貫索星(独立心が高まり、新スタートによい運気です)
…石門星(新たな人間関係が広がっていく運気です)
…龍高星(移動が多くなる年、留まるより動きましょう)
…玉堂星(資格試験に挑戦するなど、知性を磨く年に)
…車騎星(行動力が増し、仕事にも頑張れる年に)
…牽牛星(責任感が高まり、名誉に恵まれるでしょう)
…禄存星(不動産など、大きくお金が動く年です)
…司禄星(新しい通帳で貯蓄を始めると運が上がる年です)

 少し解説すると日干がの人は、鳳閣星ですので、のんびりゆったりと過ごすことにツキがあります。明日の心配をすることなく、今の些細なことに満足するのが鳳閣星です。自然・遊び・男の子・食べる・趣味がキーワードです。この1年、目の前のことに集中して楽しんでみてはいかがでしょう?
 日干がの人は、調舒星という少しデリケートな星になります。孤独を愛したり、感傷的になったりといつもより繊細な自分に気づくかもしれません。調舒星は芸術・女の子・反発・孤独などの少しやっかいな星です。人間関係にも注意が必要です。しかし芸術家にはなくてはならない星なのです。
 日干がの人は貫索星。貫索星は10年間のなかで一番のスタートを切る年です。独立・頑固・マイペースというアイデンティティの確立に一役かうでしょう。ここでのスタートはこれからの10年を約束するようなものです。
 日干がの人は石門星。石門星は人とのつながりに意味があります。上下関係ではなく、横つながりのサークルや仲間のことで、和合・協調にツキがあります。今年は積極的にサークルに参加したり仲間づくりをしてみましょう。
 日干がの人は龍高星。龍高星は離別、放浪、改革の星ですから、遠くへ行きたいという気持ちになります。旅行・転勤・転職・転居など、生活も変えたくなるかもしれません。この星は好奇心が旺盛ですから、歩いて見て知識を深める星です。とどまるよりは、動いている方が運がよくなるようです。
 日干がの人は玉堂星。学ぶことにツキがあります。資格試験や通信教育、カルチャーなどに参加するなど、習い事をスタートさせるのもよいでしょう。また母性に関することにもツキがあります。
 日干がの人は車騎星。戦い・仕事・行動の星。頭の中に行進曲が流れる感覚になります。とにかく忙しく頑張れる年でもあるので、仕事やスポーツには成果が期待できるでしょう。でも頑張りすぎには注意して。
 日干がの人は牽牛星。いつになくプライドが高まり、責任を持たされる立場に立たされるかもしれません。名誉運もついてきますからそれなりの評価を得るでしょう。独身の女性は結婚相手が巡る年です。
 日干がの人は禄存星。愛と奉仕の星である禄存星は財運のある年に。どちらかというと出費が多くなり、大きな買い物にも心が動くでしょう。なんとなくお金回りがよい年です。
 日干がの人は司禄星。家庭、貯蓄、堅実の星でもあり、貯蓄を始めると運がツキます。家族が一丸となるような出来事もあるかもしれません。独身の女性はこの年に出会う人と将来結婚の可能性も。




才能

  占いは、生れた日の命式を出して五行のバランスをみるところから始めますが、生まれた日によってバランスが良い人と偏りのある人がいます。五行「木火土金水」が揃っている人はバランスが良く何事もそこそこにこなせる優等生です。バランスの悪い人は個性的な才能のある人となります。

 さて、あなたは優等生と才能のある人のどちらが良いですか? 子どもの時に優等生だった人は、大人になるとほとんどが普通の人になります。反対に子どもの頃パッとしない人は大人になるとその才能を開花させる可能性が高いです。自分自身の子供のころはどうだったでしょう?

 バランスが良いということは平凡でも、ある意味幸せです。器用に世の中を渡れますし、大きな落ち込みもないかわり、大きな成功もないかもしれません。人生が順風満帆な強みがあり、運勢としては満点です。

 バランスの悪い人は、一部分に優れている人ですから、その部分を伸ばし、自分の出番をじっと待つ必要があります。人生のなかでいつかはその才能を認めてもらえる時がくると信じて...、

 そういう意味では、運勢は平等にできています。

 子どもの場合、小さいころなかなか芽の出ない子は、親もハラハラするものです。そういう時は子どもの興味を潰さないようにしてあげましょう。そしてその子の持ち味をほめて伸ばすことが大事です。子どもの場合、親の育て方、育つ環境が大きいからです。

 一人の人が持っている可能性はたくさんあるのですが、開花しないで終わることも多いのは残念なことです。

 宇宙飛行士の油井亀美也さんの命式を調べてみました。油井さんは金性の人で、五行のうち土、金、火の三つだけの人です。「土生金」の知性、「火剋金」の理性が備わった人でした。なんと宇宙飛行士には打ってつけの人です。また、お父さんが「自分の子がこんな立派になるとは思わなかった」と言っていました。油井さんは子どものころから天体を何時間も眺める子どもで、宇宙飛行士にあこがれを持っていたようです。さらに大運で「水性」が廻り、去年今年と「木性」が廻っていたので五行が揃いました。まさに才能の花が開くタイミングでした。油井さん45歳です。もちろん、運3:努力3:環境4の比率です。




仕事運

 生れ年は「未来・社会・仕事」の場です。どんな環境にあれば自分を活かせるのかを考えてみましょう。自分にはどんな未来があり、どんな社会で受け入れられ、どんな仕事が合っているのか? 誰もが一番に知りたいことですよね。
 得意なことを仕事にするのか、好きなことを仕事にするのか、あれこれ迷うと思います。もちろん得意分野であれば苦労なくいけるかもしれません。好きなことであれば苦労もなんのそので乗り切る可能性もあるでしょう。

