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算命占科U -2017-




「赤い糸」
 お笑い芸人の藤井隆さん、タレントの乙葉さんと結婚して12年目だそうですが素敵なご夫婦ですね。
☆藤井隆さん 1972.3.10

辰巳 鳳閣星 天極星

調舒星 司緑星 調舒星

天極星 調舒星 天報星
☆乙葉さん 1981.1.28

寅卯 禄存星 天胡星

石門星 調舒星 禄存星

天将星 調舒星 天印星

 なんと、お二人の相性をみて驚きました。藤井さんの年干支「壬子」は乙葉さんの日干支「丙午」を「天剋地冲」しています。また、乙葉さんの日干支「丙午」が藤井さんの日干支「庚子」を「天剋地冲」しているのです。
 お互いがお互いを天剋地冲し合っています。そして、「庚子」と「庚申」は「大半会」にもなりますから、藤井さんが乙葉さんの前進力を強め、人生の突破口をもたらすことになります。
 乙葉さんは結婚前、芸能界入りを反対していた父親が不遇の死を遂げ、精神的に落ち込んでいたとき、藤井さんが支えたというエピソードがあります。そして、『1年後に気持ちが変わっていなかったらプロポーズさせてください』と言ったそうです。1年後、『前よりもっと好きになってしまいました。結婚してください』と、、、素敵なお話ですね !!
 互いの天剋地冲と大半会のお二人は「赤い糸」で結ばれ、きっと前世においても強い絆を持っていたのでしょう。
 このように、大半会、律音、納音、天剋地冲が二人の間に成立すると「縁の深い」関係になります。ご夫婦というのは元は他人ですから、出会いまでは見えない力が働くのです。
 藤井隆さんはもともとおネェキャラでしたよね。こんな素敵な男性に変身するなんて当時は想像もできませんでした。これも乙葉さんの女子力のたまものかも…。
 お二人のもう一つの共通点は、表現力の「調舒星」が複数あることです。芸術・芸能面にその適性が活かされています。




「雨ニモマケズ」
 「雨ニモマケズ、風ニモマケズ」は、あの有名な宮沢賢治の詩ですが、代表作品を読み返してみて、心が洗われる想いがしました。特に「グスコーブドリの伝記」「銀河鉄道の夜」は心に残った作品のひとつです。
☆宮沢賢治 1896.8.27

寅卯 禄存星 天貴星

石門星 龍高星 龍高星

天将星 禄存星 天貴星

 命式を出してみて、なるほど星に表れているなぁと思いました。十大主星は精神を表し思考を作りだします。そして「禄存星」「龍高星」「石門星」の三つの星で構成されています。なかでも創造力となる龍高星の点数が一番高く、独特の悲しさや暗さも龍高星からきているものと思います。
 「禄・龍」は人助けに変化し純粋なお人よしになります。「龍・石」は技術や芸術へいくエネルギーになります。「龍・龍」は一つの世界を極めるエネルギーです。「禄・禄」は世渡りが上手とは言えないが真面目に人生を歩みます。「石・禄」は行動力の逞しさでスピードを出して人生を渡るエネルギーです。
 十二大従星には「天貴星」と「天将星」が出ていますから、真面目に学ぼうとする好奇心や大人として頂点に立つ身強のエネルギーがあります。
 賢治は明治29年8月27日、岩手県花巻市豊沢町(現在の地名)に当時としては恵まれた質屋の長男として生まれます。熱心な浄土真宗の信徒だった父の影響で小さい頃より経典を暗唱する賢い子供でもありました。
 その後、盛岡高等農林学校(現.岩手大学農学部)に入学し、文学的才能が一気に開花します。卒業後は研究生として学校に残り、土壌調査に従事するも体調を崩し、肋膜炎と診断されます。
 研究科を卒業した後は家業を手伝いながら読書三昧の日々を過ごしますが、創作活動をする傍ら農学校で教論を務めます。(天貴星は先生になる人も多い星です)。その後も一進一退の病勢が続き、病床のなか高等数学を勉強しますが、享年37歳(昭和8年9月21日)の短い生涯を終えることとなります。
 こうして宮沢賢治という人を振り返ってみたとき、本人の持つ資質は環境(土壌)によって花咲くものと知ることが出来ます。わりと裕福な家庭、宗教心のある父、勉学できる環境であったこと、また当時としては少ない弟と妹の3人兄弟であったこと。どんなに才能があったとしても、環境がそれを許さなければ花咲くことはないのです。また、子供の頃に才能の一端を見せるというのも見逃せません。
 賢治は『自分の童話は、自分がつくったものではない。みんな自然からもらってきたものだ』と語っています。
 ぜひ、あなたも宮沢賢治の世界を覗いてみてください。




「裏表のない人」
 雨上がり決死隊の宮迫さん、またしても不倫疑惑が報じられました。5年前には初期の胃ガンがみつかり手術をされています。
☆宮迫博之さん 1970.3.31

寅卯 貫索星 天堂星

龍高星 司緑星 龍高星

天堂星 玉堂星 天報星

 宮迫さんの宿命の特徴は、年干支と日干支が同じ干支で「律音」になることです。年干支というのは表の社会的な場所で、日干支は裏の個人的な場所になります。そこが一緒ですからある意味裏表がありません。
 芸風を見ても恐妻家をネタにしているところなど、裏表の区別がないというか、裏も表もゴッチャな感じです。でもこれは律音の人にとっては仕方がない現象でもあるのです。
 年干支と日干支が同じでない人の場合は、表と裏が独立した世界になります。宮迫さんは仕事と家庭がまったく同じ世界ですから使い分けが物理的にもできない人なのです。このようなことから考えても浮気はバレやすい、陰日なたのない生き方をされる人です。
 また、東と西に同じ星が出ている場合、算命では二度縁になるといいます。実際、結婚されたのは大運「壬午」、1998年「戊寅」ですから、大運・年運ともに「半会」し、「三合会局」も成立します。
 戊 壬 庚 己 庚
 寅 午  卯 

 宿命の三合会局とは違い、宮迫さんの場合は後天運での三合会局(火局)になります。この年に結婚されたとすると、団結は強く簡単には崩れません。が、天中殺の年ですから限りなく可能性はあるでしょう。
 壬 甲 庚 己 庚
  申 戌 卯 戌
      冲   
 また、胃がんが見つかった「壬辰」年は中央「」で肝・脾などの病になりやすいのです。脾というのは胃を含む消化器ですから、精神や身体酷使による消耗が原因になります。また、宿命の「戌」を「対冲」する年でもあり、「害と冲の重なり」は要注意の時でもありました。
 中年期の従星「天報星」は変化の目まぐるしい星であり、生まれ変わるという意味もあります。宮迫さんは「生月中殺」があり、「妻星中殺」にもなります。しかし、子どもは宮迫さんにとって守護神になり有難い存在です。
 実際、律音のある人は嘘のつけない人ですから、宮迫さんの奥さんはすべてを分かって、大きな目で見ているのでしょう。




「お父さんが3人」
 ドラマでブレイク中の高橋一生さん、役になりきる演技力が抜群です。どんな宿命をお持ちなんでしょうか。
☆高橋一生 1980.12.9

子丑 禄存星 天胡星

玉堂星 牽牛星 鳳閣星

天南星 鳳閣星 天報星

 一生さんの命式の特徴は、地支の「三合会局」で、水性に変化します。とても大きな器であるとともに、水局の人は頭脳明晰です。実行力にも優れ、自分の中で物事が完結する人でもあるのです。
 一生さんが8歳のとき児童劇団に入りますが、コミュニケーションがとれないことを心配した祖母の勧めがあったそうです。このような特殊な生まれの場合(三合会局の人はかなり少ない)、子ども時代の教育がとても重要なのです。やはり何かのお役目を持って生まれる人でもあるからです。また、日干「丙」の人は生まれながらに頭の回転が速いのも特徴です。
 そして、一生さんの生い立ちに驚いています。5人兄弟の長男で兄弟の父親が3人違う異父兄弟だと告白しています。また、一生さんは母親が18才の時に生まれた子で、おばあちゃん子だったとか。そのお母さんも52歳という若さで、ガンで他界しました。母親と仲は悪かったそうですが、最後に『もう大丈夫、弟はなんとかするから、もう休んで』と、看取ることができたそうです。
 3度の離婚という奔放なお母さんに苦労させられたわけですが、一生さんの命式には一番近くにお母さんがいて、お父さんの星が複数出ています。子ども心にどれだけ傷ついたことか、5番目の弟さんは一生さんが18歳の時生まれたそうです。一生さんが今だ独身なのはお母さんのトラウマがあるのかも、ですね。
 一生さんは主星が「牽牛星」ですから、品性があり真面目です。「鳳閣星」が二つあるので、繊細な感性に優れます。どこかおっとり見えるのも鳳閣星の影響でしょう。西に「玉堂星」ですからプライベートでは静かな理性派でありながら、本人も自覚しているウジウジするタイプです。また、「生月中殺」の生まれでもあり、心を空にして役になりきれるのは役者冥利に尽きるでしょう。




「信念の人」
 「仕事人内閣」の総務相に決まった野田聖子氏、6年前には50歳で妊娠・出産と何かと話題になりました。
☆野田聖子さん 1960.9.3

辰巳 車騎星 天恍星

調舒星 車騎星 玉堂星

天極星 貫索星 天馳星

 野田聖子氏の命式には、日年に「天剋地冲」があり、親の仕事を引き継ぐという意味があります。天剋地冲がある人は総じて、自分のやりたいことに果敢にチャレンジします。自分の欲望のためには周りを打ち崩していくパワーがあるのです。
 政治家としてはその本分を発揮して大きな仕事もできる人です。過去に総裁選出馬を模索するなども、廻りを打ち崩すパワーがあるからこそできることでしょう。
 2017年の今年は守護神が廻っていますから、野田さんにとって良い年です。人体図のエネルギーは「身弱」ですが、大運5旬(49-59歳)は天将星が廻っています。また、その後も高エネルギーが20年間続きますから活躍されるでしょう。
 日支「」には六親の配偶者と子どもがいます。特に守護神になる子どもはどうしても欲しかったのでしょう。子どもに対する執念は尋常ではありません。しかし天剋地冲に遭っているため困難が付きまといます。
 主星「車騎星」が二つありますから、計算された行動力になります。「天馳星」との組み合わせでは素早い行動となり、南の「貫索星」は一歩も譲らない信念が隠れています。というか、もう「信念の人」ですね。
 そして、安倍内閣の主役である総理との相性は...
☆安倍晋三氏 1954.9.21

申酉 禄存星 天恍星

調舒星 石門星 玉堂星

天印星 調舒星 天将星

 野田さんの年干支「庚子」が安倍さんの日干支「庚辰」と「大半会」しています。さらに野田さんの日干支「甲午」は安倍さんの年干支「甲午」と「律音」になります。仲間として発展性があり、理解し合える相性といえそうです。




「苦労人」

 NHK朝ドラで活躍の有村架純さん、ドラマのヒロインと同じく彼女も苦労人のようです。
☆有村架純さん 1993.2.13

戌亥 龍高星 天馳星

龍高星 調舒星 車騎星

天堂星 石門星 天将星

 中学に入学したころ両親が離婚、母親と2歳上の姉(有村藍里さん)の三人暮らしの中、中学3年のとき女優になろうと決心したそうです。決して楽ではない暮らしのなかで週6のバイトをしながら高校を卒業、自ら掴んだ女優への道へ...。
 人体図の北に「龍高星」があり、初年期が「天馳星」です。龍高星は離別の星で親の場所に出ています。天馳星は父親とシーソーする星ですから、子どもが健康なら父の運勢は下がります。両親の離婚によって宿命通りの初年期となるのですが、社会に出るころになると「天将星」が働きだします。苦労を経た天将星は人間的に大きく伸びます。
 主星の「調舒星」は繊細な芸術性のある星ですから、女優という職業に向いています。南の「石門星」は社会性があり天将星とセットですから力強い活躍が期待できます。
 星は車騎(金)→龍高(水)→石門(木)→調舒(火)と流れ、調舒星に止まります。自分らしさを表現する世界が人生の目的です。
 大運2旬(17歳〜)には日干「乙」(草花)にとって守護神となる「丙」(太陽)が廻っています。また年干の「癸」(雨)も守護神です。
 六親でいう母(癸)が年干に透干していますから、母の力が大きく父の役割も担っているといえます。この宿命を逆からみれば、この子が生まれることで、母が強くなり、母の人生が変わったといえます。
 天馳星という星は、精神的でありながら天将星と同じくらい強い星です。精神の強さと現実の強さの両方を持っている有村架純さん、朝ドラのヒロイン矢田部みね子と重なりますね。




「方向転換」

 14年に覚せい剤取締法違反で有罪判決をを受けた歌手のASKAさんが元アナウンサーの妻・洋子さんと離婚したと明かしました。
☆宮崎重明さん 1958.2.24

戌亥 車騎星 天南星

龍高星 鳳閣星 車騎星

天貴星 鳳閣星 天胡星
 宮崎氏と洋子さんは1986年に結婚、1男1女をもうけました。ちょうど30年経過した去年あたりから、その兆候はあったものと思います。
 結婚した年は「丙寅」で、宮崎氏の日干支「壬申」とは「天剋地冲」になります。天干は精神、地支は現実、その両方が衝突して壊れる様をいいます。宮崎氏は自分の私生活を壊してもかまわないほど、洋子さんにメロメロだったのかは定かではありませんが、天剋というのは自分の意思が働きます。
 しかし、30年目の「丙申」は結婚した年の「丙寅」と「納音」関係になります。これは始めた年から30年後には必ず納音になるのです。このように30年目の「納音」に離婚になるということは、間違った結婚だったといえるのです。
 たぶん宮崎氏が浮気や覚せい剤へと横道にそれて行った背景には、天剋地冲での結婚に原因の一端があるのではないかと思います。また宮崎氏は「生年中殺」を持ってます。年支「戌」の中に中殺された配偶者の星があり、「妻中殺」の命です。妻とはしっくりしないものを常に感じていたはずです。
 また、宮崎氏の命式には、西に「対冲」もあり、「妻中殺」も含めると結婚運が良いとはいえません。
 現在の大運もまた、「龍高星」で離別の星です。53才から中央「天剋地冲」が廻り、これまでの人生の方向転換をしなくてはなりません。晩年は自分に立ち返るときです。これからも音楽活動に頑張ってほしいです。それにしても昨年11月の再逮捕劇は不可解な感じが拭えませんね。




「波乱万丈」

 人気上昇中のムロツヨシさんは、幼いころ波乱万丈な生い立ちだったと明かしています。
☆ムロツヨシさん 1976.1.13

申酉 石門星 天将星

禄存星 司緑星 石門星

天印星 司禄星 天南星

 4歳の時に両親が離婚し父親に引き取られました。しかし親戚に預けられたり、父方の祖父母と暮らしたりで、子ども心に見捨てられたと感じたそうです。そのとき『離婚はダメだ』と強く思ったとか。また、父親の借金の保証人になった親戚は自己破産し生活が破たんしてしまい、それ以来父親とは会っていないのだそう。ところが海外旅行に行ったとき取った戸籍謄本には知らない間に再婚して母親ができていた、そして実の母親とも離婚で別れたきり会っていないそうです。
 『親はなくても子は育つ』と言いますが、運命的なものはあったのでしょうか、気になりますね。
 日干と月干が「干合」しますから結婚運はあるのですが、日干支「甲戌」は日座天中殺ですから、結婚には複雑なものがあります。ムロさんはいまだ独身のようですから、やはり幼少期のトラウマが尾を引いているのでしょう。
 六親を見ると母と父ががきれいに出ます。このように宿命上親子の縁が深いと、両親の離婚によって子供の人生は曲げられることになります。母の星が複数出るとかであれば、もともと縁は深くありませんから、それなりに育つのです。父と父方の祖母はムロさんにとって近くて縁が深い人たちです。
 五行は木性と土性しかありませんので偏った宿命です。平均的な人生ではありません。
 人体図を見ると初年期が「天将星」ですから、父親と運のシーソーゲームをします。まして辛い状況であっても天将星だから負けずに生き抜けたとも。星的には最大に天将星が活かされた環境といえます。そして子ども時代が波乱で鍛えられた天将星は必ずのちの人生で陽転します。それに主星が「司禄星」ですから、地道にコツコツ人生を積み重ねます。
 また大運を見ると、1〜3旬まで異常干支が並びます。これは才能系です。4〜5旬は「大運天中殺」になり、今まさに大活躍のムロツヨシさんです。




「宿命を生きる」

 105歳の天寿を全うされて天国へと旅立った日野原重明さん、医師として人として命の尊さを身をもって示されました。
☆日野原重明さん 1911.10.4

寅卯 禄存星 天報星

鳳閣星 禄存星 牽牛星

天南星 貫索星 天貴星

 私たちはひとり一人自分の世界(宿命)を持っています。その宿命通りに生きていくことが本人の幸せにつながり、また使命(ゴール)への道筋となると算命は考えます。
 日野原氏の日干は「秋の丁火」で燃える火です。月干にもありますからその燃え方は社会をも巻き込むことになります。干支絵にすると、石が敷き渡る河原での焚火の姿です。
 「亥」の蔵干には燃料となる「甲木」があります。六親にすると母親であり日野原さんを支えた人物でしょう。父は日干支の「己土」で自分にとって一番近い存在です。牧師だった父の影響で日野原さんもクリスチャンだったそうです。しっかりした宗教観を小さい頃から持っていらした方なのです。また「丁火」は父方の祖母にも当たり、たくさんの恩恵を受けている宿命です。このように六親がすっきり出るのは先祖運がたいへん良いといえます。

 星を見ると主星が「禄存星」でもう一つ親の場所にも禄存星があります。禄存星は愛と奉仕の星、人助けの星です。そしてスケールの大きな星です。中央の主星は性格の60パーセントを占めます。
 初年期は両親の愛、そして友人や兄弟との縁が深くなります。「禄存星」、「牽牛星」は真面目で負けず嫌いな星です。「天報星」は好奇心旺盛、可能性を秘めた星です。
 中年期は家族や子供と縁が深くなります。「禄存星」、「貫索星」は意思強固な星、「天貴星」は自尊心、責任感の強い星です。
 晩年期はもう一度、自分に立ち返る時です。「鳳閣星」は無理なくあるがまま生きる長寿の星。「天南星」は夢を持ち続ける青年の星です。
 日野原さんは58歳の時、よど号ハイジャック事件に遭遇し、人生観が変わったと言って居られます。ちょうど「大運天中殺」に入った頃でした。
 こうして見ると、日野原さんの人生は宿命通りの生き方をされたのではないかと思えます。そして最後は家系「律音」の今年、あの世へ旅立たれました。




「恋多き女」

 松田聖子さんといえば、恋多き女として話題は尽きません。
☆松田聖子さん 1962.3.10

寅卯 牽牛星 天極星

貫索星 龍高星 調舒星

天南星 車騎星 天胡星

 年・月の宿命二中殺です。日干「丁」と年干「壬」が干合しますから、結婚運があるのですが、肝心の夫星が中殺されています。
 2012年「壬辰」の干合年に大学教授との再々婚で注目されました。噂によると略奪婚とか、、。何度も結婚・離婚をくり返すのは並のエネルギーではありません。宿命には「天南星」がありますから身強です。晩年に行くほど気も若くなり強くなります。
 ここまで結婚にこだわってしまうのは何なのでしょう。主星が「龍高星」なので、改革心は旺盛です。それに「車騎星」の行動力が加勢しそうです。そもそも「夫星中殺」の命ですから、いくらとっかえひっかえしても全うできない宿命です。そして星も中殺されていますから、屈折した出方になります。
 ネットによると元マネージャーの彼氏とも再燃しているという話もあり、離婚説がささやかれています。
 聖子さんの「六親」をみると、月干に偏夫、年干に正夫が透干していまから、いやでも目立ってしまいます。一人娘の沙也加さんと母親は日支のなかにいるためとても近い存在です。母親と聖子さんの兄が役員を務める個人事務所に沙也加さんも所属していますが、聖子さんはそこから独立して元マネージヤ―の彼氏と新事務所を立ち上げたとあります。
 三度目の夫となった大学教授さんは何だったのでしょう。妻と子供を捨ててまで作った聖子さんとの家庭は幻のようです。
 聖子さんは宿命に「干合」がありますから、人生において結婚は重要です。しかし夫星中殺の身の上です。大運においても21歳から60歳までは干合続きで、虚気にもなりやすく、相手を振り回してしまいます。振り回されてしまうほど、魅力的な女性ということなのでしょうね。




「離婚は是か非か」

 最近、森昌子さんをTVよく見かけるようになりました。お子さんともどもご活躍の様子です。元夫婦の相性が気になりますね。
森進一さん 1947.11.18

辰巳 車騎星 天恍星

貫索星 司禄星 司禄星

天印星 貫索星 天恍星
森昌子さん 1958.10.13

子丑 牽牛星 天堂星

調舒星 龍高星 龍高星

天将星 石門星 天堂星

 結婚した時期は1986年「丙寅」です。真一さんの年運は「牽牛星」で、月年支ともに「支合」でした。昌子さんの年運は「司禄星」で日支が「支合」でした。対外的な名誉の年と家庭に収まりたい年が折り合ったわけです。
 そして、スタートから19年たった2005年に離婚となるわけですが、たぶん前年の「甲申」に決定的なことがあったのではないかと思います。それは、夫にとって「司禄星」で家庭「」になり、妻にとっても「調舒星」で感情「」になる年でした。結婚した年が「寅」で、離婚の前年が「申」ですから「対冲」になり、離れるタイミングが合ってしまったのでしょう。二人の間に「共通干支」がありませんので、簡単に別れてしまう夫婦ともいえます。
 昌子さんは晩年星が「天将星」ですから、離婚はかえって宿命の消化を助け、ますますお元気に活躍されると思います。真一さんは家庭を守りたかったはずで、晩年は妻に頼る星「天印星」です。
 割り切りの速い女性、そして晩年は妻に頼りたい男性とのギャップは相当に距離があったのでしょう。
 真一さんは貫索星が二つで用心深く頑固、司禄星も二つで現実的なうえ家庭はこうあるべきとこだわりがあります。また天恍星二つは気持ちが若く夢を持ち続けるタイプです。
 に比べ、昌子さんは龍高星が二つですから一生一業の天将星パワー。晩年にいくほど強くなります。また天堂星が二つですから真面目で引っ込み思案なところもあります。天堂星は老人的な知恵の星、落ち着いて悟ったところがあり、お説教好きです。
 極めつけは、長男さんの命式をみると夫婦に波乱があることが分かります。この離婚が運命の流れであり、結果的に落ち着いたといえる半面、当時まだ小学生だった三男さんにとっては、親の離婚が影を落とすことにもなるのです。




「ヒモ夫」

 女芸人の山田花子(さん)の夫がネット上でヒモ呼ばわり、どうもヒモと呼ばれても仕方がない現状があるようです。

子丑 貫索星 天禄星

貫索星 貫索星 貫索星

天禄星 禄存星 天禄星

 旦那さんの生年月日が公表されてないので何とも言えませんが、まるで天剋地冲(?)夫婦のようですね。彼女のどれかの干支が旦那の日干を天剋地冲していたとしたら、生活すべてが彼女の負担になり、旦那は遊んで暮らすことになります。もしそうであれば(仮定)、これは縁が深いことになります。
 2005年「乙酉」の出会いは彼女にとって「納音」「天剋地冲」の年です。これまでの何かを捨て新しい道を模索する運勢です。
 一目ぼれした彼女の猛アタックで付き合いだしたのが、2008年「戊子」の年、子卯の「刑」は他人との争い(勝負)の運勢。天中殺ですけど...。
 そして2010年「庚寅」の年に入籍したとあります。「庚」は乙と干合する年で「牽牛星」が廻りますから、まさに配偶者の星。そして4月(辰月)は寅卯辰と「方三位」になります。5月3日に入籍したそうですから、暦上は4月の範囲です。
 山田花子(さん)は自虐ネタも芸にしている風で、周りが心配するほどではないかもしれません。イケメン夫と将来イケメンになりそうな男の子二人も手に入れたのですから、本人的には幸せそうです。
 宿命図を見ると、「貫索星」ばかりですからある意味、自分流を貫きます。南の「禄存星」は子どもへの愛情深さになりますが、木剋土と四方から剋されるので才能の星にもなります。
 それに長期展望と安定志向の「天禄星」が三つですから、『将来は東大から公務員にしたい』というのもうなずけます。
 貫索星というのは意思が強く、一度決めたことはどんなことがあっても変えません。方向転換ができないのが欠点です。「地支木性一気」の命ですから、一つの事に執着する粘り強さは目を見張るものがあります。宿命からして並ではありませんから、総じて花子流人生は粘り勝ちでしょう(!!!)




「暴言の人」

 衆議院議員の豊田真由子さん、秘書へのパワハラが問題となっています。エリート出身という豊田さんに何があったのでしょうか。

午未 貫索星 天禄星

禄存星 牽牛星 禄存星

天馳星 貫索星 天印星

 年干支と月干支が「大半会」、発想が雄大で一匹狼ですが、周りとの協調性に欠ける面があります。日干支と年干支が「納音」ですから、正反対のものを同時に持っています。
 一番に目につくのが、天干が木性一気で、守備本能が強く経済力があります。しかし、41歳からの大運5旬は「己巳」が廻り干合して天干すべてが「土性」に変化します。この方の場合、ちょっと特殊な運になり、「天元一気の干合旺地」といって、この10年間は人生の方向転換をすることになるでしょう。
 また、大運の年支は「」ですから、仕事の場にトラブルが付いて回ります。まさに仲間に裏切られるということもあるのです。
 豊田さんにとって前々旬からの大運天中殺が終わり、人生が波乱の大運へと突入しました。とくに今年は中央に「」が廻るので、自分の立場やメンタル面も崩れやすくなります。そして見逃せないのが、6月7月は天中殺月です。
 先に述べた宿命大半会で地支が「火性」に変わりますから、天干「甲」は足元から火に炙られ燃え上がるという構造になります。このような感情の高まりが、エリート街道を歩いてきたエネルギーになっていたのかもですね。
 官僚である夫との間に一男一女をもうけているとのこと。妻であり母であり、キャリアウーマンの豊田さん、さぞかしストレスもおありでしょう。
 宿命の中央の星は「牽牛星」ですから本来、真面目で対面やプライドを気にする名誉・名声の星です。ところが干合して甲が「戊」になると星は「調舒星」に変わります。この星は感情のブレが大きく、気に入らなければヒステリックにもなります。また、中年期が「天印星」の赤ちゃん星ですから我慢できません。そこへもってきて、今年は年運にも「調舒星」が廻っています。
 趣味が映画鑑賞や料理とありますから、そちらに調舒星の感性を活かすと良いですね(!!)。




「卒婚(?)」

 船越英一郎さんは松居一代さんと離婚の決断をしたものの、仕事への影響を考え、「卒婚」という形をとったとか。卒婚とは籍はそのままで別居生活の事のようです。二人の相性は…。
☆船越英一郎さん

寅卯
貫索星
天極星

龍高星
玉堂星
調舒星

天堂星
調舒星
天南星
☆松居一代さん

戌亥
玉堂星
天極星

貫索星
石門星
調舒星

天南星
龍高星
天将星
 
 お二人の日支が「対冲」になり、結婚生活は破壊へと向かいますから恋人止まりの関係です。松居さんの月干支が船越さんの年干支を「天剋地冲」しています。夫婦に限らず天剋地冲はマイナス以外の何ものでもありません。が、これも二人をつなぐ「」になります。松居さんの天中殺の「」が船越さんの日支にありますから、船越さんをピントの合わない眼鏡で見ているようなもので、船越さんにしたら理解してもらえないもどかしさがあるでしょう。
 陽占をみると、船越さんは西に「龍高星」、知の赴くまま移動したい星ですから、家庭に収まるマイホームパパにはならないでしょう。一方、松井さんは西に「貫索星」ですから、家庭を守りたい星です。どんな状態になろうとも守ることが使命なのです。
 また、松居さんの「貫索星」「石門星」「天将星」の星並びは、相当な強さがあります。実際、お掃除で才能を発揮し、財産を成したといわれています。
 「天将星」というエネルギーは王様の星ですから、そもそも誰かの庇護になるような生き方は合いません。女性であっても男性と肩を並べて生きていく力があるのです。
 『たとえ女性であっても、天将星があれば一人で生きなさいということ、その分夫運がないのです』と、算命はいいます。星が強いとどうしても押しが強くなりますから、家族や相手に威圧感を与えてしまいます。そこは天将星の気を付けるべきところで、自分が良ければを続けていると相手は逃げてしまいます。
 そこでつながるのが、松居さんの不可解なブログです。「事件・サスペンス・尾行・旅立つ準備・晩年が一人ぽっち」などの書き込みは、典型的な天将星の陰転現象ともとれます。算命では天将星が極まれば『孤独の罰を受ける』と言います。
 また、お金や豪邸、投資といったお金もちに共通した「恐怖感」に襲われていると思います。お金のエネルギーは本当に恐いものです。だからほどほどが一番です。




「スピリチュアルな星」

 スピリチュアルというと、「天極星」「天馳星」「天報星」の星です。人間の一生を十二に区分したのが十二大従星で、肉体の時間経過「栄枯盛衰」を表しています。
 そのなかでも、肉体が死を迎えたのが「天極星」です。天極星の世界は肉体も精神もすべてが「無」になり、善も悪も欲もありません。天極星が宿命にあれば " 無の感性 " といって一番、霊感が強くなります。
 「天馳星」は肉体から離れた魂が、時間も空間もない世界へと旅立ちます。その時、魂は天上に上り、徐々に分離していきます。それがあっちこっちに飛び散り、宇宙の星屑(!!!)になっていきます。天馳星には過去もなければ、未来もなく今があるのみです。細かく分離して広がりますから、多忙を極めるのが特徴です。特技はヒラメキがあることです。
『人間が生まれると、その魂に先祖とか親兄弟とかいろいろなものが入ってくる、それが徐々にミックスされて魂が出来上がる』と、算命ではいいます。
 そして「天報星」は母体に宿る胎児の星です。体内では細胞分裂していくごとに肉体が出来上がっていきます。天報星の人はあれもこれもといろんなことをやりながら、全部まとめてしまう能力があるのです。天報星ほど好奇心と変転変化の星はありません。
 この三星の共通点は肉体の無い世界、目に見えない世界での人間とは思えないスゴ技(!!)を時々垣間見せる点です。
 有名人では、作家の五木寛之氏と石原慎太郎氏が同じ生年月日で、「天馳星」「天報星」「天極星」の三星をお持ちです。三輪明宏さんが「天極星」と「天馳星」、真鍋かをりさんは「天馳星」、ベッキーが「天馳星」と「天報星」、ローラが「天極星」二つでした。どの方もどこか人間離れした不思議なムードを持っています。




「晩年期が悠々たる人生」

 晩年期が悠々たる人生になる星は、「天恍星」「天南星」「天禄星」のある人たちです。
 「天恍星」は夢とロマンを求める星、年を重ねても若々しく、華やかな晩年です。見た目にも精神的にも若く、若い人たちとも違和感なく付き合える星です。晩年になっても恋したり、結婚するようなこともあり得るタイプです。若さを失わずに人生最後を送れるなんて素敵なことですね。

石門星 天報星
司禄星 司禄星 玉堂星
天恍星 車騎星
↑由美かおるさん(66)です。「天恍星」が二つです。とても66歳には見えません。若いです。
 「天南星」は青年期の星、一本気な純粋性は晩年になっても衰えません。老いても"元気な人"なのです。また、批判力の強さが時に毒舌にもなり、言いたいことはところかまわず発散します。時に波乱を巻き起こすこともあるのですが、利害や損得がない人なので小気味いいタイプです。

牽牛星 天禄星
鳳閣星 鳳閣星 貫索星
天南星 車騎星
↑阿川佐和子さん(63)です。元気な人というイメージですね。
 「天禄星」は用心深く堅実な星、温厚で冷静ですから周りをよく見て気を配るタイプです。何事も同じペースを保つ安定感があり、老いても仕事を続けることができるという点で隠居はありません。

龍高星 天禄星
鳳閣星 調舒星 鳳閣星
天禄星 調舒星
↑上橋菜穂子さん(54)です。これからが晩年ですが、作家としてますますご活躍されるでしょう。
 いずれの御三方も、晩年になってもある一定の力を持ち続けられるのが特徴です。
 少し違う意味で悠々たる人生になる星は「天胡星」「天馳星」「天極星」「天庫星」「天堂星」です。晩年がこの星の人たちは、静かな老後、悟りの老後という感じで無理のない老後です。




「初年期にシーソーゲーム」

 初年期に問題が出やすい星は、「天極星」「天馳星」「天将星」の三星です。「天極星」「天馳星」は中年期にも問題があるのにと思うでしょう。初年期では星の特徴のほかに、家族を巻き込んだ形でシーソーゲームになりやすいのです。

○〇星 天将星
○○星 ○○星 ○○星
天○星 ○○星

 「天極星」「天馳星」は点数が低いために、親が不運であれば本人は健康で、親が順調であれば子どもが病弱になります。特に「天極星」「天馳星」の子は健康に注意してあげてください。大人になって子供のころ弱かったという人には「天極星」や「天馳星」「天将星」があることが多いです。
 また、「天将星」はエネルギーが大き過ぎ子どもにとって消化しきれません。不運と幸運が極端になったり、父親とシーソーするようなことも起こります。特に女の子より男の子のほうが現象が出やすくなります。父親が事業に失敗したり、親の離婚などで波乱があると星が消化します。ですから、子供(男の子)の初年期に「天将星」がある場合は、家庭の波乱を暗示していると思って用心してください。
 「天将星」の場合は、男の子でも女の子でも波乱を招かないためには、過保護にせず小さいうちからスポーツや打ち込める習い事をさせることです。
 「天将星」には頂点を極めるという要素と、反対の怠け者の要素があり、子供の場合、星が陽転するより、陰転することのほうが多くなります。が、藤井聡太くんのように陽転すると大人顔負けのパワーを発揮することがあります。しかし、陰転することが多い子ども時代は、父親の波乱によって消化させられるか、本人が病弱になるかです。なお中年期の天将星は問題ありません。
 また、宿命図のどこにあってもスポーツで頑張ったとか、何かで苦労した経験がないまま年を重ねると、余ったエネルギーは病気という形で消化させられることもあります。
 「天将星」がある人は、車に例えれば大型バスやダンプカー並みのパワーです。そのパワーを社会のため、他者のために役立てるとよいのです。




「中年期に谷間がある人」

 人生を大きく分けると、初年期、中年期、晩年期になります。その中でも中年期というのは一番、力が出せる時です。年齢で言えば30才〜55才くらいまで、俗にいう働き盛りです。

○〇星 天○星
○○星 ○○星 ○○星
天○星 ○○星 天極星
     ↑
 この時期に宿命の十二大従星に「天極星・天馳星」がある人は、中年期に大きな谷間を経験することになります。「天極星・天馳星」は、直感が鋭く精神的で霊感的な勘がある星です。
 「天極星」はお人よしの星ですから、人に乗せられてしまいます。天極星の人は、雑念がなく心がピュアです。そこにつけ込まれ乗せられてしまうと貧乏くじを引いてしまうことにもなります。
 「天馳星」はとにかく忙しい星です。また、そそっかしいところがあり、不注意でミスすることも多くなります。おとなしくしているとノイローゼになりやすく(パニック障害など)病気にもなってしまいます。一日中、忙しく動き回っている環境だと病気にもなりません。動き回ることで運を掴む星なのです。
 中年期にこれらの星がある人は、中年期の生き方に工夫が必要なのです。
 天極星は(12点中)2点、病気の快復が悪く持病を持ちやすくなります。天馳星は(12点中)1点、"無"の星という最低点なのですが、これは現実を起点にした点数であり、その分精神的な面には非常に強い星です。同じ星が複数になると、隠れた強さになります。
 宿命の十大主星に「鳳閣星・調舒星」や「龍高星・玉堂星」などがあればその星の力を強めます。才能を生かした仕事や、創造的な仕事などでは力を発揮することができます。
 「貫索星・石門星」や「車騎星・牽牛星」「禄存星・司禄星」などは、現実を作る星です。それらの星が多い場合は、なかなか実力が発揮できず苦労することにもなるでしょう。現実(家庭や仕事)を壊してしまう可能性も起こりやすくなります。
 しかし、安易な決断をしないよう一度立ち止まってください。これは星の影響のせいでもあるのですから。運命に流されるのは簡単です。後で後悔しないためにも!!