 ところがそのどちらでもないものの一つに年干支を見るという方法があります。年干支の「干」は人によって2〜4個出ます。私の場合、庚、戊、丙、甲があり、それぞれに意味を持っています。庚は和合、戊は学問、丙は名誉、甲は蓄財です。この中で守護神になる干が一つあります。それは甲の蓄財です。蓄財に関する仕事を選ぶと、社会が受け入れてくれ、未来が開けるのです。ところが、私は数学が不得意なうえ学業も成績優秀とは言えません。どちらかというと美術系に関心があり、モノづくりが好きでした。
 あるとき、ピンチに陥りなぜか不得意分野である金融機関の面接を受けました。それが功を奏し意外な展開となったのです。それまでは適性が無いと思い込んでいた分野だけに考えることもありませんでした。まさに「ピンチはチャンス」だったのです。私自身は意外な方向転換をしたことで開運し、それなりの結果を得ることになりました。
 では同じ年の同級生が皆同じかというと、そうはなりません。その人の日干支を主体にするため、同じ年に生まれても同じとは限らないのです。まったく同じ生年月日の場合はあり得ますが。

 人というのは思い込みに支配されるところがあり、子供の時に思い込んでしまったことは、なかなか変えることができないそうです。占いという、まったく違う切り口から分析してみるのも、あとあと役に立つこともあるかもしれません。




今に生きる

 〜身を任せて人生の景色を楽しめばいいと…。これは算命学でいう「生まれた日」が自分の場所になるからです。というのは、人の誕生日は生まれ年、生まれ月、生まれ日と並びます。占い的には生まれ年は「未来」、生まれ月は「現在」、生まれ日は「過去」を意味します。
 現在を起点にして、未来←現在→過去という図式になり、今日という日は現在で明日という日は未来です。そして明日になれば現在は過去になるのです。当たり前ですがその繰り返しが人生です。なので一番大切なのは常に「現在」を生きることです。林先生の言葉を借りれば「いつやるの、今でしょ」は、まさに言い当てていますね。

 人は未来や過去に生きるのではなく、今に生きなければいけないと算命学は教えています。私などはどちらかというと、心が未来に向いているところがあり、常に今を大切にしょうと意識しないと、明日に生きてしまいます。未来に生きても、今に生きても、過去に生きても、悲しいかな生きる時間は無限ではありません。

 また私たちが人間という乗り物の後部座席にいるというのは、生年月日でいう生れた日が一番、個を表すからでしょうね。生年月日という乗り物に乗っているとイメージしてみてください。まず年が進み、年の中の月が進み、月の中の日が進むという順番で回ります。こう考えるとなんとなく理解できませんか。
 「年」は未来・社会・仕事の世界
 「月」は現在・家系の流れ・メンタルな世界
 「日」は過去(結果)・家庭・プライベートな世界を表します。
 自分をこんな風に分解してみると、いろんな理解が深まると思います。




選択

 誰でも選択を迫られたとき、ただ闇雲に迷ってしまいがちです。でも少しだけ冷静になり、他人の目線になって自分を客観視してみることも大事なのです。人生の答えは数学の答えのように一つではありません。可能性のあるかぎり、そこには道があります。占いの果たす役割は、どの可能性が道として可能なのか探ることです。しかし、どの道を選ぶかは本人の自由であって、占いは単なるヒントにすぎません。なので、第三者の声に振り回されないことが大切なのです。
 周りの声に従ってあきらめたことは、のちのち不完全燃焼の形で残ります。

 ある意味、自分の肉体を人生を含め、自分自身が運転していると誰もが思っていると思います。ところがそうではないようです。自分自身を車に喩えると、操縦(ハンドル)しているのは自分の意思ではありません。それは大きな意味で、潜在意識かもしれません。では自分はどこに?と思うでしょう。自分は後部座席にいるのです。この肉体を動かしているほとんどは自動運転なのです。最近は自動運転の車が話題になっていますが、人間はもともと自動運転されている生き物なのです。心臓は自分の意思で止めたり動かしたりできません。自動運転の最たるものは自律神経や免疫機能といわれます。

 私たちは精神と肉体の両輪で生きる生き物ですから、そのバランスが崩れると成り立たなくなるのです。私はその話を聞いたとき、とても楽になりました。無理にいきむ必要がないんです。だったら身を任せて人生の景色を楽しめばいいと・・・。




はじめに

 算命占術は中国から伝えられた占いです。日本でも明治初期まで使われていた太陰太陽暦(旧暦)に元ずいて運命を算出します。六十個の干支には空間を表す「甲乙丙丁戊己庚辛壬癸」の十干と「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」の十二支の組み合わせからなり、年月日の干支から星を読むことで占います。

 その読み方には様々な法則があり奥深い占技で成り立っています。しかし基本的な読み方をマスターできれば占いとしてはある程度の解読ができます。よく芸能人を占うサイトを見かけますが、ほとんどは後づけの占いですから、後からこういうことだからこうなった的な検証をしているにすぎません。

 占いがよく当てはまる人と、当てはまらない人がいます。よく当てはまる人の命式は生まれた年月日に特別な条件がなく占った通りの人生を歩みやすい人です。ある意味、占いが活用しやすい人でもあります。組み合わせが複雑な人の場合は、時間的な差異が生じたり、複雑な動きになるので外しやすくなります。

 また占いが果たす役割というのは、人生全体のおおよそ30%ていどで、その人の努力が30%、残りの40%は環境が影響します。環境とはその人が置かれてる場所であり、自分を活かせる環境なのかが、大きな問題となります。

 なので、占いに依存しすぎるのはよくありません。何かを決断するとき、自分なりの答えを用意し、最終的な決断のキッカケとして占いを参考にするというのがベターです。