「鬼嫁で有名な、あの夫婦」

 以前、夫婦間の「天剋地冲の相性」で書きましたが、つい先日ある芸能人の話(TV)を聞いて、もしや天剋地冲ではと調べたところ、まさに天剋地冲の相性でした。
 そのご夫婦は峰竜太、みどり夫妻です。
「妻の日干支を夫が天剋地冲(夫のどこにあっても)する場合は、夫が働き蜂で犠牲運です。夫は家庭のこと、料理、洗濯まで全部することになります。妻は何もせず遊んでいて、夫は疲れ果て早死にするような感じです」。
 峰さんの月干支がみどりさんの日干支を天剋地冲しています。峰さん曰く、みどりさんはゲーム三昧でお昼ごろ起床し、午後はマネージメントのお仕事をされているとか。お掃除や家事は峰さんと子供たちでされているようです。なんとみどりさん、幸せですね(!?)。
 他の人との間の天剋地冲と違って、ご夫婦の場合の天剋地冲は別格です。しかし、付き合う前に分かっていたら結婚しないかもしれませんが、。
 夫婦の場合は、剋した方が損をするわけですからなんとも微妙です。そこには「愛」と「絆」があるからこそ、耐えられるのかもしれません。お二人には他にスクランブル大半会もあり、縁は深いようです。また、峰さんはみどりさんの仕事ぶりに一目置いていますから、お二人の間では折り合っているのでしょう。そういえば過去には夫婦の危機もありましたね。
 昔から「縁は異なもの、味なもの」「破れ鍋に綴じ蓋」などと言います。
 大半会とか天剋地冲とか、いろいろあると相殺されるのか?といえば、相殺されることはありません。大半会も天剋地冲も同時に生きています。




「インパルス堤下」

 お笑い芸人「インパルス堤下」が、反対車線にはみ出し道路の中央部分に停車していたため取り調べを受けたとか。睡眠薬とアレルギー薬を飲んで運転したと説明、謝罪したとのこと。大きな事故につながらなくてラッキーでしたよね。
堤下敦 1977.9.9 yahooニュース
丁巳 戊庚丙 異.年月)半会

龍高星 天将星
己酉

石門星 鳳閣星 石門星
己巳 戊庚丙 日月)大半会
天将星 貫索星 天貴星
天中殺:戌亥
大運 乙巳 車騎星 天将星 月)半会
年運 丁酉 龍高星 天貴星 年)大半会





 宿命も「大半会」「半会」、大運も「半会」、年運も「大半会」と合法ばかりです。こういう時は運勢が広がりすぎてポカをやってしまいます。注意力が無くなり、地に足がつかない風船状態といってもいいくらいです。なにしろ、ブレーキのない車ですから、相当な自制心が求められます。
 宿命に「天将星」が二つあり、とても大きな器です。相当な苦労を経験しないと「W天将星」は生かせません。大きすぎるエネルギーは精神世界で発揮すると大成するとも言われています。「戌亥天中殺」ですから・・・(!)。
 「宿命大半会」の人の特徴は、周りとの協調性に欠け、単独行動が得意な一匹狼になります。発想も雄大ですから、周りの理解を得られないところがあります。また、明るい人が多く、自在な動きができます。自分をコントロールする力が必要です。
 他に、宿命の地支が半会して「金性地支一気格」になり、攻撃本能に偏ります。芸人さんの間ではトラブルメーカーだったという噂もありますから、ココからきているかもですね。




「天才棋士」

 今、話題の「天才中学生棋士の藤井聡太くん」は、どんな命式なのでしょうか。
2002.7.19 Wikipedia
己丁 生年中殺.異.合.

禄存星 天将星
丁乙己 生月中殺
司禄星 牽牛星 石門星
戊子 異.害.日年)天剋地冲
天報星 玉堂星 天堂星
天中殺:午未
 まず目につくのが、「宿命二中殺」です。ある意味で個を超えるものがあります。そして年干と月干に「干合」がありますから二面的です。年干支と日干支は「異常干支」、異常干支は日干支が一番で年干支が二番目に効き目があり、特殊な才能の持ち主です。また、干合すると年月が「連唐干支」になり、特殊な考え方、アイディアが生まれる、閃きがあると言います。
 日月の「」はミクロ的な視野を持っています。年月の「支合」は思い通りにまとめる力です。そして、日年に「天剋地冲」があります。これは外側と内側の熾烈な戦いです。
 自分の中でこれだけの機能が自動的に働くのだとすると、やはり凄いです。逆にこれだけの複雑なプログラムを生かせるのも将棋の世界だからかもしれませんね。
 大人のエネルギー「天将星」パワーに、自制心の「天堂星」パワー、そして「天報星」の変転変化のパワーですから、パワーもすごい !! 今の藤井聡太くんがあるのも不思議ではありません。
 大運を見ると、7〜16歳の初旬「大半会」ですから、才能が花咲く舞台にもなります。
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 そして、やっぱり気になる、羽生九段はどんな命式でしょうか。
1970.9.27 Wikipedia
辛丁戊

貫索星 天堂星


龍高星 石門星 龍高星
辛丁戊 害.日年)律音
天堂星 司禄星 天将星
天中殺:申酉
 日月「干合」、年月「干合」があります。干合しても「庚」は変わらず月干の「乙が辛」に変わり天干「金性一気」になります。精神は攻撃一色ですから勝負師としては強点です。
 年支・日支の「」は、ミクロ的な細かな視野を持ちます。日年「律音」は外側と内側が一貫している人と言えます。
 落ち着きと知恵者の「天堂星」、頂点に達した「天将星」のパワーです。
 羽生九段の大運をみると、初旬「二度目の干合」で、現実から精神そして現実とクルクル2回変化しています。初旬が干合になると人生が波乱です。同時に三旬まで「異常干支」が廻っていますから、34歳までの30年間は才能発揮の時代です。
 お二人の共通点として天干に「干合」があります。二面的な変化構造ですが、このような人は頭の回転が速く、固定観念に囚われない柔軟さがあります。
 いずれとも将棋という世界に入るきっかけが子供時代あったこと、将棋という頭脳プレーがツボに落ちたということでしょうか。




「運命に乗る」

 陰占でいう季節感はとても重要なポイントです。自分の生まれた季節そして、大運に廻る季節でそれぞれの生き方があるという理論があります。これについては後に送ります。
 ず〜と陰占の見方をやってきましたが、陰占というのは運命の形(現象)を見るもので、陽占は心を通した精神(思考)をみます。ですから両方を合わせて使うことにより、人を観ることができるのです。
 ここで運命というものをどう捉えるのか、また、上手に運命に乗るための私なりに感じていることをお話します。車に例えて言えばブレーキやアクセルが位相法で、周囲の環境が廻る星になります。現実の運転は人がしますが、運命はすべて自動運転。私たちは運命という名の車に乗っているようなものなのです。
 運命というものも、環境(置かれている状況)を抜きに使うことはできません。例えば対冲や刑などがくると、なにか悪いことのように思ってしまいがちですが、苦境の後にくる対冲は、とても有難い現象になります。対冲というのは現実が180度転換する現象ですから、現状から人生が転換します。
 また天剋地冲というのも、十二支の対冲に加え天干(精神)も剋され、現象も価値観も人生観も変わるのです。
 今、自分はどんな状態にいるのか、そこにどんな位相がきて、どんな星が廻るのかということを、自分の現実に当てはめてみてください。いつ頃転換点がくるとかは大運の十二支で予測できるのです。
 また、大運天中殺などは飛行機に乗っている状況と似ています。大運天中殺に入り、離陸から5年くらいの安定飛行までは運勢が大きく揺れます。大運天中殺が終わる5年前あたりからは着地のため運勢が縮み始めます。
 運命を知り、運命に乗る練習をすることが、人生設計を成功させるコツになると思います。




「冬の干支絵」

 冬になると、寒気が強くなります。動物や植物たちも冬眠に入り、静かにじっと春を待つ季節です。そのため冬生まれ(亥・子・丑月生まれ)の人は、冷静な質(クールな)と忍耐力が備わります。
 冬のシンボルカラーは「」です。黒は夜の色、「暗黒」ともいいます。一日の終わりを指し、新たな再生の準備期間です。
 東と南は物事が生まれるところ、西と北は物事の終わるところです。昔のお葬式には白と黒の幕を張りました。
 冬生まれの木性は、春をじっと待っている姿です。
 冬生まれの火性は、なんとなく人を集める魅力があります。
 冬生まれの土性は、雪に覆われて見えません。隠れたパワーを持っています。
 冬生まれの金性は、雪に隠れた裏の宝です。
 冬生まれの水性は、冷静沈着。理性的で静かです。
 冬生まれの人は、裏側にパワーを秘めた人が多いのが特徴です。また忍耐強さや冷静さはもちろん、とても頭脳明晰でクールです。悪くすると少し冷たい人になります。

 日干「辛」は宝石の質、冬の終わりに生まれています。雪の降る冬の日に枯草の根元に身を隠す宝石です。
 冬生まれの金性にとって氷を融かす火性がまったくありません。大運にも60代を超えないと火性が現れません。冬生まれで火性がないのですから非常にクールです。
 宿命の年支「亥」の中に宝石を磨く壬水があります。この壬は母の場所ですから、母による影響力が大きいとみえます。この方は金正恩氏です。




「秋の干支絵」

 秋になると、空気が乾燥して澄んできます。秋は作物が実り刈り入れの季節、そのため秋生まれの人(申・酉・戌月生まれ)は、現実を重視する割り切った(ドライな)質が備わります。
 秋のシンボルカラーは「」です。また秋を「白秋」と言います。生涯において人間的に落ち着き深みの出る年代、おもに50〜60代の壮年期を指します。
 秋生まれの木性は、根に養分をためていく性質のため、隠れたパワーを持っています。
 秋生まれの火性は、周りに爽やかさを与える存在です。
 秋生まれの土性は、養分不足から、好き嫌いが多くなります。
 秋生まれの金性は、自己主張が強くなります。時にワンマンにもなります。
 秋生まれの水性は、とても澄んでいます。浄化する力があります。
 秋生まれの人にとって、火や水があることで救いの人生になります。自分の干支絵にあればとても恵まれています。自分の干支絵に足りない、または必要な五行を持つ人との関りは人生においてとても重要です。守護神の人と一緒にいると心が落ち着き、自然体で居られます。お互いに守護神になる相手はとても貴重です。

 日干「戊」は山の質、秋の終わりに生まれています。落ちた枯葉が堆肥になるためには、太陽の日差しが必要です。年干に「丙」があります。土性が三つあり、寅の樹木や子の雨があり、見事な山なみです。この方はジャンプの高梨沙羅さんです。




「夏の干支絵」

 夏の季節になると、太陽の強烈な光と熱で気温もグングン上がります。夏は燃えるような(ホットな)季節です。夏生まれの人(巳・午・未月生まれ)には、情熱の質が備わっています。
 夏のシンボルカラーは「」、朱に近い赤で「朱夏」と言います。赤は「赤ちゃん」というように、子ども、未来を表します。そして夏は人生の最盛期でもあります。
 夏生まれの木性は、表面はきらびやかですが、内容は不安定です。
 夏生まれの火性は、成長が旺盛ですが、疲労感も大きいです。
 夏生まれの土性は、乾燥すると砂になります。そのため少し変わった考え方になります。
 夏生まれの金性は、デリケートで傷つきやすい人です。
 夏生まれの水性は、真夏のオアシスです。人を呼んだり、招いたりと、人が集まってきます。
 夏生まれの人にとって宿命の三柱に水性(壬・癸、亥・子)があれば、恵まれています。蔵干(丑・辰)に隠れている場合でも少し助かります。
 もしどこにもなかったら、水性のある人と付き合いましょう。その人は守護神になる人ですから、友人、家族、恋人、配偶者など三柱に水性のある人です。もちろん、大運や年運に廻るとその時は救われますが、自分にとって守護神になる友人は貴重です。
 
 日干「乙」は草花の質、夏に生まれていますから水性が必要です。年支に亥の水性があります。癸(雨)水があれば最高です。
草花の隣には木陰になる樹木があります。そして少し遠くに宝石が光り、湖が見えます。日支は酉ですから、切り花にされるような美しい花でしょう。この方は藤原紀香さんです。




「春の干支絵」

 干支絵を描くときは、季節感がとても大切です。
 春は日ごとに陽気が増し、大地の草木が芽を吹きます。春は湿りのある(ウエットな)、もっとも成長する季節になります。春(寅・卯・辰の月)に生まれた人は、情に厚い質を持ち続けます。
 春のシンボルカラーは「」、緑を含んだ青です。「青」にまつわる代表的な言葉に、「青春」があります。青い春とは、まさに若い時代を言います。
  春生まれの木性は、どんどん成長します。物事のやりすぎ、勇み足が多くなります。
 春生まれの火性は、まだまだ弱く、人の助けを必要とします。
 春生まれの土性は、種まきの季節。耕されて初めて稼働力が出ます。何もしないでいると怠け者になります。
 春生まれの金性は、金の力が弱く、権力者の助けが必要です。
 春生まれの水性は、雪解け水が濁流となり氾濫します。そのため道を間違えやすいのです。
 干支絵は春の色・質をベースに日干を手前に持ってきます。次に月干、そして一番遠くに年干を描きます。十二支は本元に従います。

 例えば日干「丙」は太陽そのもの、月干「戊」は山です。太陽に近い場所に描きます。そして年干「辛」は少し離れた場所に、宝石が輝いています。また寅は甲(樹木)、戌は戊(山)、未は己(田園)です。季節は秋の終わり、山なみに輝く太陽、そして遠くには宝石が光っています。ちなみにこの方は眞子内親王です。




「干支絵」

 日干の五行によって気の流れを見てきましたが、さらに陰占を
イメージしやすい干支絵を描く手順を見ていきます。
下の表を参考に十干を自然の中で見ます。

五 行

十 干

十二支

辰戌

丑未

性 質

明暖

弧明

不動

広平

剛鋭

柔鋭

流動

暗流

自 然

樹木

草花

太陽

たき火

田園

鉄鉱

宝石

海.湖

雨.川

 陰占を自然の中に戻してみるとイメージが浮かび上がります。
月支はどの季節に生まれたのかを見ます。春(寅・卯・辰)、夏(巳・午・未)、秋(申・酉・戌)、冬(亥・子・丑)です。例の人は(未月)夏の終わりに生まれています。






司禄星
天胡星


貫索星
鳳閣星
龍高星


天禄星
禄存星
天印星











 自然に戻すと、季節は夏、乙(草花)二つ、戊(山)、己(田園)二つ、癸(雨・川)があります。
1枚の絵にすると、遠くに山なみが見えて、小川が流れ、そのすそ野に田園が広がっています。その手前にはたくさんの草花が咲いています。
この景色を頭に浮かべたとき、なんとなく癒されるような雰囲気があります。この景色こそがその人なりを表しています。
 次に陽占の星はその人の気持ちを表しています。
鳳閣星は楽しむ星、司禄星は蓄積の星、禄存星はお世話好きな星、龍高星は知性の赴くまま動く星、貫索星は自分を見失わない星です。
 干支絵は実際に描かなくても、頭に絵を浮かべてみるだけでイメージがつかめます。




「日干が水性」
 日干が水性の人

 土性(戊・己、丑・辰・未・戌)があると、人生が一本の道になります。水性は形がなく、土性の堤防が無ければ氾濫してしまいます。また、あまりに土性が多いと、進む道がふさがれてしまいます。
 金性(庚・辛、申・酉)があると、あれもこれもというように道が1本にまとまりません。放浪的で自由な人になります。戌・丑・巳の蔵干には少しの金性が隠れています。
 火性(丙・丁、巳・午)があると、現実的になります。本来の水性は精神的ですが、ある程度火性があることで経済面や社会的な面に関心を持ちます。未・寅・戌の蔵干に少しの火性が隠れています。しかし、火性がありすぎると水性はお湯になり、ジリ貧になります。
 木性(甲・乙、寅・卯)があると、木性の浄化作用で精神的な純粋性になります。木性が多いとずるくなれないということもあります。亥・辰・未があれば蔵干に少しの木性が隠れています。
 水性(壬・癸、亥・子)が日干以外にもあり、水どうしが多いと水は濁ります。要するに大人の知恵を持っています。丑・辰・申の蔵干には少しの水性が隠れています。
 水性は土性があることで人生がまとまります。
 日干「癸」に土性(己)があり道を作ります。金性は巳の蔵干に隠れた水源になります。火性(丙巳)が二つあり、現実性に流されます。また木性も二つあり水性が弱くなります。水性・金性の大運では力を発揮します。
 日干「壬」に土性(己)がありますが、水性(壬癸亥子)が多すぎます。それに水の水源の金性(酉)もあり、抑えの効かない氾濫状態です。土性・火性の大運ではバランスがとれます。




「日干が金性」
 日干が金性の人

 火性(丙・丁、巳・午)があると、とくに庚金は人間性の成長が早くなります。庚金は火性によって何段階にも成長します。未・寅・戌の蔵干に少しの火性が隠れていますが、大運に火性が廻ると人生観が変わります。
 土性(戊・己、丑・辰・未・戌)が多いと、金性は埋もれてしまいます。土性が多ければ多いほど才能が埋もれるのです。金性にとって土性は母親ですから、過保護は良くありません。
 水性(壬・癸、亥・子)があと、発想の転換が速くなります。特に辛金は水性で磨かれなければ輝くことができません。丑・辰・申の蔵干には少しの水性が隠れています。
 木性(甲・乙、寅・卯)があると、金性は木性を破壊します。金性というのは加工され道具として、役立つことが使命ですから、それが財力となります。亥・辰・未があれば蔵干に少しの木性が隠れています。また木性は多い土性を木剋土と剋し、金性を世の中に出してくれます。
 金性(庚・辛、申・酉)が多くあると、庚金は大きな塊になり動きが鈍くなってしまいます。戌・丑・巳の蔵干には少しの金性が隠れています。世の中で役に立つためには多くの火性が必要です。大運に火性が廻った時が活躍できるチャンスになります。辛金は壬水が廻れば輝けます。
 庚金は火性、辛金は水性(壬水)が必要とされます。金性は陽と陰ではまったく違った道を進みます。
 日干「庚」に金性が三つあり、動きは鈍くなります。火性(丙)は一つありますが、人間的成長を促すには一つでは足りません。若い時期の大運に火性が廻ると、大変身して運勢を掴みます。
 日干「辛」に水性が二つありますから、磨かれた辛金です。幼いうちから才能を見せるでしょう。辛金にとって火性はありがたくはないですが、未の蔵干に成長を促す少しの火性(丁)があります。




「日干が土性」
 日干が土性の人
   
 木性(甲・乙、寅・卯)があると、働き者になります。もともと土性というのは自分からは動かず、人が寄ってくるのを待っています。土性の本質は人を惹きつけ、他力的に動くのです。ある意味厳しい環境がないと稼働しません。例えば戊から玉堂星になる人は自分から勉強はしませんが、家庭教師などの他力的な力が働くと勉強に目覚めます。亥・辰・未があれば蔵干に少しの木性が隠れています。
 火性(丙・丁、巳・午)があると、放浪性になります。土性は火性によって熱せられ乾燥すると、砂になり風に吹かれて移動します。未・寅・戌であれば蔵干に少しの火性が隠れています。しかし火性が多いと砂漠地帯になり、人生が安定しません。
 水性(壬・癸、亥・子)があると、土性は固まります。発想や融通性はなくなりますが、非常に真面目になります。夏生まれの土性は水性が無いと人生がフラフラします。丑・辰・申の蔵干のなかには少しの水性が隠れています。
 金性(庚・辛、申・酉)があると、気配りのある性格になります。戌・丑・巳があると蔵干に少しの金性が隠れています。土性にとって金性は鳳閣星・調舒星ですから表現力です。
 土性(戊・己、丑・辰・未・戌)が日干以外にもあると、人生の壁が多くなります。木性(甲乙)が大運に廻るときは成功のチャンスです。
 土性は木性と水性がバランスよくあるのが良いとされます。
 日干「戊」に木性が二つありますから気働きになります。真面目に取り組む水性は辰・申に隠れています。金性が二つあり、相手に気配りもできる人です。秋生まれ(申・酉・戌)は火性の大運になると才能を発揮します。
 日干「己」に木性がありますから、働き者になります。水性が真面目さになり、金性の気配りもできる人です。土性が多いので人生に壁は多くなるでしょう。




「日干が火性」
 日干が火性の人
    
 水性(壬・癸、亥・子)があると、精神のコントロールができます。無い時は地支に丑・辰・申があると蔵干に少しの水性が隠れています。水は調整機能になりますが、あり過ぎると自分を発揮できなくなります。
 金性(庚・辛、申・酉)があると、努力家になります。地支に戌・丑・巳があると蔵干に少しの金性が隠れています。金性は「禄存星・司禄星」ですから財力になります。
 木性(甲・乙、寅・卯)があると、のんびりと遊びたくなります。木性は火性を助ける関係、木性が多いと自立が遅れます。地支に亥・辰・未があれば蔵干に少しの木性が隠れています。
 土性(戊・己、丑・辰・未・戌)があれば、動きが鈍くなります。土性は火性のエネルギーを吸い取りますから引っ込み思案になります。土性が多いと奉仕的になります。
 火性(丙・丁、巳・午)が日干以外にもあると、周りを自分のペースに引き込みます。地支に未・寅・戌があれば蔵干に少しの火性が隠れています。
 火性は水性と金性が一つずつバランスよくあるのが良いとされます。
 日干「丁」に癸亥(水性)が二つありますから、自分をコントロールし過ぎてしまうところがあります。甲寅の(木性)が二つあり、のんびりと趣味や遊びに流れます。金性は丑の中にありますから、結婚すると動き出します。
 日干「丙」に壬癸(水性)が二つありますから、自分をコントロールし過ぎてしまいます。地支は戌戌丑(土性)ばかりで引っ込み思案です。木性がないので奉仕的な人生になります。金性は地支の戌丑の蔵干に隠れています。見えないところで努力する人です。




「日干が木性」

 日干ごとに気の流れの特徴を見ていきましょう。
 日干が木性の人

火性(丙・丁、巳・午)があると、大らかさが生まれます。のんびりとか、優雅にとか、人間的な暖かさがあります。火性がないと冷たい人、少し陰気になります。地支に未・寅・戌があれば蔵干に少しの火性が隠れています。木性の人にとって火性は子どもです。子供が明るさ暖かさを運んでくれます。
 水性(壬・癸、亥・子)があると、品性が備わります。地支に丑・辰・申があると蔵干に少しの水性が隠れています。まったく無いとざっくばらんな人です。
 金性(庚・辛、申・酉)があると、現実に強い人ですが、目の前のことにとらわれてしまうことにもなります。地支に戌・丑・巳があると蔵干に少しの金性が隠れています。多すぎると自分を抑制しすぎてしまいます。
 土性(戊・己、丑・辰・未・戌)があると、自意識が強くなります。日干木性の人にとって土性は「禄存星・司禄星」ですから財力の星です。甲乙の人が財力を手にすると権力欲が強くなります。
 木性(甲・乙、寅・卯)が日干以外にもあると、友達との付き合い方に特徴が出ます。グループを作らず、一人ずつ付き合います。木性が多いと自分の世界があって、一人ひとりの友達という関係になります。
 日干が木性の人は、火性と水性がバランスよくあるのが良いとされます。また、ない時は大運に廻ることで、その時(10年間)は運が良くなります。
 日干「乙」に、丙(火性)と子(水性)があります。火の暖かさと水の品性が備わっています。土性が無いので安定感には欠けます。
 日干「甲」に、壬(水性)の品性がありますが、火性は戌(いぬ)の蔵干に少し隠れています。土性(戌・辰)が二つ、金性が二つあるので目の前の現実に流されやすくなります。




「五行で見る財禄」

 五行は図のような流れを持っています。これを気図法といいます。
   
 日干の気「自分」を中心に、自分を生じてくれる気は「知恵」、自分が洩らす気は「表現」、自分が剋される気は「攻撃」、自分が剋す気は「財禄」になります。縦方向は精神の気の流れで相生(そうしょう)になり、横方向は現実の気の流れで相剋(そうこく)です。
 日干「木性」の人は、西が「金」で、東が「土」です。木性というのは樹や草のことです。金性は金属の斧やハサミで、伸びすぎた枝葉を切り落とすために必要です。東の土性は山や畑の土ですから養分を与えてくれる土壌があることが財禄につながります。土は土地そのもの、日干が木性の人は自分からは動かないことが財になります。
 日干「火性」の人は、西が「水」で、東が「金」です。火性というのは太陽そして人工の火、真夏の日照りや火災に水性の水が無くてはなりません。東の金性は火で金属を加工することで財禄につながります。金は攻撃、日干が火性の人は自分から動くことが財になります。
 日干「土性」の人は、西が「木」で、東が「水」です。土性というのは山や畑の土、樹木や草(作物)を育てることで土が活性化します。東の水性は乾燥を防ぎ水の栄養を与えますから、水性が財禄につながります。水は知性、日干が土性の人は研究心が財になります。
 日干「金性」の人は、西が「火」で、東が「木」です。金性というのは鉄鉱石をいい、高炉の火で加工して斧やハサミなどの道具になります。東の木性は樹木ですからその草木を切り倒すことが財禄につながります。また陰の金性(辛)は宝石の原石ですから、掘り起こし水性の水で磨くことが財禄につながります。木は守り、日干が金性の人は守りの財です。他人の財の運用が上手です。
 日干「水性」の人は、西が「土」で、東が「火」です。水性というのは流れる水ですから形がありません。しかし洪水や津波に土留めとなる土性は氾濫を防ぎます。東の火性は水面に映る太陽や焚火です。水と火の対比(相手を引き立てる)が財禄につながります。日干が水性の人は中心人物になると良く動き財になります。火は伝達、儲かるとつい話してしまいます。
 現実世界において、「剋される五行」は自分を抑制する気(ブレーキ)、「剋する五行」は前進する気(アクセル)になります。横の五行が宿命に揃う人は現実世界でたくましい生活力になります。無いときは大運に廻ることで財禄の大運となります。




「宿命にない五行」

 宿命の五行を出してみて、そこに無い五行を見つけます。
十二支
本元












例 甲 丁 辛   木 火 金   木 火 土 金 水
   子 酉 巳   水 金 火   1 2 0  2 1

上の場合は五行のうち土性がありません。すると土性の安定感がないのでバランスをとりずらいということになります。
木性がないと… 守ることに弱く、脇が甘くなります。木性はウエットな質なので、木性がないと情に薄くなります。
火性がないと… 自己主張ができにくい人です。人のいうことは聞いても自分の事は言えなくなります。感情を表に出しません。
土性がないと… 中央の引力がないので、どちらかに偏ってしまいます。バランとをとるのが苦手です。
金性がないと… 方向転換が苦手です。一つのものをやるとそればかりになります。要領はよくないです。
水性がないと… 人の話を聞くのが苦手です。水性は秘密主義なので、ないと秘密が保てず、すぐにバレてしまいます。

上の例の人に土性(戊己丑辰未戌)の大運が廻ると、ない五行がカバーされバランスが取れます。
 甲 丁 辛 戊や己
 子 酉 巳 辰や丑など
 逆に、多い火性や金性が廻ると大きくバランスが崩れ、運勢は不安定になります。運勢の上がり下がりの差が大きくなり、上がればどこまでも上がり、下がれば落ち込みが大きいです(土性がないため)。自分にない五行を持つ人と一緒に暮らすのも手です。夫婦でバランスが取れれば、安定感がでます。二人の五行を足してみると、特徴が分かります。
 バランスがとれていた大運が終わり、バランスが崩れる大運になると、今まで良かったのにどうしてと不思議に思います。宿命で五行が二つか三つしかないという場合は運勢の波が大きい人です。四つ以上あれば、まあまあ平穏にいけます。




「天中子」
 
親の天中殺や、大運天中殺で生まれた子供は「天中子」といいます。天中殺期間というのは、天が味方しない時期です。その期間に授かった子供は親の子というより、天から預かった子と算命学では考えます。
 本来、子供は親の所有物ではありません。成人したら立派な大人として、社会へ送り出すのが親としての役目です。 子供が10歳くらいまでは、本当に可愛いものです。たくさんの愛情をかけて育て、同時に親として成長させても貰えます。
 ところが、天中殺で生まれた子供の場合は、親子の間が「不自然」になるため、「親の心子知らず」というように子供に通じず、子供もまた親を理解できません。そのため過度に甘やかしてしまったり、期待をかけすぎて厳しくなったりする場合もあります。子供の事を思えば思うほど空回りしてしまい、また子供の方も親をうっとおしく思ってしまいます。
 そんな「天中子」を持つ親が心得ることとは…
・子供の将来や進路を親が決めてはいけない
・親の跡を継がせたり、親と同じ道・仕事に就かせてはいけない
・子供に期待したり、老後の面倒をみてほしいとの希望を持たない
・互いに親離れ・子離れし、それぞれが自立する
・成人後は現実的な援助をしてはいけない
 そして成人したら早く実家を離れさせ自立させることが大切です。親の天中殺で生まれた子は独立心の強い子供です。
 私自身も兄弟を含め母の大運天中殺中に生まれていますから、思い当たることはあります。母も50代の頃から子供の世話にはならないと、金銭的準備を怠りませんでした。今にして思えば、運命を肌で感じて実践していたのだと思います。本当に不思議なものですね。




「同一中殺」

 同じ天中殺を持つどうしを「同一中殺」と言います。会ってすぐに気が合う間柄になり、生涯長く付き合えるようになります。お互い分かり合える良い相性なのですが、仕事関係や友人はともかく恋人どうしの場合は要注意です。
 とくに、「同一中殺」どうしが、天中殺で出会うと即大恋愛に発展しますが、その先そのまま結婚に進むのは問題があります。同一中殺の逆作用で、生涯憎んでも憎みきれないという間柄になりかねないのです。
 天中殺が同じという夫婦の場合、お互いのエネルギーを集中させることができると普通以上の協力体制を築けます。しかし二人同時期に運勢が大きく落ち込む事にもなります。もし、夫婦間に一度溝ができてしまうと、折り合う時点がなくなってしまいます。運命のサイクルが同じということは、心が離れても別れることが難しいのです。
 日干が「律音」の夫婦は同一中殺になります。たまにそのようなご夫婦はいらっしゃいますが、とても仲が良いように見えます。ふたりの天中殺の時期は重なりますから、それなりに注意しなければなりません。具体的には運の良い時にその運を使い果たさないこと、運の悪い時は動かずじっと我慢することです。
 六種類の天中殺の中でも「辰巳天中殺」どうしは、運勢のアップダウンが激しいため、同一中殺の影響が大きくなります。天中殺中、一番穏やかなのは「午未天中殺」です。




「相互中殺」

 互換中殺と名前は似ていますが、「相互中殺」は宿命とは関係ありません。個人対個人の複数関係において成立します。
A
癸  
申  


B
癸  
丁  


 Aの天中殺範囲がBの日支にあり、Bの天中殺範囲がAの日支にあります。これを相互中殺といいます。お互いがお互いを天中殺するため、まるで外国人どうしの出会いのようになります。持っている内面の気質、人生観、価値観などが異質となってしまいます。ですから、仮にも相性が良いと言えるものではありませんが、人生においては互いに助け合える間柄になれるのです。
 二人の動きは正反対の方向に向いていながら、自転車のペダルのように一つの目的に向かって進めるのです。そして、細く長〜く、いつまでも続く相性になります。この関係は職場や共同事業に良さがありますが、夫婦の場合はあまり良い関係ではありません。それは父親と母親が正反対の方向を有しているため、子育てに欠点が出てしまうからです。両親が全く正反対の価値観では子供が落ち着かないばかりか精神的にも大変です。
 相互中殺は二人で完全な形ですから、相互中殺が三人になったら破壊してしまいます。 




「互換中殺」

 生日天中殺があり、さらに生日干支の天中殺範囲が生年支にある命式を「互換中殺」といいます。
 壬  


 ↑上の人は日干支が「午未天中殺」で、年支をみると午(または未)があります。このようにお互いに天中殺がクロスしていることが条件になります。年干支は両親の世界ですから、両親と本人の定位置がお互いに不自然な間柄になっています。
 これだけでなんか嫌な感じがしませんか。親子といえどまったく意が通じない、理解しあえない状態になります。これは性格に欠点があるとか、親の教育がどうこうとかではなく、持っているエネルギーの差なのです。
 算命学では互換中殺を「初代の気」とし、親兄弟の力を借りずに自分一代で、新しい家系を作り上げていくいくエネルギーの持ち主なのです。「財運、名誉運が、無より出て有を作り、無へ戻される」とされています。 たまにお目にかかる人ですから、そう多くはありません。有名人では、舛添要一さん、石原裕次郎さんが互換中殺を持っています。一代運ですから子どもに後を継がせることはできません。
 この互換中殺の人は、生涯受け身の姿勢を保つことで波乱をさけることができますが、逆に太く短く生きることも可能なのです。どちらも選択はできるのです。

 宿命に何かしらの天中殺を持つ人は、後天運で天中殺が廻っても天中殺特有の災いはほとんどありません。俗にいう免疫があるため構える必要がないのです。平常はどこか浮いた感じ(自由)な人ですが、天中殺の時は妙に落ち着いた(普通)感じになるという、落ちがあります。彼氏が天中殺持ちの人だったら、この時に結婚など現実的なことに持ち込めます。




「生日天中殺」

 宿命の生年天中殺や生月天中殺と並んで、「生日天中殺」というのがあります。日支が天中殺に遭っているということで、年干支の天中殺範囲が日支にあることをいいます。
戊  
午未



 ↑上の人の天中殺は「午未天中殺」ですが、年干支の天中殺を見ると「子丑天中殺」になります。日支に丑がありますから、「生日天中殺」になります。年干支は両親の場所ですから、両親から見て不自然融合になり、理解できない子供、親に心配をかける子供になります。本人から見ると、両親に理解されないわけです。


 このような場合は、後天的に他家に養子に行ったり、祖父母に育てられやすい状態があります。そして本人が結婚して日支が強くなると、さらにこの「生日天中殺」の現象が起きてきます。生日天中殺を持っていて親の跡を取り、長男の役目を果たす時は、人生の至るところで行き詰まりを感じていくことにもなります。例えば、金正恩、皇太子徳仁親王なども生日天中殺の生まれです。逆に他家に養子(婿養子)に行ったり、祖父母と暮らすことによって自分自身も理解され、エネルギーの燃焼がスムーズにいくこともあります。算命学では子供は親の跡を継ぐものとは限っていなく、他家を継いだり、祖父母の跡を継ぐということもあるのです。

 このように宿命というのは、与えられた天分の役目が隠されています。かならずしも親子は密着することが幸せとは限りません。世の中の常識に縛られると算命学が理解できないと言います。
 また、少し違いますが、親子の間でも自分の天中殺が子供の十二支にある場合があります。そうすると天中殺は「虚」(有るようで無い)ですから、ストレートに通じないのです。天中殺というのは、ピンボケの写真のようなものですから、相手がハッキリ見えないのです。

干支表kansi.pdf



「干合で恋花」

 干合するとどうなるかです。
干合というのは、配偶者を探すときに見る方法で、まるで化学変化のように赤から青に変化してしまう現象なのです。
変化
性質
甲己 戊己 土性
庚乙 庚辛 金性
丙辛 壬癸 水性
壬丁 甲乙 木性
戊癸 丙丁 火性
 宿命の天干に「甲と己」があると、干合して「甲」は「戊」に変化します。「己」はそのまま変化しません。
 宿命の天干に「庚と乙」があると、干合して「乙」は「辛」に変化します。「庚」はそのまま変化しません。変化しない干はこの二つだけです。宿命の天干に「己」と「庚」を持つ人は、相手を変化させても自分は変わらないという、ある意味「頑固、変身しない、またはできない」ということになります。
 宿命の天干に「丙と辛」があると、干合して「丙」は「壬」に「辛」は「癸」にまるごと水性に変化します。
 宿命の天干に「壬と丁」があると、干合して「壬」は「甲」に「丁」は「乙」にまるごと木性に変化します。
 宿命の天干に「戊と癸」があると、干合して「戊」は「丙」に「癸」は「丁」にまるごと火性に変化します。
 干合が宿命にあると、変身上手な人です。状況に応じて演技ができる人ですから、天性の女優気質の持ち主です。
 干合が大運に廻ると、大運の期間中、別人のように振る舞うことになります。または気が変わりやすい人になります。年運に廻っても同じです。
 干合の関係になる人に出会うと、その瞬間にお互いが変化して恋が始まります。日・月・年干のすべてが相手によって干合されると、もうメロメロです。その相手が「己と庚」でしたら、恋の奴隷になってしまいます。干合はきっと魔法のスパイスなのでしょう。
 結婚は、干合が廻る大運・年運に恋愛体質になりますから、おおいに恋花咲かせましょう。




「宿命の特徴」

 五柱法と同じように宿命の三柱で特徴をつかみましょう。
例1
火 木 金
水 土 土
まとめると、木1 火1 土2 金1 水1
全ての五行が揃った命式です。このようにすべての五行が揃っていると、バランスのとれた命式になります。特別な才能もでないかわり、平穏な人生を過ごすことができます。五柱法でバランスが崩れても、大きな変動にはなりません。
例2
土 水 水
水 土 水
まとめると、木 火 土2 金 水4
二つの気しかない偏った命式です。
このように偏った命式の人は、才能があるのですが、運勢のアップダウンが激しいです。性格にも極端な面をみせます。後天運でバランスがとれると才能は隠れ、運勢は平穏になります。
例3
金 土 金
土 木 木
まとめると、木2 火 土2 金2 水
三つの気だけですが、同じ数になるため、命式内ではバランスが取れています。しかし、後天運が廻るとバランスが崩れてしまいます。また、後天運によっては才能がでる場合もあります。
 気が2つは才能型で、3つはやや才能型、4つ以上あれば平穏型です。算命学ではバランスのとれた命式を良いとします。平穏に行ける運命こそ理想としているのです。
 また、干合、合法によって五行の質が変わる場合があります。




「五柱法と健康」

 運勢を見る方法の一つに「五柱法」があります。
生年月日・大運・年運の五柱を並べてみて、五行のバランスをみます。その際、天干も十二支も五行(木火土金水)に分けます。天干・十二支は下の表にしたがってください。
十二支
本元















 天干(精神)→ 「火」「水」「火」「金」「火」
 十二支(行動)→「火」「木」「金」「火」「金」
まとめると、木1 火5 土0 金3 水1 になります。
10個の気の中で同じ気が4つ以上あると、過多になります。多すぎる五行は良さ(才能)にも、悪さ(破壊)にもなります。
 そして、5の火性と、0の土性に注目します。
多すぎる火性(心)は、激しい感情的な行動となり、健康面では高血圧や心臓病に注意が必要です。無い土性(脾)もまた、人や物を引きつける力が弱く安定感がなくなります。健康面では脾胃の消化機能の働きがにぶくなります。また、火性は金性を火剋金と剋すため金の行動力を抑え、健康面では肺の働きが低下します。
 五行の差が1つか2つぐらいまではやや安定の範囲ですが、差が3つ以上になると運勢的にも健康的にも要注意です。多い五行は意識して消化しなければなりません。「」は守る(自己範囲を守る)、「」は伝える(人と会話)、「」は引つける(愛する)、「」は攻める(働く、スポーツ)、「」は習う(良く学ぶ)です。
 健康問題は五行のバランスが偏ったとき、「害」が廻ったとき、「合法」ばかりのとき、注意しましょう。
 漢方のページと合わせてご覧頂ければ、なお理解が深まります。




「西方の星」


北方

西方
中央 東方

南方

 西方の星は配偶者の影響、自分のプライベート家庭の場所になります。そして物事の結果、蓄積です。また、西は時間的経過による老後にもなります。
貫索星が西方に出ると、「自我」という意味があります。老人の自我、頑固、自尊心になります。(黒柳徹子さん)
石門星が西方に出ると、「政治力」という意味があります。目的を持った和合、仲間になります。(福山雅治さん)
鳳閣星が西方に出ると、「趣味」という意味があります。あまり動かないでできる趣味、風流な楽しみです。(ジミー大西画家)
調舒星が西方に出ると、「あきらめ」という意味があります。少しスネたあきらめのよさがあります。(石原慎太郎元都知事)
禄存星が西方に出ると、「家族愛」という意味があります。家族に対する愛情が不言実行の奉仕になります。(フリーアナ古館イチロウ)ご家族の方は幸せですね。ただ家族に相手にされないと注意です。
司禄星が西方に出ると、「準備」という意味があります。災害などに備えるという感覚です。(小説家佐藤愛子)
車騎星が西方に出ると、「闘争」という意味があります。正義の味方的な激しいものを持っています。正道の戦いです。(安倍昭恵総理夫人・パククネ韓国前大統領)このお二人はまさにそんな状況に置かれている感じですね!
牽牛星が西方に出ると、「名より実」という意味があります。見かけよりも中身を重んじるというように実益主義になります。(小説家林真理子)
龍高星が西方に出ると、「放浪」という意味があります。東は目的のための放浪ですが、西は目的のない放浪です。(トランプ米大統領・稲田朋美防衛大臣・安倍晋三内閣総理大臣)
玉堂星が西方に出ると、「老人の知恵」という意味があります。老人的な暗さ、狡さのある知恵になります。(オバマ元米大統領・小池百合子都知事)
 このように、西方は結婚して家庭を持って初めて動き出す場所です。北方(父母)に生じられ、東方(社会)に前進し、南方(能力)に生じ、西方(結果)に過去となる。そしてふたたび北方(精神)へ終わるというように人生 を物語っています。中央の星は以前の解説をご参照ください。
 『人間の原点は宿命にあり』、悩んだら宿命に戻るというのが一つの処世法です。




「南方の星」


北方

西方
中央 東方

南方

 南方の星は自分に関わる目下、子どもの影響、また思考希望など、精神の始まりの場所になります。そして、能力にもなります。
貫索星が南方に出ると、「忍耐」という意味があります。南は庶民的な場所にもなり、自分たちのペースを乱すことなく耐える強さがあります。(小説家佐藤愛子さん)
石門星が南方に出ると、「和合」という意味があります。大衆的な和合、その時代に溶け込むことが上手です。(スケート羽生結弦)
鳳閣星が南方に出ると、「気楽」という意味があります。人生を悩まない、何とかなるだろうという感じです。(芸人大島美幸)
調舒星が南方に出ると、「芸術・芸能」という意味があります。見かけは明るくて派手ですが、内面に暗さを持ちます。(パククネ韓国前大統領・安倍晋三内閣総理大臣)
禄存星が南方に出ると、「自己宣伝の愛」という意味があります。自己愛が強いタイプです。(ミッツ・マングローブ・福山雅治)
司禄星が南方に出ると、「常識」という意味があります。平均的庶民の感覚を持っています。(小池百合子都知事・稲田朋美防衛大臣)
車騎星が南方に出ると、「野次馬」という意味があります。大衆的な攻撃力です。ムードにのりやすく、流行にも敏感に反応するタイプです。(政治家山本太郎)
牽牛星が南方に出ると、「自己宣伝」という意味があります。お世話好きなことから名を売ります。人間的に純粋で素朴なタイプです。(トランプ米大統領・橋下徹元府知事)
龍高星が南方に出ると、「芸術・創造」という意味があります。創造性豊で好奇心旺盛です。また、楽しみのための放浪が好きです。(古館イチロウ・モデルアンミカ)
玉堂星が南方に出ると、「アイデア」という意味があります。生活の知恵があり、機転が利くタイプです。(安倍昭恵総理夫人)
 星からわかることは、その人の持つ精神構造(思考)で「陽占」といいます。車に例えれば、どんな特徴や性能をもつ車か、そして、走る道(現実的な行動)の形を「陰占」といいます。ガソリンは十二大従星です。




「東方の星」


北方

西方
中央 東方

南方

 東方の星は母親、兄姉の影響、また学校、仕事、友人や恋人など対社会での場所になります。そして、未来への前進力です。
貫索星が東方に出ると、「独立」という意味になります。本来の頑固さに行動力が加わります。自分一人でできる仕事を選びます。(小説家佐藤愛子さん)
石門星が東方に出ると、「社交性」という意味になります。明るく派手な付き合いで人間関係に広がりがあります。(安倍昭恵総理夫人、稲田朋美防衛大臣)
鳳閣星が東方に出ると、「遊び」という意味になります。仕事も楽しみながらやっている感じです。一見不真面目に見られるタイプです。(トランプ米大統領)
調舒星が東方に出ると、「空想」という意味になります。本来の孤独な質が未来に対して心ゆらぎます。(小池百合子都知事)
禄存星が東方に出ると、仕事への「愛情」という意味になります。すぐ人にほれやすいタイプです。(女優黒柳徹子さん)
司禄星が東方に出ると、「節約」という意味になります。無駄遣いはしないしまり屋さんです。(歌手五木ひろしさん)
車騎星が東方に出ると、「短気」という意味になります。行動にスピード感があり、そそっかしいタイプです。(橋下徹元府知事)
牽牛星が東方に出ると、「若いプライド」になります。東は若さの象徴ですから、背伸びして肩を張るという感じです。(パククネ韓国前大統領)
龍高星が東方に出ると、「忍耐」という意味になります。目的のために我慢をするというタイプです。(コメディアン志村けん)
玉堂星が東方に出ると、「仕事の知恵」という意味になります。現実的な知恵が働きます。(安倍晋三内閣総理大臣)
 東方は若い時代を過ごす場所でもあり、そして外に発揮する行動にもなります。また、未来へ踏み出す際の方法(星)でもあります。




北方の星」


北方

西方
中央 東方

南方

 北方の星は父親や目上の影響、また支配、権力が強く出る場所になります。そして、最終的な老後の姿、精神の到達点です。それぞれ見ていきましょう。
貫索星は独立の星。北方に出ると守るために「頑固」になるという意味になります。ガードの固いタイプです。(小池百合子都知事)
石門星は和合の星。北方に出るとなんとなく自分のペースに引き入れる交渉上手です。「宗教性」という意味があり、シンの強さもあります。(小説家佐藤愛子さん)
鳳閣星は遊びの星。北方に出ると食べるに困らない「食禄」という意味があります。グルメなタイプです。(オバマ元米大統領)
調舒星は孤独好きな星。北方に出ると他人に壁を作り「孤立」するという意味があります。気難しい芸術家タイプです。(パククネ韓国前大統領)
禄存星は愛情の星。北方に出ると広い視野をもつ愛、「政治力の愛」になります。気前のいい親分タイプです。政治家に多いです。(安倍晋三内閣総理大臣)
司禄星は蓄積の星。北方に出ると「かくし財」といって、こっそりため込んでいるタイプです。ため上手ですが捨てられないタイプです。(安倍昭恵総理夫人)
車騎星は戦いの星。北方に出ると戦いの指揮をとる「間戦」タイプです。ゲーム好きです。(稲田朋美防衛大臣)
牽牛星はプライドの星。北方に出ると実より名をとる「名誉」を得るという意味があります。気品高いタイプです。(福山雅治シンガーソングライター)
龍高星は創造の星。北方に出ると時代を変える勢いで「改革」という意味があります。旅行好きです。(石原慎太郎元都知事)
玉堂星は知恵の星。北方に出ると、「伝統」を守るという意味があります。策略に長けていますから身をかわすのが上手です。また、広い視野をもつ学者タイプです。(トランプ米大統領)
 ということで( )内は今話題の人物の北方の星が一致する人を挙げました。さて、あなたの北方の星はなんですか? 




「年運の見方」

 算命学に興味を持つ方が一番、気になるのは自分の運勢だと思います。なぜこうなったのか、これからどうなるのか、とりわけ今年の運勢を知りたいと思うのは誰しも同じです。
 算命学では『日干を「心」とし、十大主星を「精神」、十二支を「肉体」と捉えます。肉体(時間)は東に生まれ西で終わり、精神(霊魂)は南から始まり北で終わるのです。そして、東が物事の生まれるところ、西が物事の終わるところです』 ですから、西と東は、年運に現れる現象を見るときに活用します
前進、未来、社会(仕事、学校、友人、恋人など外側の世界)
中央 手段、現在、精神(心の状態、家系の流れ)
西 後退、結果、家庭(これまでの蓄積、結婚、家庭生活、配偶者)

 年運は東西の位相法で運気の形を見ます。
 東は未来です。例えば東が「半会」だと寄り道したくなるような道です、「支合」は目的に一番近い道、「対冲」だと峠道、「害」は凸凹道、「刑」は山道のようなものと、形容できます。その内容は十大主星です。鳳閣星であればのんびり行き、車騎星であればスピードが出ます。
 十二大従星は主星をサポートするエンジンです。車騎星に弱い従性だと思ったように走れません、鳳閣星に強い従星ではのんびりどころか慌ただしい感じになります。が、「対冲」や「害」なら、慎重に進めば良いのです。
 そして、十二大従星には星の意味と点数があります。従星は宿命では性格になり、また三分法(初年・中年・晩年)として人生をサポートします。従星の点数は「陰占」を見るときにとても重要です。
 中央は形としては現れません。「支合」「半会」になれば自信がみなぎり、「対冲」「害」になれば不安になるという心模様を見ます。また、転勤などは中央が「対冲」になった時が多くなります。
 西は結果です。例えば西に「半会」だとこれまでの結果が大きくなります。「支合」は望み通りにまとまります。「対冲」だとこれまでの結果が壊れます。「害」は結果がトラブルや病を起こします。「刑」は争いが起こります。その内容は十大主星です。西は家庭の場所でもあるので、「半会」「合」になると独身者は結婚のタイミングです。
 ただ、「合法」が良くて、「散法」が悪いとは限りません。西が「害」になったからといってすべて病気になるということもありません。日頃から節制した生活をしていれば難を逃れるでしょう。反対に日頃から不摂生な生活を蓄積した人は、「半会」で病になります。悪い結果が大きく膨らんでしまうからです。ですから判定には過去からの状況も考慮しなければなりません。また、よく考えたら当たり前のことなのですが、どこで結果が出て、どこで進むのかが、分かるのが位相法です。
 
十二大従星点数表jyunidaijyusei.pdf



「異常干支の人」

 引き続き、宿命の「異常干支」について深堀しましょう。
前回も説明しましたが、↓の13種の干支が宿命の年月日にある場合です。



















 この干支を宿命に持っていると、特殊な、普通ではない部分を持つことになります。「普通」って何かというと「凡人」(平均的な)のことです。算命学では人間の幅が端からは端まであるとしたら、中間層が凡人で両端が「非凡人」になるといいます。要するに凡人の域を超えた人なのです。なので良くも悪くも秀でたものを持つのです。
 この異常干支が「日干支」にあるのが一番強く、次に「年干支」、そして「月干支」になります。ただ、宿命の位相法で「対冲」があれば、異常性は引っ込んでしまいます。「半会」「支合」があれば増大します。
 一般的には凡人の仲間入りした方が生きやすいと思うでしょう。なにしろ「凡人」は大多数を占める世界(常識内)ですから...。
 異常干支は異常な環境にいると目立たなくなるといいます。異常な環境とは、孤独な環境(天才の条件)、一般的な家族を持たない、家庭はあっても子がいない環境では異常な面は目立たなくなります。普通の世界を緑色だとしたら、異常性は赤色だから目立ってしまうのです。
 異常が悪いことか、良いことかは他人が決めることでは無いように思います。みんなが金太郎飴のように生きる時代ではないのですから、異常干支を持つ宿命を活かす生き方があってもいい、なぜこの干支を持って生まれたのかと、哲学的に考えてみてもいい。
 私自身、異常干支を持たない凡人ですが、息子たちには異常干支がありましたから、成長過程には「この子は天才ではないか(?)」と思うこともあったほど(笑)、変わった子供でもありました。それだけに本人は苦悶していたように思います。今は二人とも結婚して平凡に生きています。また、異常干支について話したことはありませんが...。
 官僚、政治家、お医者さんなどには異常干支を持つ人が多いようです。また、芸能人にも多いです。




「変剋律大運」

 大運には「変剋律大運」という大運があります。それを知る手がかりは13種の異常干支です。十二支の子(ね)・巳(み)・午(うま)・戌(いぬ)・亥(い)に集中しています。



















 大運の干支に(↑)二連以上続けて廻る時期を「変剋律大運」といいます。宿命にあれば異常性(普通ではない)を持つ人になりますが、大運にあると「準大運天中殺」になります。
 10代までの少年期に廻ると「天才型」になり、20〜40代に廻ると「陽転の型」といい、50〜70代に廻るのを「恍惚の型」といいます。ただし、宿命に異常干支がある人に変剋律が廻っても、あまり極端には影響しません。宿命に異常干支がない人の方が変剋律の影響が大きくなります。
 一連だけの場合は変剋律大運にはなりませんが、一連(10年)だけ廻っても変わった人とばかり知り合うとか、異常(=才能)な人に縁ができやすくなります。
 そしてこの変剋律大運は入ったときと、終わった後に波乱があります。宿命にある異常干支と違い、大運の場合はその大運が過ぎれば普通の人に戻るという期間限定の才能ですから、その廻っている間に大いに活かした方がいいと言えます。
 「大運天中殺」は現実苦があれば陽転し、「変剋律大運」は精神苦があれば陽転します。両方が重なった場合は「大運天中殺」を優先します。
 ご自分の大運にあれば、ドラマチックな人生として演出してみてください。




「家族の相性」

 これまで特殊位相の相性をみてきました。
まとめると夫婦、親子などの家族の場合は場所に関わらず、律音、納音、大半会があれば、縁の深い関係になり、家族として理解もでき、信頼も生まれます。どれも同じ天干を共通にしていますから、精神のつながりがあります。
 また、天干と地支をバラバラにして組み立てるスクランブル干支も共通干支になります。
 家族はどんな形であれ、共通干支があることで家族なのです。子供は父母の共通干支を持っていれば縁の深い子供です。
 問題になるのは、夫婦、親子間に共通干支が見つからない場合です。例えば親と共通干支を持たない子供は、親に似ない子供なのです。共通干支がない子供は親にとって育てずらい子供です。また、共通干支がない夫婦は、簡単に別れてしまいやすい夫婦です。共通干支があれば苦難を乗り越えられる夫婦です。しかし別れたいと思っても別れられません。
 昨日、中尾彬・志乃夫妻の終活をテーマにしたTVを見て、お二人の宿命に関心を持ちました。中尾さんは芸術家の星並びで、二度縁ですが、志乃さんは正夫だけです。どちらも子縁はありますが、あえて子供を持たないことを選択されたとのこと。共通干支はスクランブルで大半会があります。13歳年上の関白夫に尽くす志乃さんがりっぱです。もし、夫に先立たれたらという質問に対して、「何もやる気が起きないし、ご飯も食べないかもしれない...」と、悲愴にも答えていました。ご夫婦として密な時間を過ごされているのだと思います。
 夫婦は一生の付き合いですから、お互いの努力なしでは続きません。でも子供は成長の節目に送り出しましょう。




「天剋地冲の相性」

 「天剋地冲」は天干が陽どうし、陰どうしで剋し合い、十二支は対冲になるものをいいます。↓表参考
相手の天干  甲  乙  丙  丁  戊  己  庚  辛  壬  癸
自分の天干 庚・戊 辛・己 壬・庚 癸・辛 甲・壬 乙・癸 丙・甲 丁・乙 戊・丙 己・丁
十二支は対中(子-午、丑-未、寅-申、卯-酉、辰-戌、巳-亥)

 そして同じ空間において現象が起きやすいため、夫婦の関係、親子の関係に最も多く現れます。中でも夫婦の天剋地冲の場合は特徴があります。
 夫の日干支を妻が天剋地冲(妻のどこにあっても)する場合は、夫の役割が妻に移行します。妻が頑張って働き一家を支え、夫の役割まですることになるのです。夫は遊んで暮らし、妻が一家の犠牲となります。
 普通は天剋地冲する方が強いのですが、夫婦の場合は一体のため、自分の西を自分で剋してしまうからです。
 妻の日干支を夫が天剋地冲(夫のどこにあっても)する場合は、夫が働き蜂で犠牲運です。夫は家庭のこと、料理、洗濯まで全部することになります。妻は何もせず遊んでいて、夫は疲れ果て早死にするような感じです。
 実際こんな夫婦がいるのかと不思議に思っていたのですが、子どものころに近所にそれらしき夫婦が居たことを思い出しました。最近のTVドラマでは小泉今日子さんと堤真一さん主演の「スーパーサラリーマン」のようなものでしょう。あと「鬼嫁」シリーズとかですね。「天剋地冲」になる夫婦は意外に多いのかもしれません。
 月干支を「天剋地冲」される場合は、日干支の現実面と違い、精神的な苦痛になります。
 また、親子の場合はどちらにしても親が強くなります。子どもが一方的に犠牲運です。もし、子どもの日干を「天剋地冲」していたら、可能な限り祖父母に預けるなど、間に第三者を入れるのも方法です。しかし、子どもに天将星などがあれば負けないでしょう。あと身近な人で同居する場合も気をつけなければなりません。




「大半会の相性」

 お互いの干支が「大半会」になる相性です。
天干が同じで、十二支が半会すると「大半会」になります。

 男 ○○癸  女 癸癸○
 性 ○○酉  性 巳丑○
 自分の年干支と大半会する干支(日干支、月干支)の持ち主は、自分の人生を未来へ導く人です。自分の月干支を大半会する干支(日干支、年干支)の持ち主は、自分の夢を実現、拡大してくれる人です。自分の日干支と大半会する干支(月干支、年干支)の持ち主は、自分のいままでの結果を認めてくれる人です。これは日干支と年・月(干支)というように場所はズレていることが条件です。
 「大半会」というのは、異次元融合ですから思いもよらない方向へ行ってしまうということもあります。まったく違う世界とも手を組んでしまうのです。「大半会」の夫婦は、同じ目的に向かってお互いが利用し合って上がるため、お互いの理解度が深くないと、憎しみになってしまうことがあります。
 また、お互いの日干支どうしが「大半会」になると、一目惚れから大恋愛に発展する可能性があります。しかし、腐れ縁にもなりやすい相手です。
 共同事業などでの「大半会」は、どちらか一方が伸びている状態では、他方は犠牲になります。結果的に相手を踏み台にしてしまうのです。
 「大半会」の相性というのは、盛り上がるけれど、必ずしも良い相性とは言えないのです。ただ、縁が深い相手であることには違いありません。




「納音の相性」

 今回は「納音」の相性です。
「納音」は天干が同じで十二支が対冲している場合です。「納音」は音が納まる、落ち着くという意味があり、物事にブレーキをかけることをいいます。
年干支 未来・前進
月干支 中心 夢・想念
日干支 西 結果・蓄積

 相手の干支(月干支、日干支)が自分の年干支を納音すると、自分の未来にブレーキをかけます。よって外側へ伸びきれなくなります。相手の干支(月干支、日干支)が自分の月干支を納音すると、自分の夢や想念を抑えられます。相手の干支(月干支、日干支)が自分の日干支を納音すると、自分の結果や蓄積を抑えつけますから、一つにまとまったまま続いていくようになります。
 この納音はすでにあるものを守っていくという形には良い作用をします。もうすでにある家系や財産を守り続けるのは納音夫婦が良いのです。しかし、何もない状態でスタートした夫婦には発展性がなく、スタートした時のままの状態が続くことになります。日干支を納音されると自分の心や家庭がストップしてしまうのです。
 お互いの日干支どうしが「納音」の男女は、出会ったときから強く魅かれ合い、切っても切れない間柄になりやすいです。納音夫婦は精神が同じで行動は反対方向にある親の子育てに問題が出やすくなります。月干支どうしが「納音」すると、お互いの家系の質が正反対になり、結婚の場合は親族間に問題が起きやすくなります。
 「納音」の関係というのは、運が上がりもせず落ちもせず、平和といえば平和でもあり、一つに納まったままなのです。
 未来ある子どもにブレーキをかけてしまう親子納音は、あえて親元を離すことも必要でしょう。納音された子供は親にとって良い子の場合が多いですから、親子ともに離れがたいものはあるようです。ただ、親子は上下ですから、どうしても親が子を抑えてしまい、子ども自身の生き方ができずらくなります。
 「納音」は、宿命、後天運、相性と、その出方によって解釈に違いがあります。夫婦であっても親子であっても縁が深いことに変わりはありません。




「律音の相性」

 前回は精神と現実がそれぞれ働いた場合の相性をみました。
精神と現実が一体化したのが、特殊位相の相性です。人は精神と肉体が一致してこそ、大きな力が働きます。
 「律音」は、お互いの干支が同じになった場合です。お互いの三つのどの場所と一致しても「律音」になります。同級生などの場合は、年干支どうしが同じですから、それぞれの目的を持った対等の関係です。
 月干支どうしが同じになる「律音」では、友人であれば信頼関係ができると、友達として長い付き合いができます。夫婦の場合は、お互いの家系の縁が深い夫婦です。二人で共同の仕事をすると運勢が強化されます。
 日干支が同じになる「律音」は、兄弟と同じです。互いに分かり合えますが、夫婦の場合は一旦仲が悪くなると憎み合うようになります。憎み合いながらも別れることのできない「腐れ縁」にもなってしまいます。また、年の律音どうしはバラバラの方向を見ている友人型の夫婦です。日干支と年干支の律音どうしの場合は、片方は仕事に目を向け、片方は内側に目を向けるというように夫婦としてはいい相性です。
 親子で日干支が同じになる「律音」は、親が叶えられなかった夢や理想を子供に託すようになります。親が無し得なかったことを子供がやりとげるのです。
 「律音」は友人や恋人というように上下関係のない人間どうしには良い形です。が、上下の関係にある親と子、師と弟子、上司と部下などにあっては、対等が不自然さになってしまいます。
 律音があれば縁の深さになりますが、相手によってはそれが欠点になってしまうのです。




「相性」

 ここから相性についてみていきましょう。
身近な人との相性はとても気になります。相性には精神的な相性、現実的な相性の二つがあります。
 お互いの「日干」が干合すると、精神的に引き合います。
・甲の人との人は、お互いに干合して土性に変化します。
・乙の人との人は、お互いに干合して金性に変化します。
・丙の人との人は、お互いに干合して水性に変化します。
・丁の人との人は、お互いに干合して木性に変化します。
・戊の人との人は、お互いに干合して火性に変化します。
 例えば、丙の人が辛の人に出会うと、脳内で化学変化するように別の同じものに変化してしまいます。お互いに運命の人と思うわけです。しかし、己と庚に限っては相手を変化させますが自分は変化しません。この変化するということは、考えが変わる、価値観が変わるというようなことです。
 また、お互いの「日支」が(融合する位相)になると、現実的に相性の良い相手です。日支とは十二支(時間)のことです。これは十二支の「位相法」が基準になります。
 日支が「」になる相手は、まとまる相手であり、地味ながら仲良しです。日支が「」になる相手は、拡大する相手であり、派手さのある相性となります。日支が「」になる相手は、反対方向の相手であり、まとまることはありません。日支が「」になる相手は、病む関係にあり暗いムードになります。日支が「」になる相手は、争いごとが多くなります。
 男女関係では、日干が干合していると日支に(離れる位相)があっても離れられないということがあります。現実の生活(肉体)の相性は悪くても精神の結びつきが強固なため、気持ちを引きずります。
 また、「律音」「納音」「大半会」「天剋地冲」になる場合は、その作用も大きなものになりますので、次回に解説します。
 目に見えない「」というのは運命の赤い糸にもなり、悪縁にもなるのです。




「人生のポイント…」

 人生のポイントになるのが特殊位相法です。
特殊位相法とは「大半会」「納音」「律音」「天剋地冲」の4種類です。
 「大半会」は、干が同じで十二支が「会」になる関係をいいます。宿命が大半会になると、単独の行動が得意になり、周りとの和合を持たない人です。後天運に廻ると「大発展運」となり、廻りを巻き込んで大きく展開します。
 「律音」は、まったく同じ干支になることをいいます。宿命に律音があれば、二面的な面がでます。本人は全く意識していませんが、迷いやすかったり、考えが変わりやすくなるため、相手からそう見えてしまうのです。後天運が律音になると、物事の分岐点となり、「新たな道の出現」になります。
 「納音」は、干が同じで十二支が「冲」になるものをいいます。これは物事が一つにまとまるのです。宿命に納音があると用心深い人になります。後天運に廻ってくると、強度の分裂が起こり、「一区切り運」となります。過去からの流れに終止符を打ち、新たな流れを模索します。
 「天剋地冲」は、十二支が「冲」になり、干が相剋(陽同士、陰同士)するものをいいます。宿命にあると、表面ではそれほどではなくても、内面の運命世界では物凄いパワーを持っているのです。後天運に廻ったときは人生の曲がり角になり、「方向転換」せざるを得なくなります。年運では30年に1回しか廻ってきません。
 律音や納音は60年に1回の訪れですから、大半会、天剋地冲を含め「人生のターニングポイント」になるには違いないのです。
 良く出るか悪く出るかは現実の環境が優先されます。「納音」や「天剋地冲」が廻れば転換点になり、夢を育む環境では「大半会」や「律音」が廻れば新たなスタートとなるでしょう。
 これらのポイントをおさえ、環境を整えて人生設計に役立ててください。




「位相法」

 位相法について少し掘り下げてみましょう。
位相には(まとまる)と(離れる)があります。どちらも十二支の関係が基本になります。
 自分の生年月日の十二支の東は未来で前進、中央は心で立地、西は家庭で結果の場所です。それぞれの十二支が毎年廻る十二支とどのような関係になるかで、進むときと退くときが分かります。
西(日) 
中央(月) 
東(年) 
過去・蓄積・家庭 
現在・立地・心 
未来・前進・仕事

 

 「対冲」は向かい合っている、子と午卯と酉でお互いに反対方向です。ですから「」は変化、現状の気道修正をいいます。宿命にあると用心深い人です。
 「」は、子丑・亥寅・戌卯・酉辰・申巳・未午の6つの組み合わせをいいます。同次元の融合、想定の範囲内で思いが叶います。宿命にあると、ちゃっかり者です。
 「」は子未・丑午・寅巳・卯辰・亥申・戌酉の組み合わせで「合」を壊す関係です。トラブル、ストレス、病気を判定します。宿命にあると、肉体的に弱い部分を持っています。
 三つの十二支が三角形になるのが「三合会局」です。申子辰の水局、寅午戌の火局、巳酉丑の金局、亥卯未の木局の4つの組み合わせです。これは異次元融合といって全く違うものが固く手を結び結合します。宿命にあれば大きな器で実行力があります。後天的に成立すればそのときだけ、大きな力を発揮して冒険の時となります。
 また、三合会局の二つが成立するする場合を「半会」といいます。「」も異次元融合で、想定を超えた拡大となりますが、思いもよらない方向へ拡大してしまうリスクもあります。宿命にあると、まとめ上手な人です。仕切るのが上手く、盛り上げ上手でもあります。
 寅卯辰の春、巳午未の夏、申酉戌の秋、亥子丑の冬と連続した季節を「方三位」といいます。春は発芽(始め)、夏は成長、秋は収穫、冬は冬眠(思索)と三つの季節が揃うと、その季節の勢いが増します。
 「」が廻ると争いが起こります。勝負をするようなときに使うと良いです。「」は壊れる、物事にヒビが入るという感じです。「破」単独では大きな災いにはならず、他の散といっしょになると効力がでます。




「今年の運勢」

 今年の運勢をみてみましょう。今年の干支は「丁酉」です。
自分の干支「生日・生月・生年」を運命式の算出からメモしてください。宿命の干支が、今年廻る干支と、どんな関係になるのかをみます。
今年↓






壊れる 拡大
変化 融合 拡大


争い トラブル

生日
生月
生年
丁卯
辛丑
丙寅

 例えば、例の人でしたら、卯と酉=「冲」、丑と酉=「会」、寅と酉=「なし」になります。
日干支(西)は家庭・結果の場所に「冲」ですから、「変化運」です。よく見ると丁卯と丁酉は干どうしが同じですから、「納音」という特殊な位相になります。納音は一区切り運といって、これまで続いてきた何かを終わらせ、新しい道を模索する運気です。
月干支(中央)は心・立地の場所が「会」ですから、「拡大運」となります。心は安定した自信もあり、不安はありません。
年干支(東)は何もありませんから現状維持です。
 この人にとって今年は貫索星の年になり、自分を再発見するため、新たな決断をする年になる、といえるでしょう。
 大運は十大主星が背景となり、年運は現実の現象をみていきます。
 また、特殊位相は以下をご参考ください。
大半会…干が同じで十二支が「会」になる、「発展運」
律音…まったく同じ干支になる、「新たな道の出現」
納音…干が同じで十二支が「冲」になる、「一区切り運」
天剋地沖…十二支が「冲」になり、干が相剋する、「方向転換」
 自分の運勢を占ってみてください。コツは現状の中でどうつながるのか、感性をとぎすませて予想することです。また、位相法だけで良い悪いは判断できません。その人のおかれている状況によるところが大きいです。




「大運天中殺2」

 宿命に「生年天中殺・生月天中殺」を持つ人の天中殺現象について解説したいと思います。前々回、宿命に天中殺があると二重天中殺になるということを書きました。大運天中殺に関しても少し違った現象になります。
 宿命の「生年天中殺・生月天中殺」は、生まれながらに持つ個性の一つです。生年天中殺の人は、年干支である両親や仕事の場の枠が無いために広がりすぎて掴みきれません。生月天中殺の人は月干支である家系や自分の心の枠が無いために自分自身が掴みきれません。ですから、不安定なものを常に抱えています。それが行き過ぎてしまうと、理解されない原因にもなります。しかし、そこに常識を超えた大きな何かを取り込む可能性もある人なのです。
 ところが、大運に天中殺が廻ると意外や、常識的な人に変身します
 そもそも、この人には掴み難い不思議なフアフア感が常に出ていたはずです。掴もうとするとファッと飛んでしまうたんぽぽの種のような、というと叱られそうですが、、、。
 若い時に限らず大運天中殺が廻ると、男性も女性も現実感や安定感がでて、結婚したくなります。この20年間に家庭を持ち、サラリーマンとして着実に基礎を築くでしょう。そして大運天中殺が終わると元に戻りますが、家族を築いたという現実が無くなるわけではありません。しかも、本来の自分に戻りますから、本人としては複雑な心境には違いありません。お互いに同じ宿命を持っていれば理解し合えるでしょうが、宿命中殺がある人とない人では、そのギャップはとても大きなものになります。算命学では「同じ宿命をもって良好な相性」といいます。
 また、年の天中殺に関しても本来の自分ではないがゆえに、決定的な決断は避けるべきと思います。




「大運天中殺」

 左の「運命式の算出」から生年月日を入力すると、簡単に大運と年運を出すことができます。その大運の並びの中に、天中殺の十二支があると、「大運天中殺」になります。サイトの中では少し色がついています。
 この「大運天中殺」の場合は20年間にも及ぶわけですから、年運の天中殺とは違う解釈になります。これまでも何回か解説する機会はありましたが、平凡に過ごしたい人とチャンスとして活かしたい人とでは、捉え方が違いますので少し掘り下げてみましょう。
 天中殺運の構造は、平常運の構造とは大きな違いがあります。平常時は空間の枠がありその中を進みますが、天中殺の時はその間の枠がなくなり空間が大きく広がります。なのでふぁっと浮くような感覚になり気が大きくなる人や、不安定さから不安を感じる人もいます。
 この違いは大運に入る前にあり、運勢が落ちていた人は浮き上がるような感覚になります。また、運勢が好調だった人は下がるように不安感になるのです。
 運勢というのは波のように上がれば下がり、下がれば上がるという動きを繰り返しますから、ずっと幸運の人も、またずっと不運の人もいないのです。(いじめで命を絶ったというニュースを聞くたびに叫びたくなります。)人によっては波の周期の間隔に長短はあります。
 そこで、これまで不運だった人はチャンスとなるのです。思い切った行動(冒険)に出る事で思わぬ方向へと飛躍できるでしょう。逆にこれまで幸運だった人は運勢が落ちていきます。こんな時に焦って冒険をしてはいけません。できるだけ受け身の体制で乗り越えることです。(大運に入る前に被災地へ少しでも寄付をするなどは難を逃れるおまじないにもなります。)家族の中で誰かが大運天中殺になる場合も影響はあると思ってください。
 大運天中殺というのは、家族という船に乗る皆が助け合って仲良くしていればそれほど大きく揺れることはありません。




「宿命天中殺」

 宿命の十二支に天中殺のえとがあると、宿命天中殺になります。年にあると「生年天中殺」、月にあると「生月天中殺」といいます。天中殺の上に天中殺が重なり、二重の天中殺になります。
 この形になる人は、これまで解説してきた天中殺の「家系との関係」に変化が起こり現象が逆転します。
 親の後を継いでいく天中殺(寅卯・申酉・午未)は逆転して継げなくなり、継げないはずの天中殺(子丑・辰巳・戌亥)は継がざるを得なくなります。
 これは、ある意味とても複雑な心境になるのです。家系や親を大切に思いながら、その役割を果たせないのです。逆に親元から離れたいと思っていても、縛られ逃げられなくなるのです。
 ですから、どちらにしても自分の心に満足感はなく、自分の運命として受け入れざるを得ない状況に立たされます。
 しかし、世の中には例外もたくさんあります。辰巳天中殺なのに長男だから継がざるを得なかった人も、寅卯天中殺でありながら二男ゆえに継ぐ物がない人もいるでしょう。そんな場合は案外、配偶者がその役割を持っている場合があります。
 夫婦というのは、「運命共同体の船に乗っている」と言います。夫がイヤイヤ後を継いでいても、妻が跡継ぎ運を持っていることでまるく収まるのです。また辰巳天中殺の妻と一緒になることで、逞しい船になることもあります。まさに、「割れ鍋にとじ蓋」とは、どんな人にもそれにふさわしい伴侶があるという、それは算命的にも言えるのです。




「人生設計」

 算命学は「気」の学問で、気は「心模様」を表しています。目に見えない気を陽占という形によって、見えるようにしています。それが十大主星や十二大従星になります。
宿命の星は自分に備わった気がどのような資質を持つのか、またどのような性格となるのかを星として見えるのです。
「人は性格に無い人生は歩まない」、また「人は他人のことは見えても、自分のことは見えない」と言いますが、的を得た言葉だと思います。
 大運は自分を取り巻く「気」がどう廻るのかを教えてくれます。占いを上手に活用することで、人生設計を立てる一つの指針にもなります。一人の人間には、天中殺の範囲、十大主星と十二大従星の要素とこの三点を見ただけでも、すべてが一致するわけではありません。

牽牛 天極
牽牛 貫索 調舒
天南 車騎 天胡
戌亥天中殺
 例えば、戌亥天中殺の範囲は精神性で、十大主星は牽牛・貫索・車騎の現実星4つと調舒の精神星1つですから、性格は現実的な星が多く、十二大従星は二つが弱いエネルギーで精神的、一つは強いエネルギーで現実的です。
 このように一人の人間であっても矛盾があります。どの星も一人の人間の中では生きているのです。この星の方は若いころは精神的でも晩年に行くほど現実的になってもいくでしょう。
 私が算命学に出会って、15年近く経ちますが、今は陽占が一番好きですし、活用できると思っています。あまり深入りすぎても複雑になりすぎて活用ができません。占術の奥は深く複雑ですから、余計に迷いが出てしまうからです。占いは人生設計の参考に、そして人生は自分の意志で歩むのが一番です。




「天中殺の種類2」

 家系の流れを継承する天中殺とは別に、家系の流れには入らない天中殺があります。それは辰巳天中殺と戌亥天中殺です。この二つの天中殺はとても個性的で、家系のはみ出し者と言われます。
 辰巳天中殺は、枠にはまるのが大キライなアウトローです。人生は自分のものと言わんばかりに、自由を掲げて道を切り拓く逞しさがあります。ですから、辰巳天中殺の子どもには形苦しい常識が通用しません。したたかでユニークな天中殺ため超現実主義なのです。本能的に現実を見通す能力がありますから、理屈抜きで、お金儲けやスポーツの世界で頑張った人は成功していきます。いくら成功しても、自分一代運のため、子どもに後を継がせられません。
 戌亥天中殺も同じく家系から外れる天中殺です。この天中殺の特徴は「現実離れ」していることです。辰巳が超現実的なのに比べ、戌亥はとても精神的なのです。ですから、子どものころにどれだけ精神的な教育を受けたかが問題になります。若い時に精神的な面を重視した生き方をしてきたら運勢はおのずと上がります。逆に現実だけを見てきた戌亥は伸びません。そしてどんなに恵まれた生活があっても現状に満足できず、逃げ出そうとします。それが「現実逃避」や「現実味のなさ」につながります。戌亥天中殺には宗教家や医者が多く、夢を描く小説家そして映画やドラマを作る脚本家にも多いのです。
 この、家系から外れる天中殺は、家系の流れで生きる天中殺とは違い、個人の能力で生きる力を与えられているとも言えます。子丑天中殺は初代のため自分の努力によって伸びていきます。そして遊び好きですから、人間関係も遊びながら作ります。寅卯や申酉そして午未は先祖や家を大切にするのです。それぞれ、あるもの、ないものとバランスが取れているのだと感心させられます。
 天中殺に共感できたら、BBS掲示板にお立ち寄りくださいね。ちょっと違う場合も次回から書いていきます。




「天中殺の種類」

 今回は天中殺について掘り下げてみましょう。
 日干支から見る天中殺には全部で6種類あります。子丑天中殺、寅卯天中殺、辰巳天中殺、午未天中殺、申酉天中殺、戌亥天中殺です。
 宿命を出すと必ずどれかの天中殺が左側に書かれています。分類された中では一番大きな枠組みが、この〇〇天中殺になるわけですが、じつは人生の大きなポイントを握っているのです。また、命式のえとに天中殺の12支があると、宿命的な天中殺となります。年支にあれば「生年天中殺」、月支にあれば「生月天中殺」です。その場合は少し複雑になりますから、徐々に解説したいと思います。
 子丑天中殺は初代の流れを持つ天中殺です。何事も自分の代から新しく始めることに運があります。つまり、早く親元を離れることが運が伸びる条件なのです。北が欠ける子丑天中殺は先祖や親からの財産を受け継げない人ですから、若い頃は努力して、中年以降は苦労が報われ成功を手にします。また、どちらかというとサラリーマン向きではありません。ですから、自分一代で成功する人には子丑天中殺が多いのです。目上や親との縁が薄い分、子どもや目下には恵まれるのです。宿命天中殺は別として、自分の好きな道を切り拓くことが使命であり満足につながります。
 寅卯天中殺は跡継ぎとしての役目を持つ天中殺です。親の跡を継ぎ、財産を守ることに運があります。ですから、親兄弟を大切にします。寅卯天中殺の子供がいたら、親の歩いてきた道をつないでくれる子です。ということは、親の運も伸びていくことの証明のようなものです。寅卯天中殺の人は行動的で働き者が多く、真面目です。しかし、母親(の愛)、兄弟、友人には恵まれないところがあります。逆に恵まれていると運が陰転してしまいます。でも家庭や配偶者には恵まれています。寅卯天中殺は二代目または三代目として、守る環境があれば満足度が高くなります。
 申酉天中殺は寅卯天中殺と同様、跡継ぎ運です。寅卯が守ることが役目であったのに対して、申酉には前進力があります。男女ともに家庭より仕事優先な面があり積極的に仕事をします。西が欠ける申酉天中殺は家庭運がありません。ゆえに家庭でくつろぐという感覚が薄く、あわただしい家庭を作ってしまうのです。しかし、家庭においても仕事においてもこれほどの働き者はいないのです。もし、寅卯と申酉の天中殺を持つ子どもがいたら、家系は安泰です。親の運気が強運であることを物語っているからです。
 午未天中殺は家系の最後を締めくくるのが役目です。最後ですからこれまでの先祖の流れを終わらせるため、親からは助けられるのです。そして親を大切にする気持ちが強いのです。南が欠ける天中殺ですから、子ども縁は薄く(子どもはいても)、どんなに財産を受け継いだとしても子どもに継がすことができません。午未は子どもに対しては薄情なところがあるのです。
 子丑天中殺から始まり、寅卯天中殺、申酉天中殺と続いてきた最後が午未天中殺となり、親の跡を継ぐ天中殺でした。ですから子どもの天中殺をみれば家系の流れが分かるのです。




「大運の読み方」

 大運の星について、もう少し掘り下げてみましょう。
大運の星は10年間続きますから、人生にとっては大きな影響を持つことになります。「十年ひと昔」ともいいますし、、、。
 大運の星から宿命の星がどのような関係になるか、またどういう環境になるのかをみます。年運はその時に起こる現象になります。


大運の星 星の本能と環境 人物
生星 1  2 剋星 1  2
貫索星(陽)  個人の守り・独立 自分・兄姉
調舒星・鳳閣星 禄存星・司禄星
石門星(陰) 集団の守り・和合 友人・弟妹
鳳閣星・調舒星 司禄星・禄存星
鳳閣星(陽) 集団の伝達・大らか 男の子
司禄星・禄存星 車騎星・牽牛星
調舒星(陰) 個人の伝達・孤独 女の子
禄存星・司禄星 牽牛星・車騎星
禄存星(陽) 個人の魅力・経済 父親
牽牛星・車騎星 龍高星・玉堂星
司緑星(陰) 集団の魅力・蓄積
車騎星・牽牛星 玉堂星・龍高星
車騎星(陽) 個人の攻撃・行動力

玉堂星・龍高星 貫索星・石門星
牽牛星(陰) 集団の攻撃・名誉
龍高星・玉堂星 石門星・貫索星
龍高星(陽) 動の習得・放浪

石門星・貫索星 鳳閣星・調舒星
玉堂星(陰) 静の習得・学問 母親
貫索星・石門星 調舒星・鳳閣星

 大運の星は、どういう環境になるのか、大運全体のムード(背景)をみていきます。星の特徴、そして星の人物に関することも、その大運中はかかわりが深くなります。例えば、玉堂星の大運であれば、母親とのかかわりが出てくるでしょう。
 また、大運の星から見て、宿命のどの星を生じ(無意識)、剋する(意識)かを見ます。上表の右端の生星・剋星が大運からみたそれぞれの星になります。星同士は「生星」より「剋星」が波乱(試練=成長)になります。例えば大運に玉堂星が廻っていると、宿命に「調舒星・鳳閣星」があればそこが波乱になります。
 また、その星が象徴する人物に関する出来事がクローズアップされることもあります。もし宿命に剋星が無ければ現象としては現れません(平穏)。
 宿命の星の東は外側、西は内側、中央は心、南北は精神です。そして必ず大運(星)から宿命(星)をみます。大運からみて宿命にどの方向に剋星があるかです。東にあれば仕事に関して、西にあれば家庭に関してとなります。南北中央は精神的な波乱です。あなたの大運はどんな環境で、どんな試練がありますか。
 大運の星シートdaiunhosi.pdf (改訂しました)




「星の特徴」

 今日は星の特徴について書いてみましょう。
主星のなかでは、「三大奇星」と呼ばれる星があります。「調舒星・車騎星・龍高星」の星たちです。いずれの星も動乱型で偏りが大きいのです。ですから宿命にあると、強烈な個性となります。「調舒星」と「龍高星」は芸術・創造が大きく、「車騎星」は闘争心を発揮します。
 また、従星では「無の世界」という星があります。宿命にいずれかの「天馳・天極・天報」という星が出ると運勢が揺れるということで心配になります。「天馳星」は魂が分裂して宇宙空間に帰る星ですから、中年期にあると、分離分裂するという影響があります。一つの仕事を守っていくのではなく、細かい仕事を複数掛持ちして多忙になるのです。また、家庭が分離してしまうこともあります。
 「天報星」は胎児の星です。天馳星とは逆で、なにもないところに、魂のかけらがどんどん集まってきていろんなこと、に興味がわくのです。だから「変転変化」の星といわれます。(中年期にあると変化しやすい。)
 「天極星」は肉体を離れる死者の星ですから、モノへの執着を捨てなければなりません。すべてをあきらめる気持ちが「お人好し」といわれます。(中年期にあると、あきらめることが起こりやすい。)
 宿命の従星は心を支えるエネルギーですから、宿命のどの場所にあっても、心の状態に影響します。無の星の影響は、けっして災難が突然やってくるのではなく、自分の心の中にその芽があるのです。だから、それを知っていれば大切なものを守ることも、自分の心ひとつでどうにでもなるのです。
 人生において大切なものは、運命に流されることなく、しっかりコントロールすることです。





「玉堂星」

 玉堂星は学んで知る知恵の星。「古典・伝統・学問・芸術・理屈・保守的・慈愛」。この星が宿命にあると、目上、とくに母親との縁が深くなります。龍高星が体験的に知識を広めるのに対して、玉堂星は古来の先人の知恵から学ぶ星です。ですから、古典や伝統といった古い知恵に関心があり、歴史などにも強く魅かれるでしょう。優れた思考能力を持っている人ですから、読書や学問によって知識を自分のものにしていきます。
 ただ、身をもって得た知識ではないところに博学ではあっても、現実的ではない弱点があります。しかし、理論建てて考える力は学問上なくてはならないものですから、学者や教育者の道へ進む場合も多いでしょう。そして、玉堂星は教えることが得意です。また玉堂星は母親の星ですから、慈愛に満ちて、母性も豊か、どことなく品性も備えています。芸術への創造性は枠をはみ出すことがないでしょう。
 大運に廻ると、静かな環境を求めます。クラシック調のBGMが流れているような感覚にもなります。日本古来の伝統的なものに触れたくなるでしょう。古典的な絵画や書物に関心が向けば、必ず運がよくなります。また、勉強したい、何かを知りたいというのも特徴です。
 子育てでも玉堂星を持つ子どもや玉堂星大運中であれば、家系図を作るなど祖父母とのふれあいが、玉堂星を陽転させるポイントになります。中年や晩年に玉堂星が廻れば、その10年間で勉強することは、当たり前の時の勉強より大きなものになっていきます。
 従星は龍高星と同様に弱いほど、ゆっくりとした安定を作ります。従星が強い場合は新しい方向へ創造性が出るのですが、波乱も大きくなります。
 年運に廻ると、 勉強や習い事を始める、資格取得に挑戦するなどの習得に良い時です。また、女性は母親になるタイミングの時にも。天中殺と重なったら、親の問題なども起きやすくなるでしょう。また自分が親の立場であれば思いが子どもに届かずイライラするかもしれません。そんなときは冷静になりましょう。




「龍高星」

 龍高星は動いて知る知恵の星。「改革・放浪・忍耐・離別・型破り・好奇心・冒険」。この星が宿命にあると、常に新しい世界を求めます。それが好奇心となってとどまることを知りません。あれもこれも知りたいという知識欲が大きいために、満足感を得ることがないのです。とくに南にある龍高星は好奇心が旺盛です。ですから龍高星は不平不満が大きいと燃焼度も大きくなります。また忍耐強い星ですから、我慢の末、開き直って爆発するのです。じ〜っと耐えている間はおとなしく見えますから、さぞ周りはビックリすることでしょう。ところが、本人にとって不平不満があるほど、龍高星の改革心が発動し、運勢を上げるのです。
 そのような独特のムードを持つ人ですから、型破りな人生となることも多く、少し変わったファッションセンスも持っています。古いものを壊して新しい世界をリードする代表
選手なのです。また、創造力が発揮されれば芸術の花も咲かせるでしょう。動物好きな人も多い星です。
 大運に廻ると、日頃の不満を解消するように自由奔放になるでしょう。その結果、海外、国内旅行に出かける場合も少なくありません。また、引っ越しをする、リフォームをすることで変化を楽しむこともあるでしょう。龍高星の大運は、なんとなくこれまでの生活を変えたくなるのです。小さなことでは部屋の模様替えも頻繁にするようになるでしょう。若い時に廻ったら、放浪することで得た知恵がその後の人生をバックアップしてくれます。
 そして従星が弱いほど知恵が豊かになります。また人間的なものも高まります。従星が強いと物事を知りたいという欲求はあっても、人から理解してもらえないような行動をしてしまいます。それが人間性を疑われることにもなりかねませんのでご注意ください。宿命の従星が弱いほど豊かな創造性を発揮する星なのです。
 年運に廻ると、これまでの生活に変化を求めます。転職したり、引っ越したり、または長い付き合いにピリオドを打つ場合もあります。これまで我慢してきた人にとってはこれとないチャンスの訪れです。もし天中殺と重なると、破壊的になり、壊すことで満足するようになります。龍高星は動乱の星です。




「牽牛星」

 牽牛星は集団で攻撃する星。「名誉・名声・プライド・自尊心・責任感・几帳面」。この星が宿命にあると、自尊心やプライドが高く、自分を高めようと努力する人になります。車騎星が個人で攻撃するのに対して、牽牛星は属する組織において、自分の立位置を考え集団に沿った攻撃をします。ですから組織人として体制の中で与えられた責任を全うします。
 子どもであっても、ルールを守ることや自分の立場を意識することに敏感です。また、負けん気が強く、それが競争心となるので学校でも頑張る子になるでしょう。特にかっこ悪い自分が大嫌いですから、常に美しくあろうとする美意識も高いのです。
 牽牛星のある人は、プライドの高さから特別扱いを受けることを喜びます。エリート意識が高い人たちなのです。
 大運に廻ると、これまでの努力に名誉を得る人、組織内で役職に就くなど、社会的な地位を与えられることが起きやすくなります。また結婚や家族に対しての「責任」を持つこともあるでしょう。牽牛星の大運にとって「責任」というキーワードはとても重要です。責任という重責があることで星の燃焼につながります。何でもいいから責任を持つと牽牛星の良さがでます。従星が大きいと、人気者になったり、人から注目されます。
 年運に廻ると、サラリーマンに限らず周囲の人から認められ、さまざまなお役目が回ってきます。牽牛星の年は、なぜか目立ってしまうのです。天中殺と重なったら、名誉が傷つくことが起こりやすくなります。とくに天中殺での結婚は間違った結婚、間違った相手選びになりやすいのです。




「星の位置」

 ここでもう一度、宿命の星の位置について解説します。

 10種の十大主星が宿命にあると、どのような性格になるかを書いてきました。主星が中央にあると、そのまま本質や性格になります。また、東西南北の位置にあるときも、その場所に応じて現れます。
 例えば、貫索星が中央に出ると「マイペース・努力家」という星本来の本質が性格となります。北にあると、「頑固・保守的」、南は「忍耐力」、西は「自我心」、東は「独立心・短気」となります。
 人間が一つだけの星であれば100パーセント貫索星の意味が現れますが、そのような人はまれで、10種の星のなかの2〜5種の星があらわれることになります。なので一人の人が色々な面を見せることになります。
 十二大従星は、年齢による心のかかわりあいを見ます。
・天印星(6)・天貴星(9)・天恍星(7)は子供っぽい星
・天南星(10)・天禄星(11)・天将星(12)は大人っぽい星
・天堂星(8)・天胡星(4)・天極星(2)は年寄りっぽい星
・天庫星(5)・天馳星(1)・天報星(3)は無の世界の星
 ※( )内の数字は星の点数
 宿命の3つの従星は、そのまま特徴として見ることができます。初年期に天胡星があればどことなく年寄りっぽい子どもです。中年期に天印星があれば、大人であっても子供っぽい人です。晩年期に天将星があれば、年取ってから最大の大人の星です。
 年代と星の矛盾に運命の謎が隠れているといいます。




「車騎星」

 車騎星は個人的な攻撃の星。「戦い、闘争心、行動力、一本気、真面目、正直」。この星が宿命にあると、ひとところでじっとしていることがてきない性分です。持ち前の行動力で現状打破するのは朝飯前。激しい気性と正義感の強い人です。竹を割ったように一本気な性格は、正直で裏表がありません。また、何事にも白黒ハッキリしなければ気がすまない性格は、時に損な役割を買って出ることもあります。負けず嫌いで気が短いので、人と争うことも多く、思ったことは持ち越すことができません。その場で行動に移し、後はさっぱりしているのが特長です。
 男女ともに決断力があって、よく働きます。机の上でする仕事より、体を使ってする仕事が好きです。営業職や技術職、スポーツ関連なども多くの車騎星が活躍しています。
 女性は主婦だけに収まってしまうとストレスがたまり、家族が振り回されてしまうでしょう。
 大運に廻ると、行動的になり、動きたくなります。働き盛りの人にとっては仕事で成果を出すチャンスになります。子どもであれば、部活動や受験に頑張れるでしょう。年配者は年を重ねても気力があり元気です。ただ何事もやり過ぎ、おしゃべりが過ぎると失敗することもあります。従星が強いと競争心となり、ライバルと競うような場面があるでしょう。若いほど大きく力を伸ばします。逆に弱ければ、一貫性を発揮できません。
 年運に廻ると、たいへん忙しい年になります。なかにはカラまわりになることもあるでしょう。天中殺と重なると、成果が出ず苦労が多くなります。良かれと思っても裏目に出てしまうことが多くなります。積極的な行動は控えましょう。




「司禄星」

 司禄星はモノを引きつける星。「蓄積・家庭・堅実・地道・倹約・貯蓄・金銭」。この星が宿命にあると、堅実に人生を歩む人になります。禄存星が周りの他人に愛情を注ぐのに対して、司禄星は家庭に愛情を注ぎます。身内意識が強いマイホーム主義であり、男女ともにとても家庭的です。
 この星の特長は何事もコツコツと蓄積することにあり、モノを大切にするコレクション趣味の人も多くいます。ですから、家族と気に入ったモノに囲まれて過ごす日常に価値観を持っています。
 そして、司禄星の根底には常に不安があり、その不安を埋めるために日々準備を重ねるのです。禄存星はお金を使うことが好きでしたが、逆に司禄星はお金を貯めることが好きです。そのために収入の大小に限らず倹約して少しでも貯めようと努力します。ですから若い時は質素でも、晩年には困らない生活を送れる人なのです。
 また、金銭に関係する仕事も適職になります。生活に関すること(マイホーム関連や保険)にも向いています。
 大運に廻ると、将来がとても気になってきます。司禄星は「不安」をキーワードとして動きだす星ですから、不安な状況の中にいると、どんどん蓄積していき、その大運中に財を成すことも可能になります。従星が大きければ積極的に現実を構築し、小さければ堅実に過ごすことが無難につながります。
 子どもが司禄星の大運にいたら、多少の不安を煽ってあげると、勉強でも伸びていきます。司禄星の子供に「大丈夫」と安心させては、ますますダメになるのです。
 年運に廻ると、マイホームの購入や貯蓄を始めるタイミングです。独身の人たちにとっては結婚の好機にもなるでしょう。もし天中殺と重なったときは、家庭が壊れる、破談や離婚などの危機にもなりかねません。安易な行動は慎んでください。天中殺になると、堅実さが薄れます。




「禄存星」

 禄存星は人を引きつける星。「愛情・奉仕・思いやり・人情・経済・回転財」。この星が宿命にあると、愛情深い人情家になります。禄存星はスケールの大きさがあり、その愛情は博愛精神、「来るもの拒まず去る者追わず」の人ですから、おのずと人が集まる星なのです。男性であれば親分肌、女性であれば姉御肌を発揮し、面倒見の良さが特長です。この星の財運は大きく入り、大きく出るという性質があり、使うと入るという流れをくり返します。それが経済を動かす原動力になり、企業家や政治家などには無くてはならない星にもなります。とにかくお金を使うことが好きです。使うことに価値がある星です。
 思考の根底には自分を認めてほしいという本能があり、子どもの場合は褒めて育てると伸びますが、厳しい親では自滅します。根はやさしい心を持っていますから、愛情という水をたくさん与えてください。愛情不足で育つと禄存星の良さが曲がってしまいます。
 大運に廻ると、男女ともに恋愛体質になり、魅力が増しますから、人を惹きつけるでしょう。俗にいうモテ期になり、恋愛を楽しむチャンス。また、この星が燃焼すると、財運を招き、自分が動かずとも寄せ集める引力となります。それには奉仕の心が大切です!
 そして、禄存星は中以上の従星との組み合わせで力を発揮します。経済力が身につくと同時に、人間的魅力が増します。逆に弱い従星では奉仕によって散財することが多くなります。
 年運に廻ると、お金の出入りが活発になります。不動産の売買なども起きてくるでしょう。もし天中殺と重なるときは、金銭上のトラブルに注意してください。読みが外れます。欲はださないこと。




「6調舒星」

 調舒星は個人的に伝える星。「孤独・繊細・想像・芸術・完璧主義・批判・デリケート」。この星が宿命にあると、感受性が強くロマンチストです。
 同じ火性の鳳閣星が人と楽しむのに対して、調舒星は一人の時間を楽しみます。それが人からの束縛を嫌い、集団から離れて生活をする傾向にもなります。反骨精神も旺盛、感情の起伏も激しい人ですから、少し扱いずらく気難しい人と思われることもあるでしょう。
 なんといっても、この星の特長は芸術性にあり、非凡な才能を秘めていることです。芸能・芸術・音楽・物書きといわれる世界で活躍する人の中には、調舒星を持つ人が少なくありません。この星の最大の性格は、好きか嫌いかのどちらかしか選択肢がないことです。好きであれば徹底的に好きになります。
 大運に廻ると、感覚的になり、孤独が心地良くなります。過去の出来事を回顧するなど、神経も敏感になってきます。調舒星は周りが暗い中で輝く月の光のようなもの。明るい中では見えなかったことも、目立ってしまいます。この星は個人的な意見の発表、そして書く、文章化することで燃焼されます。
 そして、調舒星は弱い従星との組み合わせになるのが理想です。人は人、自分は自分と心の世界が確立されるからです。逆に強い従星の場合は、他人のペースに巻き込まれやすく、周りが騒がしいのです。また、周りの人から見ると孤立することが不幸に見えても、本人にとっては幸福感が大きいのが調舒星の大運です。
 年運に廻ると、孤独で不安定な年になります。離別がある場合もあります。天中殺と重なったら、極端になりすぎないようコントロールしましょう。いつもと違う感情の変化に注意してください。




5「十二大従星」

 十二大従星について解説します。 

























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(注)周期は人間の生涯を表し、現実の出来事とは関係ありません。
 点数が低く弱い従星は精神的な豊かさがあり、芸術性や思考の強さがあります。反対に点数が高く強い従星は、現実的な力を発揮できますが、強い星ほど精神的な脆さがあり、落ち込むとなかなか這い上がれません。
 宿命の星の点数を合計して、10点以下(身弱)であれば現実を動かす力は弱いですが、大運に強い星が廻ることで、現実性がでてきます。ただし、その大運限りですから、次の大運への切り替えを考えていく必要があります。あえて無理はしないことも大切。身弱の人は欲がなく、身強の人は欲があります!
 宿命に一つでも10点以上の強い星(身強)があれば、現実を動かす力があります。大運に弱い星が廻っても、自力でいけるのが強みです。
 自分(子ども)の強みは何かが分かれば、進む道が見えてくるでしょう。弱いからダメとか、強いからイイとは言い切れませんし、大数の中では強い人と弱い人がいて、バランスがとれます。しかし、1対1の場合は差が大きすぎるとよくありません。弱い方が振り回され疲れ果ててしまいます。人の場合は「寄らば大樹の陰」…とはなり難い!




4「鳳閣星」

 鳳閣星は見たままを伝える星。「自由・遊び・自然体・のんびり・おおらか・冷静・食禄」。この星が宿命にある人は、大らかな雰囲気と、遊び心を持った人です。のんびりしているようで、意外に冷静な判断力を持っています。それはどちらにも偏らないない、中庸な心です。鳳閣星は表現するという役割がありますから、基本的におしゃべりで話すことが得意です。それは見たままを実況中継するするように、観察力に優れます。職に就くならマスコミの世界や食に関する仕事などはピッタリです。
 なんといっても、無理をすることなく、あるがままに生きる姿勢は鳳閣星の一番の特長です。この星があると、どうしても太りやすくなります。無理に努力して痩せると運が下がります!
 大運に廻ると、表現したい気持ちが強くなります。それは遊びであったり、創作であったり、人に何かを伝えるという行為です。
 無口な人の中にいて、自分自身が代わりに大弁するという環境では鳳閣星の良さが発揮されます。反対に陽気な人に囲まれると、遊びに流されるだけになります。
 鳳閣星は弱い従星との組み合わせほど、精神的な豊かさとなり、ゆとりある生き方ができます。従星が強いと、ゆとりがなく、あわただしい生き方になります。のんびり平穏にいきたいと思いながらも現実は、忙しい生き方となるのです。また、この星が最大燃焼すると、物質運となって財運が転がり込むという現象が起きます!
 年運に廻ると、なんとなく余裕が生まれます。趣味を始めるなど、楽しむことに関しては鳳閣星に勝るものはありません。この年ばかりは出費がかさんでも楽しい1年を過ごしましょう。天中殺と重なった場合は、健康管理に注意しましょう。天中殺になると、おおらかさがなくなり、無理してしまいがち。結果、健康を害しやすくなりますから注意!




3「石門星」

 石門星は集団を守る星。「和合・社交性・仲間意識・リーダーシップ・政治・宗教」。この星が宿命にある人は、協調性があり、人付き合いが上手です。
 同じ木性の貫索星とは真逆になり、常に人間関係を重視するため、自分を押し殺しても人と和合する質をもちます。ですから、本心を表には出さない、大人のしたたかさを秘めています。
 貫索星が外側を固く強くするのに比べて、石門星は外が柔らかく誰とでも仲良くする反面、決して内面を見せることがありません。周りに友人はたくさんいても親友と呼べる人が少ないのが悩みです。加えて宿命に天将星があれば、集団の中心人物としてリーダーシップを発揮できるでしょう。政治家や宗教家の多くに共通する星です。石門星を持つ男性も女性も、家庭を省みないため家庭運が良くありません。女性に天将星や天報星があれば、なおさら家庭向きではありません。
 大運に廻ると、社交性を発揮し、人が集まりグループを作るようになります。守る人がいる環境では石門星が力を発揮し、星が輝くのです。強い従星との組み合わせになれば、集団を率いることで活躍するでしょう。もし、弱い従星の場合は守ろうとする力は持っていますが、和合性は弱くなります。宿命に強い従星があれば自力でカバーできるでしょう。石門星の大運の時は人の中に入る、人を守ることが功を奏します。この大運中は、人脈を活用して人の輪を広げるチャンスです。
 年運に廻ると、人づき合いの変化そして広がりのある年になります。
もし天中殺と重なった場合は新しい人間関係がわずらわしく感じます。トラブルにも注意が必要です。天中殺になると、反転して社交性が薄れます。受け身でいくことです。




2「貫索星」
 10年ごとに廻る大運の星は人生設計において重要なポイントになります。大運が何歳運かは、左の「運命式の算出」で生年月日を入れ大運の星を出してください。ただ、このサイトでは大運0歳と表示されますが、算命学では0歳運というのは無く、計算上0になった場合は1歳と定めています。ですから、初旬が0歳になった人は1歳としてください。大運は十大主星をメインとして、星のキーワードを活用します。十大主星は思考であり、十二大従星はエネルギーです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 貫索星は自分を守る星。「自我心・頑固・マイペース・努力・自立心・独立独歩」。この星が宿命にある人は、マイペースで努力家です。守りのガードも固く、我が道を行く人です。自分独自のペースで歩む人ですから、人に惑わされることも、従うこともありません。独立して仕事をする人や自営業の人も多いのが特徴です。また、守ることがテーマの貫索星には星の特長となる頑固さを磨くことが星を輝かせることにつながります。本人にとって思うようにならない環境であればあるほど頑固に磨きがかかります。
 大運に廻ると、自立心が旺盛になり、独立へのチャンスになります。宿命に貫索星が無い人も、貫索星の下では誰でも自我が強くなります。また、この10年間は自分を意識し、新たな自己を確立することにもなるでしょう。
 強い従星との組み合わせでは、貫索星の独立独歩が現実的になります。反対に弱い従星との組み合わせでは、守る力がジリ貧になり、独立したい気持ちはあっても実現には踏み切れません。しかし、もともと宿命に強い従星がある人は、自力でカバーできるでしょう。貫索星の消化は、大人も子どもも「守るものがある」と良好なのです。の時の環境をそのまま守ってしまうので、貫索星大運に入る数年前から環境をよく見直おしておくことが大事! (この星は変化が苦手)
 年運に廻ると、生活に新たな展開があり、人生の節目となるタイミングです。天中殺と重なったときは独立は避け、現状維持で過ごしましょう。天中殺になると頑固さが薄れ、それがかえって自分を見失ってしまうことになります。




占いの活用法

 算命学では、運命とは持って生まれた宿命と、それを取り囲む環境との接点に生まれるエネルギーの燃焼度合いである』と、最初に習います。生年月日、性別、時代や国、両親などは変えることのできない「宿命」です。同じ日に生まれる人はたくさんいますが、環境は人それぞれ、同じ人生を歩む人は誰一人いません。
 私たちは形ある世界に生きていますから、見えない宿命をいかに知り、環境と融合させていくことが開運につながります。『どうやって自分の持っている星に環境を合わせようか』という考え方が算命学の処世術です。

 自分(性格)を変えるより、環境を性格に合わせていく方が簡単なのです。頑固な星を持った人が、自分の頑固な性格を変えようと努力するより、頑固さを利用できる環境に身を置けば自分を活かす生き方ができます。性格は宿命の範疇ですから生涯変わることがなく、突き詰めれば運命は宿命(性格)がを握っているのです。
 そして、後天運「大運」からは、進む方向が示されます。なので目には見えなくとも、その道を模索しながら人は生きてゆけるのです。しかし大運には自分にとって楽なものだけではなく、試練となる大運も廻ります。若いうちの試練は人間的に成長させてくれますが、人生後半の試練は辛いものがあります。自分の人生はどんな流れなのか、わかっていると対策ができるでしょう。
 後天運の「年運」や「月運」は万人に共通の「社会の流れ」です。これも宿命の日干を通して、その年の傾向を読むことができます。環境と一致したことにはハッキリした現象が現れます。
 しかし、現実を無視した「占いありき」ではいけません。あくまでも現実がオモテであって、宿命はウラだからです。